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【会員の声】番外編 税理士法人アイユーコンサルティング副代表・出川裕基税理士(33歳)

今回ご登場いただくのは保険営業マンではない。相続事業承継診断士講座の講師を務める税理士法人アイユーコンサルティング副代表・出川裕基税理士(33歳)だ。「なぜ出川先生が?」と疑問を抱いたあなたの答えは、これからのインタビューで明らかになる。

(1)始まりは新聞勧誘

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西野
大学時代に読売新聞の勧誘、いわゆる拡張のアルバイトをしていたそうですね。
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出川裕基税理士
大学1年、18歳のときに始めました。
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西野
なぜ読売新聞の拡張を?
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出川裕基税理士
大新聞勧誘は基本的におじさんたちがやっていますが、読売新聞の場合、子会社が学生のバイトを使っていて、大学の友人に「儲かるからやりなよ」と紹介されたのがきっかけです。
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西野
新聞拡張は難しいとは思わなかったんですか。
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出川裕基税理士
はい(笑い)。
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西野
軽やかですね(笑い)。
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出川裕基税理士
失敗しても死ぬわけではないので。
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西野
そういうふうに考えることができる人は強いと思います。
事前のトレーニングはありましたか。
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出川裕基税理士
何もないです。1日の流れをビデオで見せられただけです。
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西野
新聞勧誘はどこでやるんですか。場所は毎回異なる?
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出川裕基税理士
毎日違います。たまに出張で北海道に行ったり名古屋に行ったり、大阪にも行ったかな。
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西野
えーっ!
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出川裕基税理士
みんな大学生なので半分遊びです(笑い)。
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西野
仕事はどんな流れですか。
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出川裕基税理士
販売店に集合して、その販売店主と大学生のリーダーが、それぞれの勧誘の範囲を決めます。集まるのは5人で、みんな大学生です。
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西野
何時の集合ですか。
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出川裕基税理士
12時です。それから20時までですが、16時ごろまでは時間を潰していました。だって、13時や14時は共働きの人は家にいませんから。
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西野
あっ、そういうことですか。確かに効率を考えると、12時から回ると体力を消耗してしまいます。

(2)効果を試す

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西野
一軒一軒ピンポンするんですか。
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出川裕基税理士
そうです。普通に「はじめまして。読売新聞です」と。
学生アルバイトというとあじさんよりハードルが低いですし、奨学金で頑張っているというイメージもあるかもしれません。
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西野
営業スタイルは自分で決めるんですか。
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出川裕基税理士
それぞれ自分のやり方でやっていました。無理矢理取るやり方もあります。「いいじゃないですか。取ってくださいよ」とこっちが強く出て。
そのやり方はカツカンとか言ってました。
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西野
カツカン? 恐喝の「カツ」に勧誘の「カン」を合わせた(笑い)?
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出川裕基税理士
そういうのもやって、どのやり方が効果が大きいかを試しました。
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西野
そこですね! 頭がカタいと、1つ決めてそれで一直線に進もうとしてしまいがちです。一番取りやすかった方法はどれですか。
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出川裕基税理士
奥さんの話を聞くように持って行くやり方です。

(3)自分の話をしない

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西野
どんなことを意識して話すんですか。
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出川裕基税理士
当たるときと外れるときがありますが、玄関は比較的開くので、自分の話をしないようスイッチしました。
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西野
相手に話してもらうんですね。例えばどんなふうに話を持って行きましたか。
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出川裕基税理士
子供がいる家庭が多いので、子供の話にスイッチしていくんです。例えば高校生や大学生くらいの子供がいそうだと思ったら受験の話をしてみたり、「自分はこういう大学に行っているんですが、どの大学を狙っているんですか」と聞いてみたり。相手の年齢に応じて。相手がお父さんだったら「どんなお仕事をなさっているんですか」と聞いたり。
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西野
すると相手がしゃべり出す?
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出川裕基税理士
そうです。もちろんこのやり方が合う人と合わない人がいると思います。当時はかわいい顔をしていたので、話しやすそうに笑顔を絶やさないよう意識していたと思います。コワモテの人が同じやり方をしても相手には通じないかもしれません。
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西野
相手からどう見られるかをよく考えていたということですか。
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出川裕基税理士
そこまでではありませんが、笑顔は意識していました。昔はかわいかったので。
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西野
いやいや、今も十分チャーミングです(笑い)。ところで、相手に話してもらっている途中で「新聞を取ってください」という話に戻さなければなりませんよね。
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出川裕基税理士
はい。でも、相手から「新聞勧誘でしょ。取ってあげる」という話になったんです。
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西野
理想的な流れです。
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出川裕基税理士
そう考えると面白いですよね。保険と同じです。

(4)断トツの成果というハードル

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西野
保険と同じというのはどういう意味ですか。
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出川裕基税理士
保険営業マンのキャッシュポイントは保険しかありませんから、財務という価値提供の対価として保険に入ってくれるお客さんがいっぱいいると思うんです。
保険に入らないとその保険営業マンがいなくなるから困る、という存在になることができるかどうか。
今思えば、私の場合は御用聞きというか、お話を聞いて、その対価として新聞を取ってもらえたのです。
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西野
話を聞くのが大変なこともあったのではないですか。
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出川裕基税理士
宗教の話が一番しんどかったです。いっぱいいました。
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西野
勧誘されるんですか。
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出川裕基税理士
そうです。
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西野
何と言ってその場を切り抜けるんですか。
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出川裕基税理士
しばらく聞きますが、もうそれ以上は。宗教の人からの新聞(機関紙)の購読のご依頼は取らないようにしていました。
こちらが嘘の住所を言う人もいましたが、そういう嘘はつきたくなかったので。彼らには彼らの信じるものがあって、いいと思って売ってくるので。
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西野
宗教ですもんね。
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出川裕基税理士
基本的にいい人ではありますし。そういう人を裏切るのはいやでした。
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西野
出川先生のお人柄が垣間見えます。ところで新聞勧誘はいつまで続けたんですか。
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出川裕基税理士
大学をやめるまでやってました。自分に合ってたんでしょうね。実際新聞勧誘のアルバイトをやめる人はすごく多くて。でも、残る人は優秀な人たちで、そんな人たちに出会えるのも面白し、話すのも面白いし。みんないい企業に就職していきました。
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西野
新聞勧誘で鍛えられましたか。
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出川裕基税理士
はい。まず、読売新聞社の子会社の上司に気に入られる必要がありました。販売店にはいい店もあれば悪い店もあって。
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西野
いい店と悪い店?
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出川裕基税理士
新聞契約ができる人ばかり集める店と、新聞契約が全くできない人ばかりを集める店があるのです。どの店に行かせるかという采配をするのが子会社の上司なんです。
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西野
成果を出すためには、いい販売店で勧誘するほうがいいわけですよね。
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出川裕基税理士
ところが、まず悪い販売店でほかの人より断トツの成果を上げるというハードルがありました。それをやると目に留まります。そのあとも、どうすれば彼(子会社の上司)を喜ばせるかという辺りに考えをシフトして、気に入られるといい販売店に行きますし、悪い販売店でも彼が責められない程度の成果を上げないといけないので。
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西野
そこまで考えるんですか!

(5)残る人はみんな考えていた

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出川裕基税理士
新聞勧誘は個人プレーなんですが、個人プレーではない面もあります。
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西野
どういうことですか。
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出川裕基税理士
5人くらいで1つのチームを組みます。上司が見るのは1人の成果ではなく、チーム全体としての成果なので、自分以外の4人にどうしっかり数字を上げさせるかということも考えてこなければいけません。
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西野
出川先生がリーダーとして全体を見るわけですね。
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出川裕基税理士
私が一番取れるので、しんどい店なら全員の合計数をみんなで平等に分けたり。
社会主義的なやり方ですが(笑い)。そうすれば、ほかの人に迷惑をかけないようにしなければとみんな頑張るものです。
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西野
対お客さんだけではなく、チームの人間の心理まで考えるわけですね。
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出川裕基税理士
そうやって仲間意識をつくったり、いろんなことを考えて、ある程度の成果を上げないと残ることができないんです。残る人はみんな考えていたはずです。
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西野
学生アルバイトとはいえけっこう厳しいですね。保険営業マンに似ているところがあります。
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出川裕基税理士
今思うと一緒ですね。たまにリーダーで入ると、その日だけで数千円もらえて、1位を取ると3万円くらいもらえるんですが、そのお金で「じゃあみんなで飯を食いにいくか」と使うほうがいい。今後も一緒にやることがありますし、評判の問題もありますし。
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西野
お金の使い方は大事です。
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出川裕基税理士
あとあと返ってきますから。麻雀などが非常に強い人と一緒に遊ぶとボロ負けするので嫌なのですが、彼が引っ張ってくれることもありますから付き合ったり。
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西野
新聞勧誘という仕事から考えた「営業」とは何でしょうか。
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出川裕基税理士
考えてやるもの。一人でやるものじゃない。この2つでしょうね。

(6)売れない人は

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西野
こなした数は大事ですか。
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出川裕基税理士
初めは真面目にやりました。勝手が分からないうちは全部しっかりと。
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西野
自分の型ができてくると?
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出川裕基税理士
サボり癖が(笑い)。
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西野
サボっても優秀な成果を上げていたのですから、すごいことです。
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出川裕基税理士
私は税理士試験の勉強と並行してやっていたので週2回でしたが、週7回やっている人もいました。稼げる人は月に100万円くらい稼げるので。そのまま就職してしまう人や大学を出てもこれで飯を食っている人もいたりして。
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西野
稼げる人は何が違うんですか。
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出川裕基税理士
2種類ありました。私は普通の中のトップでした。でも絶対に勝てない人が2~3人いて、彼らが何をやっているのか一切誰にも言わないので。天才というか。
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西野
稼げない人は何が原因でしょう。
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出川裕基税理士
売れない人は考えていない、試行錯誤をしていないと思います。
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西野
保険営業マンに通じる話ですね。その後税理士になって、独立する前に就職したんですよね。何を考えていましたか。
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出川裕基税理士
出世のことしか考えていませんでした。

(7)嫌われることの耐性

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西野
就職したのは何歳ですか。
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出川裕基税理士
22歳です。
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西野
若いですね。どんな仕事ぶりでしたか。
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出川裕基税理士
初めは勉強や残業を相当しました。営業に出るまでに3~4年あるので、仕事に没頭しました。残業時間は一番多い月で200時間ありました。
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西野
残業が200時間! ほとんど職場で過ごした感じですね。
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出川裕基税理士
そうです。徹夜はしょっちゅうでした。人の倍の仕事をしていましたから、たくさん仕事をして、たくさんの上司と出会いました。
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西野
上司から頼りにされたのではありませんか。
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出川裕基税理士
いえ、上司からは嫌われていたはずです(笑い)。税理士業界で22歳は圧倒的に若いので、鼻につく存在だったでしょう。「何も知らんガキが調子のってんな」という感じで見られていたと思います。
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西野
意外に逆風ですね。
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出川裕基税理士
しかも何も教えてくれない事務所なので、大勢が辞めていきます。私は9年ほど勤めましたが、同期50人のうち残っていたのは1人でした。それくらい辞めていくのです。
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西野
そんな事務所で最後まで残ったんですね。
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出川裕基税理士
何も教えてくれない事務所なので、上司のAさんから与えられた仕事をAさんに聞くことができません。そこでBさんやCさんに聞かなければならない。BさんやCさんに教えてもらうためにどんな関係を築けばいいか。税理士は嫌な奴が多いのですがその中でどうすればいいか。飲み会には積極的に出るなど工夫しました。
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西野
読売新聞の新聞勧誘アルバイトが役に立ったのではありませんか。
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出川裕基税理士
そうなんです。読売で学んだのは、ものおじしないことです。1万人以上に「はじめまして」と声をかけてきましたから、嫌われることに耐性がついていました。

(8)声をかける

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西野
教えてくれない社風(?)の中で、教えてくれる人をどう築いていったんですか。
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出川裕基税理士
まずこちらから与えることを意識していました。今の何も知らない22歳の自分にできるような雑用を積極的にしていました。
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西野
例えばどんなことですか。
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出川裕基税理士
「コピーを取ってきましょうか」とか「シュレッダーのゴミを捨ててきましょうか」とか。
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西野
自分から積極的に声をかけるんですね。
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出川裕基税理士
はい。声をかけます。黙ってやることはありませんね(笑い)。でも、朝早く出勤してみんなの机を拭いていたら、誰かが見たらしくて、「あいつが拭いてくれているらしいよ」と広まったことがありました。
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西野
なかなかできることではありません。そうやって毎日頑張っていたのに、なぜ辞めたんですか。
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出川裕基税理士
24歳か25歳のころからほぼひとり立ちして、営業を始めました。今やらせてもらっている相続事業承継診断士講座のようなことや事業承継などを全部一人でやっていたんです。ほかの人より断トツで早い年齢でそういうことをやっていて、27歳のときに事務所始まって以来最年少でマネジャーになりました。
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西野
出世街道まっしぐらですね。
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出川裕基税理士
すぐに抜かれましたが(笑い)。
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西野
(笑い)。しかし営業って何ですか。税理士事務所の営業、イメージが浮かびません。
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出川裕基税理士
その事務所は銀行の下請けなんです。銀行に営業して、銀行から得意先というか優良な中小企業を紹介してもらうのです。だから銀行に営業に行くんです。

(9)提供価値

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西野
銀行に営業に行く? 何をするんですか。イメージが浮かびません。
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出川裕基税理士
本店にも支店にも行きます。当時私が在籍していた事務所と銀行本部がアライアンス契約を結んでいて、銀行が私たちにお客さんを紹介して、こちらがお客さんと契約した金額の何割かをキックバックします。私たちがお客さんに直接営業することはありません。
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西野
しかし成果を上げるためには何かしたんですよね。
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出川裕基税理士
圧倒的にやりました。仕組みをお話しすると、1人が5~10の支店を担当します。「この支店はお前」と割り振られるのです。そこで、担当になった支店に営業に行きます。上がってきた案件は「この支店は出川が担当だから出川ね」と与えられます。
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西野
自分の仕事を増やすためにも銀行への営業が重要なのですね。
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出川裕基税理士
銀行がアライアンスを結んでいる事務所はほかにもたくさんあります。そんな中で選んでもらわなければなりません。となると、こちらから提供する何かがないとお話にならないのです。
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西野
五島さんが言う「提供価値」ですね。出川先生の提供価値は何でしたか。
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出川裕基税理士
まずは若さを“武器”にするしかありませんでした。例えば、圧倒的に駆けつける。伝言には即レスする。何かあれば手紙を送り、セミナーレジュメも圧倒的に送る。銀行員に対する勉強会も圧倒的にやりました。「フットワークが軽く、情報提供をいつでもしてくれる人」になったのです。そうすると、銀行からたくさんの仕事が来るようになりました。

(10)話し方教室に通った

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出川裕基税理士
銀行の支店ではセミナーをしましたが、どれだけお客さんが集まるか、どれだけ評価を得るか、これが支店の評価になるので、セミナーでの話し方などもめちゃくちゃ勉強しました。
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西野
話し方教室に通ったりしたのですか。
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出川裕基税理士
通いました。
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西野
そこまでやったのですか!
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出川裕基税理士
声の高さや話すペース、相手がどんな目をしていたら分かっていないかとか、重要なことはもう1回繰り返すとか、いろいろ学びました。
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西野
真剣に取り組んだ様子が伝わってきます。
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出川裕基税理士
話す相手の多くが中小企業の経営者で、話す内容は税務や事業承継ですから、特に事業承継は人が亡くなる前提の話なのであまり面白おかしく進めることはできませんでした。そういうのは今も苦手です(笑い)。
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西野
配慮が求められるのですね。
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出川裕基税理士
支店の同じくらいの年の人からは「相談しやすい人」のイメージがつき、セミナーの評価が高いとか案件につれて行っても成約率が高いとか印象づけて、ほかの税理士事務所よりうちの事務所が断然呼ばれるように、まずはしました。
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西野
ここで重要なことがあります。出川先生は「イメージ」や「印象」と控えめに語っていますが、成果を出したからこその「イメージ」や「印象」だということです。

(11)税理士が営業する

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西野
ところで今「まずは」とおっしゃいましたが、ということは「次は」があるんですね。
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出川裕基税理士
考え方で言いますと、銀行員には異動があります。その支店でどれだけ頑張っても異動があります。その行員の私に対する評価が高ければ、異動先の支店から「お宅の事務所の××さんではなく、出川さんに来てほしい」と指名をもらえる。そうすれば私がその支店にも行くことができるわけです。つまり私が担当できる営業エリアが広がるのです。
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西野
すごい。お客さんが勝手に出川先生を指名するわけですから、それまでの担当者は文句を言えません。
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出川裕基税理士
でも最終的には事務所のみんなから嫌われるんです(笑い)。やっかみがひどくなります。
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西野
そうなりますね。
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出川裕基税理士
くだらないですよね。「だったらあなたも営業の努力をすればいいじゃないですか」というような衝突はたびたびありました。
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西野
人は見た目で分からないものですが、それにしても軽やかで穏やかで優しそうな出川先生のイメージと全く違う話にびっくりしています。
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出川裕基税理士
営業成績は当然断トツになりますが、ほかの上司たちは自分のスタイルで偉そうにしていて文句だけ言うので、やっかみとしか思えませんでした。なので何とも思っていませんでした。それが27歳のころです。
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西野
税理士の出川先生に話を聞いていて驚いたことの1つが、税理士が営業をすることです。税理士という仕事と営業という仕事がつながるとは今の今まで思ったこともなかったので、本当に意外でした。
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出川裕基税理士
そうですね。私も就職するまではそうでした(笑い)。
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西野
営業したくないと思わなかったのですか。
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出川裕基税理士
思いました。新聞勧誘の営業をしまくって、「もう営業職はいやだ」ということで税理士を目指したといういきさつもありましたから。それなのに事務所に入ったら猛烈な営業で(笑い)。

(12)何をやるにも営業

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出川裕基税理士
でも、コミュニケーションは営業そのものですし、前の事務所は営業をしないとい生き残れない事務所で、今の税理士事務所も新規獲得ができないと生き残ることができませんから、何をやるにも営業なんだと学んだわけです。
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西野
仕事は営業に始まり営業に終わるのかもしれません。
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出川裕基税理士
新聞勧誘の経験がものすごく生きました。みんな頭でっかちで、それまでに営業なんかやってきていませんから、断られるだけでへこむし、ちょっと怒られるとへこむし、営業というベクトルで見るとみんなお話にならない(笑い)。うちの税理士法人アイユーコンサルティングが伸びているのは、税理士業界の中で圧倒的に営業ができるからだと思います。
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西野
出川先生が新聞勧誘のアルバイトをした読売新聞社は販売(営業)が滅法強い会社です。「(文字が印刷されていない)白紙でも売ってやる」と語った務臺(むたい)光雄さんは「販売の鬼」や「販売の神様」と言われていました。ではここで出川先生の独立の話に移りますが、なぜ独立しようと思ったのですか。
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出川裕基税理士
自分が駄目になると思ったのと、やりたい仕事ができないからです。
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西野
忙しすぎたのですか。
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出川裕基税理士
私たちにとって銀行がお客さんなので、銀行の言いなりの提案しかできないのです。「ぺんぺん草も生えないくらいやり尽くしてやった」と銀行員から言われたことがあって、それを聞いた瞬間「もう最悪だ」と。お客さんのことを何も考えていない。こんな奴らのために何で自分の知識を使ってお客さんを不幸にしなければいけないのかと思ったのです。このときの場面は今でも印象に残っています。27歳のときでした。

(13)中小企業のために

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出川裕基税理士
中小企業のために自分の知識を使いたいというのが独立のきっかけの一番の理由です。
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西野
独立に際して不安はありませんでしたか。
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出川裕基税理士
多少はありました(笑い)。前の事務所のような金看板もない状態で始めるわけですから、食っていけるのかなというのは当然多少はありました。
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西野
その一方で、厳しい営業経験をこなしてきた自信もあったのでしょう。
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出川裕基税理士
ありました。なので、一人でやるのではなく共同代表でやることにしたのです。不安はあるけれど、営業をすればめちゃくちゃ(お客さんが)できるとは思っていました。実際、税理士業界は初年度1000万円取れれば御の字だと言われている中で6000万円以上取れましたから。
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西野
それはすごい!
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出川裕基税理士
全然すごくありません。仕事が取れるということは、仕事をさばかなければならないのです。取れれば取れるほど労働倒産の悩みが出てきます。バックオフィスが必要になってきます。
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西野
戦場でどんどん先を行く部隊に対して食料や武器の後方支援がないと潰(つぶ)れてしまうのに似ていますね。それでアイユーコンサルティングを共同で始めたのですか。
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出川裕基税理士
私は副代表をしていますが、代表の彼は私より先に福岡で独立していて、ウマが合うので、「じゃあ一緒にやろうか」となりました。私はバックオフィスがほしかったのです。彼は彼で営業がものすごくできるので、福岡から東京に出たいと多少思っていました。しかし物理的に離れているし、彼が福岡を離れるわけにもいかず、そこで、お互いに口出しせずに、屋号を一緒にして仕事をしようというところから始めました。
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西野
アイユーコンサルティングの誕生ですね。そこから片っ端から飛び込み営業を。
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出川裕基税理士
やりましたね(笑い)。

(14)何とかしないと

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西野
具体的に教えてください。
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出川裕基税理士
3人で始めました。私と、前の事務所の部下だった男と、福岡のクライアントの娘さんを経理としてこちらにつけてもらって、この3人です。その時点で売上はゼロです。でも給料を払わなければなりません。
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西野
事務所を構えたら経費もかかりますよね。
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出川裕基税理士
そのとおりです。何とかしないとあかんという思いがありました。
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西野
そこで作戦を練ったのですね。
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出川裕基税理士
税理士業務を大きく分けると顧問業務や相続税申告、事業承継、成長支援などがありますが、私が当時できたのは顧問業務と相続税申告、事業承継の3つでした。しかし顧問業務では食っていけません。単価が安いのです。顧問業務を福岡でやるならいいのですが、東京で普通にやると食っていけないのです。
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西野
競合が多いからですか。
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出川裕基税理士
薄利多売になってしまって。東京で顧問業務で食っていくなら仕組みを考えなければなりません。例えば顧問料が年間50万円とすると、年収600~700万円の税理士では全然ペイしません。
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西野
労多くして功少なし、ということですね。
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出川裕基税理士
下請けを探して、利ざやというか仲介手数料というか、それでやっていくしかないので儲かりません。そんなことを私はしたいのではないので初めはやりませんでした。となると相続税申告か事業承継のどちらかですが、事業承継は難しい。ウェブではお客さんが来ませんし。
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西野
冷静に分析しています。
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出川裕基税理士
中小企業経営者を強くグリップしているのは誰かと考えると、当時考えたのは3者、税理士と金融機関、それに保険マンです。しかし始めたばかりの私に税理士が紹介してくれるわけがありませんし、金融機関との締結もない。保険マンの知り合いは当時まったくいません。事業承継は無理でした。
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西野
残ったのは相続税申告です。
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出川裕基税理士
前の事務所の時代は銀行経由しかなかったのでよく分かっていませんでしたから、相続税申告を受任する流れを考えました。亡くなった人を“川上”として“川下”まで調べていくと、まずは病院です。次が葬儀社。このあと年金事務所と役所、それから銀行と司法書士事務所と続きます。
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西野
リストアップして、あとはどこに営業に行くか、です。
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出川裕基税理士
まず病院への営業は不謹慎すぎて無理です。亡くなったあとご遺族に税理士を紹介してもらう、というのはちょっと……。次は葬儀社ですが、葬儀社への営業は当時の私にはできませんでした。年金事務所と役所は公的機関ですから無理です。こうして残ったのが金融機関と司法書士事務所だったのです。口座を凍結するために銀行に行く人は少し分かっている人で、分かっていない人は司法書士事務所に行きます。「亡くなったら相続相談」というような広告がいろんなところに出ていますから。最終的に司法書士事務所に営業に行こうと決めました。

(15)お菓子を持ってアポなし突撃

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西野
司法書士事務所にどんな営業をしましたか。
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出川裕基税理士
私の出身地である川越市(埼玉県)には西武新宿線と東武東上線が通っています。そのすべての駅の、すべての司法書士事務所を調べて、相続専門を謳(うた)う司法書士事務所を1つ1つピックアップして、お菓子を持って、私と長野(現アイユーコンサルティング東京事務所長)とアポなしで全部突撃しました。
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西野
お菓子を持って行ったのですか。
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出川裕基税理士
手土産も持たずに行くのはちょっと、と考えたのです。1つ3000円くらいだったと思います。
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西野
いきなりの訪問、どうでしたか。
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出川裕基税理士
皆さん意外に話をきちんと聞いてくれました。営業に来る税理士などいないので、興味を持って聞いてくれたのだと思います。その中で提携したのが5~6事務所ありました。3分の1くらい提携してくれたはずで、悪くない数字です。
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西野
同じ士業という安心感や信頼感もあったのではないでしょうか。
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出川裕基税理士
話を聞いてくれて、「ではとりあえず仕事を振ってみるか」という展開になったりしました。運がよかったのは、私は川越市の松山高校卒業なのですが、松山高校と川越高校は進学校として地元ではそれなりに有名で、川越高校卒業の人が独立開業していたり、知り合いではないけれど松山高校の先輩が独立開業していたりしたことです。
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西野
高校の話を出したのですか。
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出川裕基税理士
名刺にそういうのを全部書いていたので、それを見て「おお! 後輩か!」と話が膨らんだりするのです。
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西野
共通点ですね。
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出川裕基税理士
そうです。共通点を探すために名刺に書いたのです。そうすると、そこで仕事を振ってくれることもあり、初月から200万円以上の売上が立ちました。
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西野
すごい!
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出川裕基税理士
まぁ大丈夫だなと、とりあえず安心しました。これで2~3カ月は大丈夫だろうと安心したのです。だからといってその先どうなるかは分かりません。そこで2カ月目くらいから別の営業をどんどん始めていったのです。

(16)ギブアンドギブ

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西野
別の営業、ですか?
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出川裕基税理士
すごく泥臭いことをしました。近くの銀行を全部回って口座をつくりました。そこで支店長に会わせてもらって、勉強会を開かせてもらったりしてご縁を繋(つな)いだのが1つです。
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西野
そこまでやったんですか! 行動力がすごいです。2つめは何ですか。
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出川裕基税理士
とにかくいろんな人に会いたかったので片っ端から飲み会に行きました。
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西野
飲み会をどう探したのですか。「飲み会どこかでやってませんか?」と片っ端から声をかけていったとか?
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出川裕基税理士
そこが思い出せなくて(笑い)。フェイスブックなどを見て若手の士業の会などに全部顔を出したような気がします。独立したての人が集まるような会にもいろいろ行きました。週5は飲み会に行っていました。
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西野
週5! 体力勝負です。
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出川裕基税理士
1つの会で出会った人脈を別の会に紹介できますから。私はどんどん横に広げて、いろんな人に会って名刺を配りました。
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西野
名刺を配った人数に応じて仕事が広がりましたか。
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出川裕基税理士
仕事の規模は大きくはありませんでしたが、会えば会うだけ仕事は来ます。そこで大きく稼ごうとは思っていませんでした。相続が得意な税理士は少ないので、相続の案件はいろいろ来るのです。仕事にならない案件も来ます。例えば「おじさんが死んだんだけど、どうすればいいか分からない」とか。富裕層ではなくても相続の手続きは必要ですから、司法書士に案件を振るのです。
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西野
あっ!
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出川裕基税理士
ギブアンドギブです。与え続けることを1年間やりました。

(17)私の仕事の哲学

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西野
人間交差点ですね。
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出川裕基税理士
そういうことをし続けていると、業界紙の目に留まったりしました。でも転機は五島さんに出会ったことです。私の仕事の哲学は五島さんの軸で完全に固まっています。
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西野
エフピーステージは毎週ズーム会議をしているのですが、五島さんが口を酸っぱくして言っていたのが「利他の精神」です。出川先生の考え方と行動も、どうすれば相手の役に立つことができるかという思いでやってきた五島さんと重なります。
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出川裕基税理士
それまで言語化できず、ただただ行動していたのですが、五島さんと出会って言語化されたのだと思います。完全にしっくり来たのです。
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西野
これまでやってきたのは。
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出川裕基税理士
まさしく継続貢献営業?です。

(18)すべての因はわれにあり

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西野
一方で継続貢献営業(R)ではなかった新聞勧誘の営業はかなり大変だったようですね。
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出川裕基税理士
殴られたことはさすがに……いや、あった(笑い)。
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西野
あるんですか!
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出川裕基税理士
はい。営業がしつこかったのでしょうね。女性に背中をバシバシ叩かれて追い出されることはしょっちゅうありました(笑い)。
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西野
(爆笑)
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出川裕基税理士
酔っ払っている人からビールをかけられたり(笑い)。
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西野
(爆笑)
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出川裕基税理士
庭でホースを使って水やりをしている人がそのホースをこっちに向けて水をぶっかけてきたり(笑い)。
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西野
(爆笑)
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出川裕基税理士
警察を呼ばれたこともありました(笑い)。
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西野
(爆笑)。そんなとき落ち込まないのですか。
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出川裕基税理士
落ち込みません。だって、そうされるだけのことをこっちがしているのですから(笑い)。
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西野
そう思えば納得がいくのですね(笑い)。
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出川裕基税理士
むしろ「ごめんなさい」という気持ちです。
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西野
傷つかないのですか。
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出川裕基税理士
全く傷つきません。
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西野
1981(昭和56)年に『ダイアモンドは傷つかない』という小説が発表されて話題を集め、のちに映画にもなりましたが、傷つかない出川先生はまさしく「ダイアモンド」ですね。
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出川裕基税理士
すべての因はわれにあり、という言葉が私は大好きなのです。身の回りで起きるいいことも悪いことも自分に起因すると思っていますから、そうなるということは、私の話し方や営業の仕方が悪かったということなのです。
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西野
非常に前向きです。
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出川裕基税理士
前向きでないとやってられません(笑い)。普通に考えても営業の大半はいやなことですから。

(19)10分の1でも成功すれば御の字

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西野
どんな子供時代でしたか。
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出川裕基税理士
普通の子供です。前向きでもありませんでした。昔のことはあまり覚えていないのですが、中学1年のとき転機が訪れました。成績はドベだったのですが、「10位以内に入ったらMDプレーヤーを買ってやる」と父に言われて、一生懸命勉強したのです。そしたら3位くらいになって。
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西野
すごい。
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出川裕基税理士
しっかり勉強したらできるんだ。自分が一生懸命やれば何とかなるんだ。そういうことを思ったのが、中1のときに訪れた転機でした。
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西野
成功体験ですね。
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出川裕基税理士
さらに新聞勧誘の経験ですね。あの経験があったから、営業は戦略だと学んだのです。失敗するのは当たり前、10分の1でも成功すれば御(おん)の字、と思える精神を養えたのでしょう。今もずっとそうです。
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西野
保険営業マンが身に付けたい精神です。人間関係ができていると思っている人に保険の話をしただけで邪険に扱われたり年賀状が来なくなったり。落ち込みますもん。
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出川裕基税理士
だからこそ保険以外の価値を提供することが大事になりますよね。
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西野
はい。出川先生に「相続事業承継診断士講座」をやっていただいているのはその一環ですね。

(20)時間がない

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出川裕基税理士
あいうえお
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西野
出川先生は税理士という枠にとどまっていません。
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出川裕基税理士
もっといろいろなことをどんどんやっていきたいです。
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西野
10年後20年後30年後をどう描いていますか。
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出川裕基税理士
あまり先までは見えていませんが、10年後はアイユーコンサルティンググループとして、うちのビジョンに沿って、中堅や中小、ベンチャー企業の成長支援をして、日本の未来をつくる、というところを実現させていく動きを、今やっています。
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西野
まっすぐ進んでいますね。
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出川裕基税理士
しっかり働けるのはあと20年ちょっとしかないと思うと、時間がありません。20年30年後は私より後進がやるほうが絶対いいわけで、そのためには、私たちが抜けないと後進が腕を振るう場を設けることができません。なので、早い段階でいろんな会社をつくって、私たちがそちらに移ってもいいですし、新卒や部下が社長になりたいという気概を持っていれば、どんどんそこを任せてあげる仕組みをつくってあげたい。
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西野
そこまで見ているのですか。
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出川裕基税理士
見ないと組織としても業界としても生き残ることはできないと思います。毎日毎日ずっと仕事のことばかり考えています。
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西野
読者の大勢が「あの出川先生がそこまで」と驚くに違いありません。爪の垢を煎じて飲まなければと思いました。

(21)タスク管理

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出川裕基税理士
もう少しお話しします。私はPDCAを回すためにタスク管理を徹底します。五島さんが言う「1日に5人の社長に会う」というのと同じです。ゴールに向かって何をすべきか徹底的に考えるのです。
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西野
目の前ではなく、ゴールを見るのですね。
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出川裕基税理士
例えば、月次のゴールが100万円の売上として、商材100万円、成約率10%とすると、10人に会えば達成できる計算ですよね。このゴールの前に、経営者10人に会うためにはどうすればいいのか、さらにタスクを設けていきます。DMでもテレアポでも何でもいいのですが、それができなければ、できるようにするためにどうすればいいか詰めていきます。
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西野
タスク管理にいろいろな秘訣がありそうですね。
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出川裕基税理士
実はこれを経営者に売っているのです。コンサルティングではなくファシリテートです。
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西野
それ、新しい講座でやってほしいです。

(22)タスクを徹底して掘り下げる

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西野
新聞勧誘の営業や前の事務所での営業など、営業時代に培った経験を踏まえて体系化した感じがします。
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出川裕基税理士
はい。私には全く必要のないサービスですが(笑い)、身についていない人はやったほうがいいです。税理士業界にもそういうサービスがあるのですが、「今月は売上が目標まで行きませんでしたね」とか言う程度のサービスです。そんな助言で目標まで行けるわけがありません。それで目標に達したら誰も苦労しません。
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西野
社長に教える立場である法人保険営業マンも学ぶべきですね。
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出川裕基税理士
シー(SHE=戦略法人保険営業塾)の会員さんは財務を学んでいます。財務ができると、より強くなります。まず財務のボトルネックを見つけることができます。例えば「粗利が低い」とか「ここからの仕入れが高い」とか。変えるべきポイントはシーで学んだことを使って見つけることができます。そこにフォーカスして、あとはタスクを徹底して掘り下げるだけです。うちのアイユーコンサルティングはそれをやっているので、おかげさまでよく売れているのです。
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西野
タスクを掘り下げると営業に直結するんですね。
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出川裕基税理士
シーの会員ではないTOTの人なら絶対に、100%やっています。それをしないと、学ぶべきポイントや攻めるべきポイントが分からないので。
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西野
面白そう!
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出川裕基税理士
保険営業マンにプライベートでやっています。個人コーチングふうに。

(23)生意気ですが

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西野
キーワードは「タスク」ですね。
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出川裕基税理士
社長は基本わがままで、自分のことを否定されるのは好きではありません。そこをどうやって社長の考えを調整しながら、社長が自分で考えたと見せていくかがとても重要です。自分で考え出したという点がすごく大事です。
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西野
ある種の心理戦です。
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出川裕基税理士
保険営業マンではない私が言うのは生意気ですが、保険営業の仕方はもっとあるのではないかと思います。ここだけの話ですが(以下略)。
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西野
それは考えたこともありませんでした。なるほど。目のつけどころが違いますね。新型コロナ騒動が下火になったらぜひセミナーをやりましょう。
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出川裕基税理士
具体例としてお話できることはたくさんあります。これ、無料でやってはいけませんか?
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西野
マジですか?! いや、高い価値があるのに無料にしたらいろいろな人が来てしまいかねません。新型コロナ感染の動きを見ながら、春くらいにスタートできるといいなぁす。出川先生とあらためて内容を詰めましょう。そのあとエフピーステージ社内で企画を提案します。少なくともTOTやCOTになっていない人はみんな受けるべきセミナーになるのは間違いありません。
(おわり?)

【会員の声】宮田久雄さん(2020/11-12配信)

地元・茨城県に密着してFP事業を展開している宮田久雄さん(57歳)

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西野
宮田さんは2018年12月に当時の法人保険シフトチェンジ講座(HSC)に入会しました。そのころはどんな状況でしたか。
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宮田さん
MDRTくらいの数字はずっとやっていたのですが。
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西野
個人保険ですか。
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宮田さん
個人保険がおおよそ8割、法人保険が2割くらいです。その当時ウォーキングに何かいいのはないかと探して、五島塾長のYoutubeを見つけました。「個人保険には限界がある。保全が大変だ」という話を聞いて「確かにそうだ」と思いました。財務の勉強をするきっかけをつくってくれたのがユーチューブなのです。
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西野
個人保険の保全は大変ですか。
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宮田さん
入院や住所変更などでも保全が増えると一人ひとりの関わりが薄くなってしまいます。
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西野
個人保険のお客さんはどれくらいですか。
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宮田さん
500から600世帯です。
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西野
それはすごいです。どうやって?
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宮田さん
ほぼ100パーセント紹介です。
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西野
紹介ってそんなに出ませんよね。
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宮田さん
出るんです。
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西野
なぜ紹介が出続けるんですか。
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宮田さん
それは顔がいいからです。
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西野
……。
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宮田さん
……。
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西野
かっかっかっか。
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宮田さん
わっはっはっは。
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西野
そういうことにしておきましょう(笑い)。
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宮田さん
実際はソニー生命の研修でライフプランニングの勉強を1週間×3セット受けて、それで紹介入手のコツを掴んだのです。それからは紹介紹介です。
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西野
すごいですね。その結果ものすごい数のご契約をお預かりして、保全などを考えると法人保険にシフトするほうがいいということになったわけですね。
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宮田さん
私は医療保険はいらないという考えなので、それはあまり契約しません。富裕層を知っているわけでもありません。それでMDRTを取るためには貯蓄性の高い保険を販売していくしかないわけです。
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西野
はい。
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宮田さん
私のスタンスとしては、いいと思ったものはまず自分が加入する。加入してそのよさを伝えていくというスタンスでやっているのです。それで毎月30万くらい積立をしています。
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西野
え? 毎月? さんじゅうまん! す、す、すごい!
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宮田さん
はっはっはっは。でも、例えば、おいしいケーキ屋があって、「あそこはおいしいよ」と言うAさんと「あの店のケーキを食べたんだけどこんなふうにおいしかったよ」と言うBさんでは、伝わり方が違うと思うんです。
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西野
おっしゃることはよく分かります。ケーキならせいぜい数百円で食べることができますが、毎月30万くらいの積立ってすごいとしか言いようがありません。
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宮田さん
いえ全然。
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西野
それでYoutubeからフロントセミナー(今のSHE体験入門講座)に?
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宮田さん
行こうと思っていたら、たまたま同じ倫理法人会に入ってきた宮本さんが「僕それに行ってますよ」という話になって、「それなら紹介してよ」と。それで2018年12月に入会しました。
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西野
受講してどうでしたか。
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宮田さん
正直に言えば「これを自分に落とし込めるのか」という思いがほぼ100パーセントでした。
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西野
もう少し詳しく教えてください。
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宮田さん
決算書を数多く預かることができるのか。それと言葉です。
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西野
言葉?
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宮田さん
何となく聞いたことはあっても意味の分からない言葉がいっぱい出てきて。そのうえ、ふだんは仕事に追われていますから、それほど復習ができなくて。途中で1回くらですが「辞めようかな」と思ったこともありました。
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西野
えー!
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宮田さん
でも、始めたのですからとりあえず最後まで通おうと思い直しました。
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西野
その前向きさが今日の宮田さんを築いたわけですね。それにしても復習をする時間がなかったのなら予習をする時間もなかったはずで、でも会員さんは五島さんに指名されますから、当てられると苦しかったでしょう。
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宮田さん
なるべく目立たないところにいました(笑い)。でも、話を聞いていて「五島さんみたいな仕事ができたらいいな」という気持ちはありました。
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西野
「五島さんみたいな仕事」とはどういう仕事ですか。
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宮田さん
決算書を分析して、会社に貢献して、自分という存在がなくてはならない、そんな仕事です。そういう状況にしたいと思いました。
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西野
それまでは貢献という考え方をお持ちでしたか。
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宮田さん
やる気はあっても、やり方が分からなかったのです。「車検を安くできるところ知らない?」とか「酒屋の業者知らない?」とかそういう相談には応えていましたが、決算書を分析して企業価値を上げるというところまでは全くできていませんでした。今もできていませんが。
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西野
いえいえご謙遜を。それまでに決算書をご覧になったことは?
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宮田さん
2~3回あります。でも「決算書を見て提案します」と言いながら、PLだけ見て、儲かっているかどうか確認するくらいで、BSの深掘りなどは全然できていませんでした。
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西野
それで2019年6月からシー(SHE=戦略法人保険営業塾)に移ったんですね。
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宮田さん
シーに行ってからは多少は復習をするようになりましたが、自分への落とし込みができなくて。実践研究会に行っても自分とはレベルが全然違う。勉強に行って知識を向上しながらも、自分の不甲斐なさを感じる状況が今年の3月ごろまで続きました。
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西野
宮田さん、率直なお話をしてくださいましたね。実はそういう会員さんは少なくないと思います。宮田さんはどうやって脱出したんですか。
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宮田さん
朝5キロのランニングをすることを今年の3月にある人と約束したのです。
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西野
朝の時間帯に5キロ。
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宮田さん
時間で言えばちょうど30分くらいです。この5キロ30分をただ走るのはもったいないので、シーの音声を聞きながら走ることにしたのです。
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西野
宮田さんのお話、私の想定外の展開になってきました。
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宮田さん
それで3月4月5月6月と3~4カ月聞きました。
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西野
何か変化は起きましたか。
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宮田さん
完璧に知識を覚えなくても、決算書をいただいたら自分が今できることを、自分のすべてを出して取り組もうという気持ちになったのです。
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西野
まず気持ちの変化が起きたのですね。
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宮田さん
最近の5(ファイブ)コンサルシート、ありますよね。あれを使い切れていなかったので、もう1回やってみようと思ったのです。お預かりした決算書のコピーが残っていたので、もう一度入力してやり直しました。同じ入力なのに、2月までの自分と比べると6月の自分がちょっと成長しているという手応えがありました。入力して、問題点に気づくことができるようになったのです。
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西野
それはすごい。実務面での変化が起きたわけですね。
それにしても毎朝30分走るというのは。
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宮田さん
雨の日はカッパを着て走ります。
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西野
え? 雨の日も走るんですか?
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宮田さん
あるリーダーをやっていて、仲間にやる気を出させるために、みんなの前で宣言してしまったんです。背中を見せないといけないので。ひとりでは続きませんが、LINEグループで毎日報告し合わないといけないので。それで3カ月走って、毎日聞いて。千里の道も一歩からではありませんが、決算書を5(ファイブ)コンサルシートに入れたら気づきが変わったと感じたのです。
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西野
音声は何に入れていますか。
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宮田さん
BCPと実践研究会と本講座がメールで配信されますよね。それをスマホの画面に張りつけて、それを外に持ち出して聞いています。朝走るときだけではなく、仕事で移動中のときも聞いたりします。
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西野
テキストは見ないんですね。
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宮田さん
音声だけです。音声だけでも100回も続けていると細胞に入ってくるのかなと感じます。それがお客様のところに行ったとき出てくるのです。言葉が変わってきたという感覚があります。例えば「適性利益をきちんと出していますか」とか「売上より大きな目標は何ですか」とか「社長、この状況では役員報酬100万を3年間は30万で我慢しないといけませんね」とか平気で言えるようになりました。
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西野
宮田さんの発する言葉が変わると経営者の反応も変わるのではありませんか。
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宮田さん
「何かしないといけない」という反応が返ってくる人とはそのあとに繋がります。
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西野
旺盛な活動ですね。
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宮田さん
五島塾長がアウトプットの話をよくしていたので、セミナーを継続してやっています。
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西野
詳しく教えてください。
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宮田さん
ホールを借りて、日曜元気塾というセミナーです。「無知は人生に壁をつくる」ということで。
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西野
無知は人生に壁をつくる、ですか。
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宮田さん
知らないことで人生に壁をつくってしまうことが多いので。第1日曜は相続分野、第3日曜は「つぶれない会社づくり」です。
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西野
どんな内容ですか。
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宮田さん
シーやBCPで学んだことを踏まえています。ズーム参加を含めると受講者は毎回10~15人くらいです。
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西野
集客方法を教えてください。
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宮田さん
倫理法人会が7割くらい。残りは既契約者に声をかけています。
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西野
無料ですか。
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宮田さん
わざと有料にしています。相続分野は1回1000円。「つぶれない会社づくり」は1回3000円です。無料でもいいのですが、負担にならない程度の金額でお金を払うほうが真剣に受講するかなと思って。
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西野
宮田さんが日本BCP協会の講座を受講したのは今期ですね。
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宮田さん
はい。1月から始めて10月に卒業しました。
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西野
BCP協会講座を受講した会員さんは「コンサル先を毎月訪ねるときに何を話せばいいか、ここで学べる」「一生古びない知識を習得できる」などと高い評価をいただいていますが、そのぶん難しい内容です。いかがでしたか。
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宮田さん
いい経験になりました。生かすも殺すも自分の復習次第だと思っています。
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西野
格安の費用で再受講できますのでぜひ。新型コロナ騒動で会場出席者が減った時期も宮田さんは会場に来ていました。
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宮田さん
一番前に座って受講していたら、山田先生に「宮田さん」と声をかけてもらいました。「困っている会社を連れて行っていいですか」とお聞きしたら「来てもらえるならありがたい」と言ってもらえたりして、素晴らしい先生とキャッチボールできるようになったのはありがたいです。お客様に何かあったときに相談できる人脈ができたわけで、心強いです。
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西野
一番前に座るだけで熱意が講師に伝わります。
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宮田さん
山田先生に9月にお礼状を出したのですが、10月のBCP講座のときに「あんなふうに言ってもらえるとやり甲斐があります」と声をかけてくださって。
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西野
深いお話ですね。
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宮田さん
人間関係を築くためにはこっちから積極的にアプローチしていかないといけない、ということを今回あらためて学びました。
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西野
いま財務コンサルの顧問先は何社ですか。
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宮田さん
3社です。近々4社になる予定です。
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西野
すべて倫理法人会で出会った社長ですか。
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宮田さん
そうです。
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西野
どんな流れで契約に至るのですか。
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宮田さん
得た知識を教えるスタンスでセミナーをやってきました。自分も1回では分からなかったけど、何回もやっていくうちにステージが上がる場面がありました。そこで「何回も繰り返し勉強していけば決算書を読むことができるようになります」とお伝えします。
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西野
すると向こうから。
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宮田さん
まず「決算書を見てくれない?」という話になります。そこであの5(ファイブ)コンサルシートです。あれは本当にいいです。あれを使って「ここが問題ですね」などと指摘します。それから「私の先生は毎月25万円のコンサル料をもらっているけれど、私はそこまでもらえないので、とりあえず月額5万円で1年間一緒に企業価値を上げていきませんか」と提案します。
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西野
年間60万円ですね。
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宮田さん
「それが3倍の価値があると思ったら、2年目に200万円で契約するというのはいかがですか」とも話します。今は実力がそれほど伴っていませんから、200万円の価値があるとなれば、あとから上げてもらえばいいのです。
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西野
宮田さんは積極的に行動なさっていますね。
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宮田さん
財務分析や保険の見直しに勝るとも劣らないくらい大事なことの1つが売上の貢献かなと思っています。
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西野
売上がないと一歩も踏み出せません。
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宮田さん
鹿児島の会社にツアーを組んで見学に行きます。
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西野
茨城から鹿児島に。
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宮田さん
「いい企業が鹿児島にあるからヒントを探しに見学に行きましょう」と声をかけたら10人ほどが集まりました。
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西野
鹿児島の会社はお知り合いですか。
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宮田さん
日創研で一緒に勉強した社長です。売上が止まっても1年分の固定費を現金で持っているという会社です。社長と親しくさせてもらっているので、こういうツアーをしたいと提案したら「ぜひ」と言ってくださって。
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西野
なぜそこまでやるんですか。
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宮田さん
私の顧問先に良くなってもらうためには、自分にできるありとあらゆることをやっていこうと思っています。その1つが企業見学です。
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西野
すごい。
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宮田さん
全然すごくないです。その社長は私のお客様でもあるので、行けばアフターフォローもできますし。社長には「決算書を3期分用意しておいてください」と話してあります。それを5(ファイブ)コンサルシートに入れて、気づいたことをお伝えします。みんなが見学している3時間くらいの間に私は財務分析診断書を作ろうと思っているのです。お客様なのに診断書を作る機会がなかったので、今回ようやくという感じです。
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西野
徹底していますね。
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宮田さん
5(ファイブ)コンサルシートに毎月3社の決算書を入力しようと決めたので。
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西野
毎月3社の決算書をお預かりするという目標を達成するために、宮田さんはどんな行動をしていますか。
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宮田さん
既契約者のところに行って「周りに困っている人がいたら」という言い方をします。それから、倫理法人会の中で後継者塾の塾長を頼まれて去年からやっていますので、そこで「もし決算書の分析が必要なら無料でやってあげますよ」と言っています。
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西野
積極的に発信しているんですね。
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宮田さん
LINEで「今こういうのをやっているので決算書を出してもらえれば」と送ったりもします。
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西野
SNSの活用ですね。
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宮田さん
財務コンサル先は3社で、すべて倫理法人会とさっき言いましたが、1社は別でした。
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西野
その1社はどのように?
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宮田さん
紹介です。
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西野
紹介依頼したんですか。
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宮田さん
紹介依頼をすると負けたような気がするので、「困っている人がいたら私を活用するといいと思うよ」という話をしています。
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西野
宮田さんの負けず嫌いの素顔がいま一瞬垣間見えましたが、伝え方にも工夫を凝らしているんですね。
目標として、SHEやBCP講座で学んだことを毎日60分以上復習すると掲げたそうですね。
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宮田さん
毎日30分のランニングのほかに車などでの移動の時間で60分は確保しようということです。
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西野
ご子息を巻き込んで財務セミナーの講師をするという目標もお持ちですね。
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宮田さん
息子がプロのバンドでミュージシャンを目指していたのですが、活動が休止になって。そこで私の500~600世帯のお客さんと、自動車保険だけというのも含めて30~40社の法人があるから、「3年間どこかの損害保険会社で研修生として勉強するなら、そのあと、毎年1割ずつお客さんを渡していくよ。お客さんも喜ぶと思う」と話しました。「頑張れば20代でも年収1000万円は夢ではない。でも、やってくれとお父さんからは絶対に言わないよ。苦しくなって、あのときオレはやりたくなかったなどと言われたくないから」とも言いました。
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西野
ご子息の意思を尊重したのですね。
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宮田さん
本人は1~2週間考えて、「やってみる」となりました。そこで、「もう保険だけの時代ではないと思う。今こういう勉強をしているから、一緒に勉強して、講師になれば信頼を勝ち得て『保険も見てくれませんか』と頼まれると思うよ」と話しました。
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西野
ご子息は20代ですか。
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宮田さん
25くらいで、まだ遊びたい世代ですが、私のセミナーを受講させています。「宮田さんが死んでも息子さんがいれば安心だね」という声がお客さんからもけっこうあるんです。
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西野
事業承継ですね。
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宮田さん
保険の一番の欠点が事業承継だと思います。人が替わるとお客さんのテンションが下がるのです。
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西野
いい事業承継ができそうですね。
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宮田さん
私の父は86歳まで日本生命で営業をしていました。父のお客さんを5~6人お預かりしています。すると「今度お孫さんが来てくれるの!」と喜んでくれます。
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西野
え! 3代続けて、ですか! すごいですね。それで土台を築いてCOTやTOTを目指すんですね。
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宮田さん
目標は高く!
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西野
高い目標を達成するために意識してやっていることはありますか。
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宮田さん
私はルーティンができていて、夜10時に寝て朝は4時に起きます。4時から7時までは5(ファイブ)コンサルシートに決算書を入力したりして、7時から8時まではランニングなどをして、アポは9時と13時、17時と決めています。そうすると絶対に時間を間違わないから。
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西野
!
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宮田さん
お客さんに私の日程に合わせてもらうのです。そして必ず22時には布団に入ります。
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西野
軍隊のような規則正しい生活です。
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宮田さん
私みたいなオヤジが飲み歩いても割り勘要員ですもん(笑い)。
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西野
確かに(笑い)。
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宮田さん
ランニングについてはこう考えるのです。1日は24時間ですよね。分に置き換えると1440分です。1440分の1パーセントは15分、2パーセントは30分です。30分のランニングは1日の2パーセントなのです。5キロ走ると言うと長い気がしますが、1日の98パーセントを楽しく生きるために2パーセントを使うと考えるわけです。違う角度から見ると違う感覚になります。
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西野
98パーセントのために2パーセントを投資するわけですね。睡眠時間が6時間では昼間に眠くなりませんか。
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宮田さん
12時から13時は休み時間なので、このときに少し寝ます。でも、近い将来、起きなくてもいいくらい寝られるじゃないですか(笑い)。
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西野
(爆笑)
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宮田さん
西野さんもそうですよ。
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西野
宮田さんと私は同じ38年生まれなんですよ。なので、そうですね、その日が近づいてますよね。
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宮田さん
(爆笑)
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西野
でも、宮田さんはこれからですね。
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宮田さん
息子がこの世界に来ることになったので背中を押されている面があります。いい形でバチンタッチしたいと思っています。「オヤジにだまされた」となるのか「オヤジに世話になった」となるのか。息子にとっても全然違う生き方になります。
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西野
そのためにも宮田さんがお手本を示す必要があるわけですね。
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宮田さん
私が25歳のとき何をやっていたのかと振り返ると、息子のほうがしっかりやっている面があります。
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西野
あ、その目線は大事です。
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宮田さん
つい今の目線で子供と接してしまいがちですが、自分が子供の年齢のときに何をやっていたかと振り返れば、子供に言うことが全然違ってくると思うのです。
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西野
上から目線でなくなりますね。大賛成です。宮田FP事務所はこれから成長発展していくに違いありません。
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宮田さん
顧問先が10社決まったら法人化して、息子にバトンタッチしたいと思っています。10社以上は持たないようにして、11社目が決まれば、1社には卒業してもらうつもりです。そうすれば関わりが薄くならないと思うので。保険もありますから、コンサルと保険があれば十分食べていけるんじゃないかと考えているんです。
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西野
しっかりした計画を立てています。
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宮田さん
絵に描いた餅にならないようにしないと(笑い)。
avatar
西野
保険営業マンとして気をつけていることはありますか。
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宮田さん
「家族で幸せになりましょう」と言っているのに「実は私、5回ほど離婚していまして」では説得力がありませんし、「積立しましょう」「保険屋さんはできてますか?」「いや、なかなか貯まらなくて」でも説得力がありません(笑い)。
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西野
(笑い)。保険営業マンは人の模範となるべき職業なのかもしれませんね。
avatar
宮田さん
最初に話したケーキ屋さんの例に戻りますが、自分が経験したことを伝えるのが大事ではないかと思います。
avatar
西野
自分が分かったことや経験したことは強みになりますね。
avatar
宮田さん
経営についてしっかり考えることができるのは、税理士事務所の担当者ではなく、税理士事務所の経営者だと分かりました。でも、顧問先を訪ねるのは担当者です。そこを何かフォローできればと考えています。
avatar
西野
経営者に会う担当者は経営者ではありませんから、そこに何らかのミスマッチが生じている可能性があるわけですね。
avatar
宮田さん
倫理法人会の会長が税理士で、その先生が「おれは財務が分からんから何かあったら宮田さんのところに聞きに行く」と言ってくれます。
avatar
西野
五島さんは大都市圏の優れた税理士事務所と一緒に仕事を始めていますが、宮田さんはそれを茨城県で展開していくことになりますね。
avatar
宮田さん
いえいえ、まだまだです。
avatar
西野
ご謙遜は自信の表れと拝見しました。
57歳ともなると一般的には定年が見えてきたり、大企業の会社員なら関連企業への転籍があったりしますが、宮田さんの話は希望や計画、夢があって前向きです。
avatar
宮田さん
あしたより今日が若いでしょう(笑い)。
avatar
西野
確かに(笑い)!
avatar
宮田さん
70歳を迎えるまでのこれからの13年間は前に向かって歩いて行きたいんです。13年後に息子が38歳なので、そのころにある程度は形になっていればと。
avatar
西野
バトンタッチですね。
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宮田さん
多くの経常利益を出す会社を10社20社と育てて、NHKの「プロフェッショナル」に息子と一緒に出らればいいなと(笑い)。
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西野
そう来ましたか(笑い)。ナレーションとしては「茨城県の企業をつぶしてなるものか。そのとき宮田が立ち上がった」みたいな(笑い)。青空が広がっていますね。
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宮田さん
まだまだです。過去最高で2500万ほどでしたから、COTに届いていません。
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西野
保険業界では十分トップクラスだと思います。
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宮田さん
五島塾長から一番学んだことがあります。それは、目の前の人を何が何でも幸せにするというその思いです。
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西野
継続貢献営業(R)の神髄を宮田さんは学んだのですね。
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宮田さん
コミッション(手数料)は自分のミッション(使命)をより強固にできた人が、できたぶんだけ手にするものだと聞いたことがあります。ミッションが強固になっていない人はMDRTにさえ行かないのではないかなと。
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西野
耳が痛いです。
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宮田さん
いえ、自分に言っているのです。まだまだですから。
吉原さんに電話をしたことがあるんです。
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西野
突然ですか。
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宮田さん
「今から日創研の経営研究会で2時間話すんですけど、どういう気持ちでやればいいですか」って電話しちゃった。「顧問契約を結びたいんです」と話したら、吉原さんにこう言われました。「宮田さん。顧問契約を結びたいという気持ちでやるのなら、やらないほうがいい」と。「1つでも何か気づきを伝えたいという気持ちでやらないと駄目です」って。
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西野
ああ。とってもいい話ですね。吉原さんの澄んだ目が浮かびますね。
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宮田さん
思い切って電話をかけたらそんな話をしてくれて。それで、少しでも役に立つ情報提供をするということで2時間話しました。あのアドバイスは本当にありがたかったです。
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西野
戦略法人保険営業塾にはいい人が大勢集まっていますもんね。
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宮田さん
それも自分から行動しないと気づくことができません。そんなことを今こうして話ながら感じています。どこかでみんな実力差を感じてしまって、恐れ多いという気持ちがありました。でも、これでは駄目だと思ったのです。自分が変わりたいならそういう場に自分が身を置かないと駄目だと。
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西野
最後に、何か失敗したことはありますか。
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宮田さん
エフピーステージが会員に提供してくれる5(ファイブ)コンサルシート、入力したのに保存し忘れたことが3回あります。
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西野
えっ!
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宮田さん
いやーもう本当にがっかりで。「この会社のことをもう1回考えろ」と神様が言っているんだなと思うことにしましたが(笑い)。
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西野
そのガックリ感よく分かります。私は書き上げたばかりのメルマガを一瞬にして消してしまったことが2回くらいあるので。
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宮田さん
娘に秘書的なことをやってもらっていて、5(ファイブ)コンサルシートへの入力もやってもらったりするのですが、それを私が保存しなかったばっかりに消してしまって。へこみました。
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西野
これは大事なお話です。保存しなかったら消えるんです。メルマガ読者の皆さんにも気をつけてもらいます。それにしても宮田さんはご家族みんなが関わっているんですね。
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宮田さん
私の誕生日ということで妻と飯を食べに行ったんですが、その店に子供たちや娘の婚約者らがサプライズで集まっていて、うれしかったですよ。
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西野
おおー。宮田さんがご家族を大切になさってきた様子が垣間見えます。
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宮田さん
大事にしてきたかどうかは分かりませんが、子供に対しては生きているだけでありがとうと思っています。
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西野
それが親の気持ちですね。宮田さん、とってもいい。素晴らしいです。
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宮田さん
私の顔が(笑い)?
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西野
そういうことにしておきましょう(笑い)
ー終わり―

宮田さんがYoutubeで発信している情報の一部をご紹介

(1)お金に困らない人生 導入編(3分)

(2)お金に困らない人がやっていることは?(3分)

(3)お金を増やす人生を歩んでいる人は?(7分)

(4)収入も支出も同じ。なのに金利で貯金残高が500万も違うの?(5分)

(5)住宅ローンで150万の得した話(8分)


宮田さんのご子息が作詞、作曲、ドラムを担当したミュージックビデオも大公開。

 

 

【会員の声】古本剛士さん(2020/10-11配信)

事業再生の取り組みに乗り出した広島在住の古本剛士さん(42歳)

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西野
前職を教えてください。
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古本さん
アパレルでサラリーマンをしていました。
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西野
何でアパレルだったんですか。
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古本さん
洋服に多少興味があったのと、創業して日の浅い会社に興味がありまして。ベンチャー的で売上がすごく伸びている会社でした。
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西野
大手ではなくベンチャーに興味を持ったのはなぜですか。
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古本さん
力を発揮できるほうがいいかなと。漠然とですがそう思ったのです。
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西野
普通のサラリーマンとは考え方が違いますね。そこでどんなことを学びましたか。
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古本さん
前職の経験がないと今の仕事を続けることができていないと思うくらい勉強をさせてもらいました。
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西野
例えばどういうことですか。
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古本さん
ウインドウディスプレイの監修や新店オープンの店舗内装といった広報をして、最終的には管理職である店長をしました。銀座や渋谷、下北沢……。
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西野
流行の最先端をゆく地域ですね。
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古本さん
そこでの管理職経験も本当に勉強になりました。最初はうまく行かなかったのですが、割とうまく行くようになって。
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西野
どんな面がうまく行くようになったんですか。
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古本さん
集団組織の目標の立て方や数値目標の追いかけ方、朝礼やミーティングの進め方など、物事を伝えて動いていただくのが一番大きなことでした。つまり、人に伝えて行動を起こしてもらう、という面です。
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西野
すごく難しいですよね。
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古本さん
おっしゃるとおり、めちゃくちゃ難しいです。
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西野
どのように? いや、ひとことで言える話ではありませんよね。
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古本さん
最初からうまくいったわけではありません。全くうまくいかなくて、増減する年収だったので年収がすごく下がってしまったり、いろいろなことがありました。最終的に、自分が一生懸命にやるという、それしかないと思います。
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西野
背中を見せる感じですか。
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古本さん
それも「ついてこい」みたいな感じではなく、黙って、淡々とやっていたら自然に広がりました。
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西野
ほおおお。
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古本さん
規模は銀座と渋谷が35~40人くらいで、下北沢は8人くらいでしたが、女性が8割、平均年齢24歳、みたいな職場だったので特にそうだったのかもしれません。
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西野
女性が8割ですか。天国と見るか地獄と見るか。
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古本さん
今思えば両方です。
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西野
全員とバランスよく接しないと「えこひいきしてる」とか言われたり。
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古本さん
そういうの、あります。コミュニケーションは難しいです。
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西野
今も店はあるんですか。
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古本さん
はい。古着買い取りやブランドもの買い取りの先駆けのような店で、ラグタグ(RAGTAG)と言います。今はアパレル上場企業のワールドの子会社です。前向きなM&Aで。
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西野
そのラグタグに何年在籍したんですか。
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古本さん
31歳までいたので8年間くらいです。
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西野
なぜ生命保険業界に?
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古本さん
28歳のころプルデンシャルの保険に入って、今も入っていますが、コンサル営業という仕事があることを知っていました。父親の体調が良くなくて広島に帰ることになって。
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西野
親孝行ですね。
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古本さん
やる人がいないので。それで、サラリーマンはもういいかなと。保険会社を6~7社受けました。
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西野
それで今のあんしん生命に?
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古本さん
父は転勤族でした。最後にたまたま広島に家を建て、私は広島で高校3年間を過ごしただけなので、広島には知り合いがあまりいなくて。それで、会社の看板が広く受け止められる保険会社がいいと考えて、それが東京海上でした。あんしん生命に入った理由はそれだけです。コケるわけにはいかなかったのです。
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西野
最初は個人保険ですか。
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古本さん
広島での契約は入社後半年くらい経ってようやく、でした。私はずっと東京に行っていました。夜行バスを使って、ウイークリーマンションを借りて。
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西野
アパレル時代の仲間を訪ねたんですか。
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古本さん
そうです。それから大学時代の友達とかです。
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西野
大勢が契約してくれたんですね。
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古本さん
おかげまさまで。アパレルを辞めるとき相当迷惑をかけたと思うのですが、保険営業を始めたすぐから、おかげさまで、当時のスタッフや同僚、内装やウインドディスプレイなどの取引業者さんもご契約くださったりしました。
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西野
信頼関係を築いていたんですね。
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古本さん
たまたまそうだったのかもしれません。今でもお客様をご紹介いただいたりします。
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西野
すごい。それだけ信頼関係ができているということでしょう。信頼関係は急に築くことなどできません。
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古本さん
そうなんです。難しいですよね。
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西野
過去の積み重ねが今でてくるというか。
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古本さん
そうです。だからこそ、うまくいっているときほど勘違いしてはいけないと思うのです。10年かけてつくった契約を、まるですぐに簡単に契約できたかのように勘違いしてはいけないと思っています。
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西野
前職の時代があったからと冒頭でおっしゃっていましたね。
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古本さん
伝えるコミュニケーションやプレゼン、お会いする仕方、スタンスなどなど、けっこう社員教育をする企業だったのです。社長が教育にすごく力を入れていたので、リクルートの研修などをかなりのお金を投じて導入していましたし、管理職研修しかり、営業研修しかり、接客研修しかり、学んだことが今も生きています。
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西野
そんな古本さんがなぜ戦略法人保険営業塾に?
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古本さん
五島さんを8年くらい前から存じ上げていて、メルマガはずっと読んできたのですが――。
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西野
ありがとうございます!
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古本さん
このままではいけないと漠然と思っていたのです。あんしん生命MDRT会の理事の仲間数人が受講しているのを知っていたので、聞いてみたところ、「いいと思うよ」という話で、さっそく申し込みました。正直な話、個人保険にはあまり困っていませんでした。COTに届くか届かないかというくらいはやっていたので。伝(つて)があってたまたま法人保険の契約が上がったりすれば、それくらいの数字はできていたのです。
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西野
すごい!
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古本さん
しかし、法人でストックしていく仕事を続けられるようになるためには、個人の商談のように、保険をかけることが企業経営に役立つという商談ができないと、と真面目なことを思っていました。
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西野
そういう時期に入会なさったんですね。
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古本さん
入社8年目くらいで40歳を迎え、それまでにエグゼになるとか住宅ローンを完済するとかもろもろ予定を決めていたのがおかげさまで何とかなって、「40歳だ。2周目だ。やり方を変えよう」と思って勉強会に参加しました。自分の仕事の区切りというタイミングもありました。
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西野
HSC(法人保険シフトチェンジ講座。現在のSHE導入財務基礎講座)にいらっしゃった?
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古本さん
はい。HSCの最初のころです。東京に行きました。
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西野
受講してどんなことを感じましたか。
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古本さん
単純に「欲しかった情報がここにあった!」と思いました。簿記論などの本を読んだりしてきたのですが、全く分かっていなかったです。なのでなおさら「欲しかったのはこの情報です!」と。
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西野
それはどんな情報ですか。
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古本さん
税引き後のキャッシュが利益剰余金に積み上がっていくPLとBSの現金の動きの把握やそれを改善するための積立か掛け捨てのかけ方かつ資金調達、現金の動き、です。
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西野
行動は変わりましたか。
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古本さん
話す内容が変わりました。
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西野
それまではどうでしたか。
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古本さん
既存の保険を意味があるように替える是正だけでした。それは保険の中の話に終始しました。例えば、逓増定期保険の満期が来ている。使う予定がない。どうするか。「では一部解約して長期平準定期に替えましょう。あるいは経産省の特別償却を使うこともできますよ」とか、今ある保険の中で利益を繰り延べしていくというか、かけた意味があるように、かけて損がなかったかのように、その手段として長期平準や当時の逓増定期をあてがって、保険の中だけで仕事をしていました。マイナスにならないように仕事をしたとは思っていますが、保険の枠から出ていないという感じの仕事でした。
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西野
保険営業マンの多くが経営者に出会えないという悩みを抱え、最初の段階で足踏みをしているようです。古本さんからアドバイスをいただけますか。
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古本さん
その気持ち、私は分からないこともありません。私はたまたまですが嗅覚があるほうだと思っていて、宮島がある廿日市市に住んでいるのですが、そこの商工会に4年ほど前に入っています。それは財務の勉強を始める前です。
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西野
財務の勉強を始める前に!
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古本さん
39歳でエグゼを達成したころ、何か変えなければいけないと思ったのです。そこで経営者の知り合いを増やそうと考えて、地元の商工会に入ったりしていました。
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西野
一歩先を見て行動していたんですね。
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古本さん
単純な話、営業として商工会に入っていなかったので気が楽だったのかもしれません。そこでは仕事はほとんどしていませんが、でも既契約は何社かあって、これからだと思っています。行けるところはいくらでもあるのです。
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西野
「気が楽だった」というのはいいですね。
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古本さん
いま行かないと死んでしまう状態で行くと見え見えですから、余裕のあるときに知り合いを増やすのです。こうして話をしていると思い出すのですが、私は最初のころ広島で知り合いを増やしつつ、東京で契約をするという2本立てでスタートしていますから、このスタンスが私のベースなのかもしれません。仕事をしつつ、知り合いを増やす。今までのような商談をしつつ、並行して、保険を目的としていない商工会で知り合いが勝手に増えました。これならメンタルブロックがなくなるんじゃないかと思います。
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西野
信頼関係は時間と共に積み重なっていくということですか。
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古本さん
相当出席しています。ほぼ休んでいません。出席できる状態になるまでは参加しないほうがいいです。それが、知り合いを増やす1つの方法です。それからもう1つ要因があります。
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西野
教えてください。
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古本さん
個人保険をそこそこ売れる自信があるので、困っていないというのがあります。自分で言うのも何ですが、個人保険の平均単価は高いほうで、1世帯の平均がACで30~40万あって、1カ月に4世帯くらい契約をお預かりすればCOTに手が届く感じなので、あまり困っていないのです。ありがたいことにご紹介もあります。この余裕も大事です。
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西野
焦ったり走り回ったりすることがないんですね。
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古本さん
経営者と知り合っても仕事をメインに据えなくていいので、メンタルブロックが全然かからないのでしょうね。「法人保険の話もできますよ」とさらっと言って経営者に会えるのです。
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西野
ちょっとハードルが高いかもしれません。
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古本さん
経営者に対する五島さんのようなスキルや経験値が私にはまだありません。そこで、キャラ営業ではありませんが、成長過程では地味な営業を多少やってもいいかもしれません。失礼のないようお付き合いするとか、営業の話を自分からしないとか。
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西野
人間関係を築くことの大切さと慎重さを感じます。
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古本さん
私は個人保険が多少強いものですから、MDRTに入っている人の勉強会に、個人保険の話で未だに呼ばれます。どちらかというと本来は個人保険が強いです。
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西野
盤石な基盤があるから経営者に余裕を持って対応できるんですね。
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古本さん
おかげさまで。
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西野
余裕を持って対応なさっている古本さんは社長の胸の内が見えていますよね。「保険屋さんか。だったら絶対にオレに保険の話をしてくるだろうな」と。
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古本さん
「絶対来る」と思ってますね(笑い)。
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西野
だからなおさら古本さんは行かない。
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古本さん
でも何かのきっかけで話すと、「案外詳しいじゃないか。何で言わんの?」みたいな反応が返ってきたりします。
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西野
それまでに築いた人間関係の土台があるからではないでしょうか。さきほど商工会にしっかり出席したとおっしゃっていましたが、ほかに何か意識したことはありますか。
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古本さん
けっこう一生懸命に、真面目にやっていると思います。東京海上の看板があるので、損害保険のお客様を紹介いただいたことはありますが、損保は用意スタートですぐ商談なので、生命保険の会社や代理店とはわけが違うかもしれません。
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西野
損害保険の入り口があるといいと思うんですが。
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古本さん
いいと思います。損害保険だけ契約して、事業保険や生命保険の契約をしていない会社はたくさんあると思います。
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西野
会員さんを見ていると、損保系の人は成果を上げるのが早いと思うんです。
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古本さん
あー! そう思います。賛成です。もったいない。マーケットがあるのにもったいないと思います。
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西野
五島さんと事業再生に乗りだし、相手から感謝のメールが来たそうですね。
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古本さん
相手は商工会の役員で30歳。宿泊業・不動産業を営んでいます。
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西野
新型コロナの影響を大きく受けて、大変な業種ですね。
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古本さん
そうです。去年ちょっと相談を受けていまして。
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西野
どんな相談ですか。
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古本さん
67歳の父親が「70歳になる3年後を見据えて代替わりをする」と言って、ぼんやりとした事業承継の合意があったそうです。ところが、利益が出ている宿泊施設があるのになぜか会社は現金が回らない。彼とは仲がいいので、財務の話や保険の正しいかけ方の話をしていたので「1回見てくれませんか」と。ところが当時は業績が悪くなかったこともあり、その父親にたどり着けなくて。
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西野
業績がいいと悩まないのが人間ですもんね。
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古本さん
それが今回の新型コロナの影響で父親がだいぶ弱られてしまって、このままではよくないということになり、彼は勉強をして対策を片っ端から打ってきたのですが、打つべき手がもうないという状態になってしまって。そこのコンサルを五島さんが受けてくださったのです。
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西野
その彼と古本さんは長いお付き合いなんですね。
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古本さん
2年半くらいです。
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西野
無理がありませんね。
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古本さん
おかげさまで。お声がけいただいた形です。
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西野
古本さんの辞書には「顧客開拓」の文字が載っていない(笑い)。
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古本さん
でも狙ってやってはいます(笑い)。いやらしいですけど。
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西野
ご謙遜を。それが仕事であり、戦略というものですよね。
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古本さん
私は農耕民族系なので、狩猟が苦手で。相手から言ってもらえるように、詰め将棋のように、どうすればいいか考えています。
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西野
攻めるのはやりにくい?
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古本さん
日本人はそうですよね。
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西野
米大統領のトランプさんのようなやり方は。
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古本さん
いやいやいや。怖いですもん、断られるのは。絶対傷つきたくないですから。
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西野
古本さんほどの優績者が傷つきたくないとおっしゃる。素顔を垣間見たように感じますし、そこが優績者になる原動力かなと思ったりもします。古本さんは農耕民族系として田畑を耕しているんですね。
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古本さん
それはやっています。
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西野
具体的には?
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古本さん
今回の新型コロナ騒動が起きて、資金繰りの勉強会をズームで定期的に配信してみたり。商工会でそのポジションを取りに行くというか。
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西野
五島さんが提唱している継続貢献営業(R)ですね。
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古本さん
財務ではないかもしれませんが、商工会の役員を引き受けたりとか。そのいっぽうで、個人のお客様はほとんどが紹介です。LINEで「お金の話を聞きたい人がいるんですが」とか「お子さんが生まれた人がいます」とか「家を建てました」とか「お父さんに退職金が入ったんですけど」とか「遺産5億円をみんなで分けることになりまして」とか。その5億円の人には今度会いに行きます。何かいろんなことがあります。
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西野
古本さんになぜそんな話が集まってくるんですか?
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古本さん
フォローをあまりしていません。カレンダーと年賀状しか送っていませんし、電話もしません。
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西野
それを聞くと大勢の保険営業マンがずっこけるかもしれません。
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古本さん
年払いのお客さんには電話しますし、請求にはもちろんきちんと対応して動きますが、定期的な手紙や電話、誕生日などは一切していません。これは個人保険の話ですのでメルマガではあまり役に立たないと思いますが、商談で完全なインパクトを与えるということを思っていますので。
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西野
どういうふうにするんですか。
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古本さん
けっこう入り組んだ商談をします。手持ちのお金や考え、希望などを全部出していただいて、2時間半から3時間の面談を4回ほどしてから契約です。
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西野
えっ! 4回もですか! 個人保険でそこまでやっている保険営業マンはいないのでは?
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古本さん
商談はけっこう長いと思います。そうすると人生におけるお金に関する悩みは半分以上なくなるというのを目標にやっているので、けっこう満足度が高いと思われます。
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西野
すごい話です。
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古本さん
そうすると年収400~500万円の人でも、積立を含めていずれにしても必要になりますから、AC30~40万円くらいに。これなら効率は悪くありません。1週間に1世帯商談をしていれば年収3000~4000万円いきますので。
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西野
う。すごい。
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古本さん
いえ、すごくないです。
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西野
私はアリコジャパン時代に1回で契約までたどり着こうとして、その場でお客さんに襲いかかるような仕事をしていました。本当に恥ずかしい記憶です。だから紹介が出なかったわけですね。
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古本さん
そうですね。接点はけっこう密に取っていると思います。1回の商談で「お金のことならこの人かな」と思ってもらって協力者になっていただけるインパクトがあるのではないかと自分でも思っています。
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西野
一体どんな話をするんですか。
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古本さん
住宅ローン、運用、社会保障、年金……全部お答えして帰ります。「このケースなら私ならこうします」という家計簿もあり、その中に保険という部品があり、積立が自動化できて、万が一のときでも資金計画が崩れない計画を出して、「私がお手伝いできるのは保険なのでこれです」と伝えると、「じゃあお願いします」と。あとはフォローしていません。
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西野
緻密に練り上げている様子が窺(うかが)えますが、「そこまでやるのか!」と感嘆しています。すごいとしか言いようがありません。
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古本さん
話がそれましたが、法人の財務が毀損しているという話もチャンスがあれば経営者にちょこちょこ話しています。そうやってネタをまき続けていると、気づけば向こうから連絡が来たりします。
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西野
ふだんからネタをまき続けるのが大事なんですね。
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古本さん
農耕民族ですから(笑い)。
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西野
芽が出るまで待つ?
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古本さん
営業マンですから「あそこに行ってみたい」ということがあります。そんなときは直接言わずに誰かに言ってもらったり、会合にたまたま参加した体(てい)で行ってみたり、何かします(笑い)。いやらしいことをしています(笑い)。
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西野
自分の行動を「いやらしい」と突き放せるからこそ、冷静に工夫するのでしょう。
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古本さん
狙ってやっていますから。でも、相手にお会いして、仲良くなれば正直にタネ明かしします。タネ明かしすると盛り上がります(笑い)。「実はお会いしたくてこういうふうにしたんです」と。すると相手は「そうなん!? 言うてくれればよかったのに」と。「そんなことをしとるんなら、ここに行ってみんさいよ」と紹介をいただいたり。
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西野
農耕民族系でも成功できるということですね。
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古本さん
できると思います。むしろ農耕民族系のほうが息が長い。
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西野
ただし、誠実な姿勢の上での農耕民族系ですよね。
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古本さん
そうかもしれません。保険を変えなくていいときは「変えなくていいです」と言えないと。そういうスタンスでやっていると、本当に嘘を言えない商談になります。
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西野
変えなくていいときがあるんですか。
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古本さん
もちろんあります。マイナスになることはもちろんお勧めしませんし、保険を変えても変えなくても同じ場合があります。そんなときは「トントンですけどどうしますか。お手間がかかりますが、担当は私になります。どうなさいますか」と正直にお聞きします。「面倒くさいので」と言われれば「そうですよね」と受けます。「同じなら、せっかく見てもらったので、保険を変えてもらっても全然いいですよ」という返事であれば、「全然いい」は「変えたい」ということですので、進めます。「会いに来たりしませんが、聞かれたことにはきちんと答えます。それしかできませんが、いいですか」「はいお願いします」という流れです。
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西野
お客様が古本さんのファンになる。
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古本さん
んー、どうですかね、そうかもしれないですけど。
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西野
広島でセミナーを始めたとお聞きしました。
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古本さん
五島さんと山根税理士と一緒のセミナーです。打って出るセミナーは初めてで、農耕民族系から狩猟民族になったというか。
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西野
古本さんは42歳。これからのキャリアをどのように積み上げていくか、お考えになっていますか。
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古本さん
今のところ直販をすぐに辞めるというのはありませんが、ずっとここにいなければいけないとも思っていません。自分の好きなマーケットの開拓の方法ができて、商談ができるのであれば、どんな形でもいいと思っています。今の私はフロービジネスというか、マーケットをコントロールできているという状態ではありません。ぼんやりとしたお皿を広げてそこから上がってくる商談に取り組むという、それこそ成り行き営業に近いと自分の中では思っています。それを45歳までにストックビジネスというか、例えばそれはセミナーであったりするのですが、きちんとお会いできる数や法人貢献スキルを上げて、ある程度は契約の出来高が見込める状況に持って行くのが1つの目標です。
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西野
3年ほどの間に達成すべきかなり具体的な到達点を持っているんですね。
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古本さん
そうすれば45歳から10年間くらいは錆(さ)びないやり方になるんじゃないかと思っていて、ストックビジネスへの転換というか、それでセミナーを始めたということもあります。
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西野
法人保険で大きな成果を次々に出していきそうですね。
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古本さん
収入を増やすことには、おかげさまで正直な話ほとんど興味がありません。安定した仕事や息の長い仕事をしたいと40歳を過ぎたころから思うようになってきまして。
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西野
保険営業の話をお聞きしたときも感じたことですが、古本さんは目の前を見ていませんね。いつも先の先を見て行動していますよね。
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古本さん
セミナーなどで成り行き営業ではなくきちんと計画を立てて法人を主戦場として数字が読める形で営業マンを続けていくということです。その中で何か直販が足かせになるようであれば考えますし、困ることがなければこのままいくと思います。
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西野
最後に、一歩前に進むことができない人にアドバイスをお願いしていいでしょうか。
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古本さん
ご自身が現状に満足していないにもかかわらず行動にできない場合、解決方法は自分の心の中にしかありません。いい意味で焦燥感を持っているかどうか。人生目標はどうか。起死回生の一歩はそういうところにしなないのだと思います。それで心折れて戻ってきたらまたゼロになりますから、この仕事をするにはベースエンジンがないと。
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西野
ベースエンジン! これは初めて聞く単語ですが、核心を突く単語だと思います。自分のベースエンジンの確認が必要かも。
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古本さん
子供が小さいとか、借金があるとか、個人的なモチベーション(動機づけ。やる気)が大いに絡(から)んでくると思います。保険営業マンになったときの志なのか、自分の力を信じるその欲求が強いとか、いろいろな理由があると思いますが、それが乗らないと難しいかもしれません。
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西野
他人が動かすことはできないということですか。
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古本さん
おっしゃるとおり。できませんね。きっかけは何かあるかも知れませんが、自分を動かすのは自分しかいません。
avatar
西野
そもそもモチベーションがどうこうと言っている段階でアウトではないかという説もあります。
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古本さん
ああ、おっしゃるとおり。そのとおりです。考えてモチベーションを上げることができるなら、みんな東大に行ってます(笑い)。
avatar
西野
マインドセットを古本さんはどうお考えですか。
avatar
古本さん
マインドセットをするためには、どれだけ自分より上の人たちと触れあう努力をするかが第一歩かもしれません。自分より上の人たちがどれだけ豊かで、大変であっても達成感を得ているか。そういう世界に触れることが第一歩でしょう。
avatar
西野
上を向いて歩こう、と。
avatar
古本さん
私はMDRTの役員をしているので特にそう思うのかもしれませんが、手が届かない世界に敢えて「本当にすみません」などと言いながらコミュニケーションを取りに行くのが第一歩だと思うのです。話を聞きに行くとか会合に参加するとか「何か私にできることはありませんか」と言ってみるとか。
avatar
西野
営業マンとしてそれくらいのアプローチはやりなさい、ということですね。
avatar
古本さん
新しい世界を自分の目で見て、「自分もそうなりたい」という思いを自分の中で芽生えさせていくしかないと思いました。
avatar
西野
目指す人や憧れの人に近づくということですか。
avatar
古本さん
単体の人ではなく、その人たちの集団に入るのです。そこでは空気が違いますから、それを感じ取るのです。こういう時代ですし、いろいろな考えがありますから、「この人みたいになりたい」というのは時代的に薄れているような気がしています。そこで、そういう集団に流れる空気感だったり、話す内容のレベルの高さだったり、お客様とのフラットな付き合い方だったり……。いい車に乗っていますし、時計もスーツもきれいに着こなしている人が多いですから、そういう集団に踏み込んで自分とのギャップを感じてみるのが第一歩だと思います。起死回生の一歩はこれしかないと感じます。
ー終わり―

【会員の声】百木健さん(52歳)

なぜP3000万円の勇退退職金積立プランをお預かりできたのか。

「新型コロナの影響で営業できない」という声が聞こえる中、大分の代理店・株式会社First大分中島支店支店長・百木健さん(52歳)は、なぜP3000万円の勇退退職金積立プランをお預かりできたのか。

avatar
西野
略法人保険営業塾(SHE)本講座の福岡会場で五島さんが紹介したのが百木さんの事案です。あらためて内容を教えてください。
avatar
百木さん
不動産賃貸業社長(50歳)の勇退退職金積立プランで、P3000万円、10年で積み立てます。
avatar
西野
その社長とどんなお付き合いをしてきたんですか。
avatar
百木さん
12~13年のお付き合いです。私がSHEに入会して丸3年経ちました。今からちょうど1年前、その社長に「私は財務の勉強をしています。社長、私と一緒に勉強しませんか」とお誘いし、財務コンサルをさせていただいていました。
avatar
西野
有料で?
avatar
百木さん
そうです。ただ、新型コロナの影響で業績が悪くなってきて、社長が「どうしようか」と。そこで私は「続けましょう。無償でやります」とお伝えしました。
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西野
侠気(おとこぎ)ですね。
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百木さん
長年お付き合いがありますし、途中で投げ出したくないので、「社長の会社を今後もずっとサポートしていくつもりでコンサルに入らせてもらっているので、売上が低迷しているわけですから、その状況が落ち着くまで無償でやります」とお伝えして、3月から月1回、無償でやっています。
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西野
五島さんが提唱している継続貢献営業?の姿がここにあります。
社長との勉強会はどんな内容ですか。
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百木さん
「まず銀行格付けを出しましょう」というところからコンサルに入っていったと記憶しています。そこで、決算書を出してもらって、分析して。私はBCP協会講座も受講しているので、そこで習った内容を活用して、私にとって話しやすいPLのことから始めました。毎月テーマを決めますが、どうすれば会社にお金が残るかというのが大きなテーマです。
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西野
1回2時間くらいですか。
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百木さん
たいてい月初、1週目の午前中に2時間くらいです。
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西野
社長の反応はどうですか。。
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百木さん
毎回「勉強になった」と。価値を感じていただいていると思います。おかげで1年前に比べると、より良好な関係になってきているという感触があります。
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西野
社長は数字を意識した経営をしていましたか。
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百木さん
2代目の社長で、財務面のこともそれほどはご存じありませんでした。単純に法人税を払うのはもったいないという考え方で、2~3年前は「今年もこれだけ払った」「消費税の支払いがまたこれだけ必要だ」というような話ばかりでしたから、全損商品や半損商品を勧めていました。それが勉強会によって社長の意識が変わり、今回は資産性の保険をすんなりご理解いただきました。この1年間の勉強会の蓄積が社長にあるので、「そうしようか」とすんなり。クロージングはほとんど必要ありませんでした。
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西野
ところでその会社の年商はどれくらいですか。
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百木さん
3億円くらいですかね。
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西野
福岡で?
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百木さん
いえ大分の会社です。
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西野
百木さんの地元のお客さんなのですね。3月からコンサルを無償でやってきて、それがどのように勇退退職金積立プランにつながったんですか。
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百木さん
社長がちょうど50歳になるので、次にバトンタッチするという話につながるように勉強会を毎月やってきました。「自社株はこうします」や「会社に利益を残すにはこうしなければなりません」、「事業承継するにはここがネックになりますから」というふうに。相続対策をしながら事業承継対策をという話をずっとしてきて、社長が今月50歳になるのでそのタイミングで。
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西野
自然に話が進んだわけですね。クロージングのようなものは?
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百木さん
「そろそろ10年かけて積んでいきましょう」というようなことを話したのだと思います。バランスシートを使いながら説明もしました。勉強会で社長は知識の蓄積があるので「ああ、そういうことか」と。
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西野
話が早いですね。
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百木さん
めちゃくちゃ早かったです。
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西野
社長が勉強してなかったらどうなっていたでしょう。
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百木さん
たぶん社長は受け入れなかったと思います。
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西野
また保険を売ってきたな、と。
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百木さん
そうですね。「何? またいい商品持って来たの?」みたいな感じで、「それ、経費で落ちるの?」「経費で落ちないのに積立をする理由はあるの?」という流れで終わって、提案には至らなかったんじゃないかなと思っています。
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西野
社長の口から疑問が出続けて平行線で終わる、と。
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百木さん
そうですね。「いいのは分かったけど、わざわざそんなの別に必要ないんじゃないか」と言われただろうと思います。
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西野
法人保険営業マンもそうですが、社長も勉強は大事ですね。
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百木さん
過去には長期平準定期や2分の1損金で積み立てるのはずっとやってきましたが、今回のようにお客さんに教える立場でこうもすんなり行くんだなと。驚きでした。
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西野
勉強会で社長との人間関係が近くなりましたか。
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百木さん
非常に近くなりました。
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西野
距離を縮めたのは何ですか。先生の立場になったからですか。
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百木さん
そうですね。先生の立場の私を信頼していただいたのだと思います。「この人は保険屋だけど、単に保険を売りに来る人ではない」という見方をするようになったんじゃないかなと思います。かっこよく言えば財務の先生と思っていただけたのではないかと思います。
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西野
百木さんは戦略法人保険営業塾(SHE=シー)に入会してもう3年が過ぎました。そもそそ入会のきっかけは何ですか。
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百木さん
今年の新型コロナ騒動が始まったのと同じころ代理店を替わったのですが、前の代理店の大先輩に笠松さんがいたのです。
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西野
仙台の笠松さんですか!
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百木さん
ソニー生命時代から大変お世話になっていた先輩で、業界の中で尊敬できる数少ない先輩が笠松さんです。その笠松さんが勉強をしている様子がサイトに載っているのを見つけて、「笠松さんは個人保険の人だと思っていたのに法人保険の勉強をされているんだ」と分かりました。シーに興味があったので、「サイトを見ました。シーに行って勉強なさっているんですね。興味があるんですが、行くほうがいいですか」と笠松さんに聞いたところ、「百木さん、3年後を見据えて絶対にやるべきだ」とアドバイスしてくださって。
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西野
笠松さんの発言は重みがあります。
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百木さん
先輩に向かって言うのは失礼かも知れませんが、ものすごく真面目な笠松さんがそうおっしゃるなら間違いないと思いました。
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西野
笠松さんはまさしく東北人らしい実直なお人柄で、慕う人が多いです。
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百木さん
五島さんの『保険料50億円を獲得する思考術』なども読んでいましたが、畏れ多くて近寄れないと思っていたのですが、笠松さんのそのひとことで「これは受けるべきだ」と思ってシーに入会して勉強に行くようになりました。
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西野
百木さんは福岡会場に行ったんですね。
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百木さん
大分から2時間かけて。
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西野
失礼ですが大分は交通の便がよくないですよね。新幹線走ってないし。
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百木さん
めちゃくちゃ悪いです。バスでも特急でも福岡まで2時間かかります。今は仲間2人と一緒に3人で車で行ったりしていますが、不便です。
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西野
その不便さを押して、勉強するために福岡まで。百木さんは2017年7月のご入会です。いきなりの入会でしたが、ついていけましたか。
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百木さん
忘れもしません、最初に体験入会(注・今は体験入会はありません。その代わりがフロントセミナーです)に行ったとき、五島さんの話している内容が全く分からなかったのです。「やばい!」と思いましたが、これはもう食らいついていくしかないと思って、来月からお世話になりますと入会を決めました。
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西野
すごく前向きですね。
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百木さん
テキストが送られてきて、10回読むようにという指示があったので読んだのですが、それでもあまり分からず、入会して半年くらいは分かったような顔をしながらあまり分かってなかったです(笑い)。
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西野
(笑い)。それは苦痛でしたでしょ。
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百木さん
しんどかったです。福岡は人数が少ないので、常に五島さんと問答のキャッチボールをする状態で、3~4回は順番が回ってくるので「やべー」と。今もそうですが(笑い)。
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西野
ご謙遜を(笑い)。
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百木さん
逆に福岡会場でよかったと思うのは、「次の質問が自分に来る」「五島さんの質問に答えられなかったらどうしよう」という緊張感があったことです。そのおかげで予習をするようになりました。
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西野
当時はまだ法人保険シフトチェンジ講座(HSC)や今のSHE導入財務基礎講座が始まってなかったですもんね。
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百木さん
私が入会したあと始まりました。最初にそれがあったらよかったなぁと思います。
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西野
いまシー会員には財務基礎講座を全部開放しています。追加料金なしでズームでライブ参加し放題です。
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百木さん
「あの内容を丸暗記して宙で言えるように全部見ろ」と福岡会場で五島さんに言われたので、見ようと思います。
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西野
それにしても法人保険シフトチェンジ講座もSHE導入財務基礎講座もない時期に、いきなり本講座でよくぞついていきましたね。
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百木さん
皆さん、録音したものを車の中で何回も聞き返しているなどとおっしゃっていますよね。私はiPhoneで毎回録音していて、それは必ず聞き直します。それでお客さんのところに行って学んだことを話すので、話すと頭に定着します。
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西野
おおお。社長に話すことが最大の復習になるわけですね。
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百木さん
既契約先などに行って、エッセンスというか「ちょっと勉強しました」とお話しします。人に話すのが一番かなと思います。
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西野
面白いです。人に話すわけですから間違うわけにはいきません。真剣味が違ってくると思います。事前準備として資料を作ったりしますか。
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百木さん
コンサル先に話すためには資料を毎回作ります。シーのテキストから「今回はここを話そう」と抜粋して。
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西野
選ぶんですね。
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百木さん
長くコンサルをやっているとネタ探しがめちゃくちゃ大変です。
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西野
百木さんはBCP協会講座を受講なさっていますよね。
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百木さん
皆さんBCP協会講座は受けるべきです。私はまだ完全に身に付けていませんが、山田先生がやっていることをそのままお客さんにお伝えすれば、ものすごく喜ばれますし、先生という立ち位置にしてくれます。
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西野
百木さんはもともと個人保険営業でしたか。
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百木さん
この業界に来て今年で23年目ですが、個人というより法人というより、どっちつかずで、なんちゃって法人保険営業マンというところでしょうか。
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西野
なんちゃって法人保険営業マン(笑い)。
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百木さん
五島さんが言う「キャラ営業」です。夜はあまりお付き合いしませんが、ゴルフや遊びに付き合って、という法人保険営業をしていたのです。「社長、これだけ経費が落ちますからオトクです」話法でした。
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西野
その話法では見込客はそういう社長ばかりになりますね。
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百木さん
ゴルフをする人ばかり探していました。30代後半から40歳くらいのころ、365日のうち100日くらいゴルフ場にいました。
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西野
ゴルフ場が営業現場だったんですね。
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百木さん
「キャラ営業」というワードを聞いて、「ああ、オレやん」みたいな。「おっしゃるとおり」みたいな。あとから思うと、価値提供が全然できていません。今では「そういう営業は絶対にやめとけよ」と言っています。
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西野
保険の契約につながるのならそれでいいのではありませんか。
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百木さん
いや、本当に社長がよくなったのか、会社がよくなったのか、という実感が得られないというか。あくまでもこっちが売りたい保険が売れただけです。
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西野
自分の仕事に疑いの目を向けたんですね。
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百木さん
もちろん役に立ったことは当然ありますが、保険屋ロジックで売っているので満足度は全然なかったかも。
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西野
保険屋ロジック! すごい表現ですね。
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百木さん
保険屋が売りたい保険を売る話法を保険屋ロジックと呼んでいるんです。
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西野
百木さんはその保険屋ロジックから離れたんですね。
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百木さん
いろいろな研修を受けてきたので、「ん? それおかしいんちゃうか?」というのがいろいろありました。でも五島さんの講義にはその疑問が全く出てきません。保険営業は五島さんが示す方向でいいんだとすごく感じています。財務をよくすることが会社をよくすることであり、保険は会社をよくするための単なる部品だという。
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西野
五島さんが繰り返し語っている保険の位置づけですね。しかし、百木さんのような保険営業マンは少ないのではありませんか。保険が売れれば何でもいいという感じの。
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百木さん
そんなんばっかりじゃないですか。申し訳ないですが、この業界、いけ好(す)かん奴がいっぱいいます。そういう人を大勢見てきたので、そうはなりたくないなと。
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西野
疑問を持ったんですね。
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百木さん
誠実に保険を売っている笠松さんや五島さん、ほかにも数少ない尊敬できる人たちがいますが、そういう人の真似をしたいです。
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西野
百木さんのような誠実な考え方をしている会員さんがいてくださることが戦略法人保険営業塾の財産であり保険業界の財産でもあります。ところで前職は何でしたか。
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百木さん
野村證券にいました。
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西野
泣く子も黙る野村證券。激しい会社にいらっしゃったんですね。
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百木さん
ヤクザと変わらない営業をしていたので、ロジックで売るソニー生命がすごくピカピカに見えて転職しました。
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西野
証券マン時代の経験が保険営業マンになって何か生かされたのではありませんか。
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百木さん
それはありません。今でも覚えていますが、新人社員研修の初日に3年目くらいのトップセールスの先輩が来て、スピーチで「営業は根性です」と言ったんです。
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西野
おお。
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百木さん
軍隊みたいなヤクザみたいな会社だったので、夜討ち朝駆け当たり前。ただ、いいところがあることはあったかな。表裏一体ですが、ノルマ必達という会社でしたから、数字を与えられた瞬間、その初日に数字は達成するんです。
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西野
激烈ですね。
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百木さん
月末時点で注文伝票が流れてないのはあり得ません。そんな先輩、ひとりも見たことありません。なので、新人や入社2~3年目の社員でも、わずか50万でも達してなかったとすると、上司に烈火のごとく怒られて、ブースで2時間3時間詰められるという恐ろしい世界でした。
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西野
聞きしに勝る野村證券。
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百木さん
営業は顧客の利益を全く無視なので。その体質が今は変わったのかどうか知りませんが、昔はそうでした。
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西野
顧客のお役に立つという考え方が全くない。
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百木さん
社長に日本刀のさやを抜かれて「殺すぞ」と言われたことがあります。
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西野
損をさせたんですか。
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百木さん
数千万。
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西野
す、す、数千万も。
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百木さん
当時20代だった若造が「儲かる儲かる」と言って、ふたを開けたら何千万も損をさせて。信用で買っていただくのですが、その一瞬で信用を失う商売でした。ちょっとしんどかったです。
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西野
百木さん、殺されずに済んでよかったですね。
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百木さん
その社長とは信頼関係があったので。もしなかったらボコボコにされていたかもしれません。
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西野
給油所の経営者に損をさせた株屋さんが謝りに行ったら頭からガソリンをぶっかけられた人がいました。その社長とはそれでもう終わりでしたか。
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百木さん
続きました。
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西野
えっ!?
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百木さん
それでも続けないといけないんです。「取り返します」と言って食い下がらないといけないので、食い下がるんです。麻痺してました。
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西野
それでお金をまた出してくれるんですか?
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百木さん
出してくれるようにするんです。
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西野
(笑い)。すごすぎる。
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百木さん
転勤があるのでその苦しい思いも3~4年でリセットされて、みんなほっとひと息つきます。それがよくないと私は思うんです。
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西野
あ!
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百木さん
私は生まれも育ちも関西で、野村證券の転勤で大分に来て、ソニー生命に転職してずっと大分にいます。金融の世界は転勤を伴いますが、コミッションを上げてお客さんが傷んで転勤、コミッションを上げてお客さんが傷んで転勤。コミッションをたくさんやった奴が支店長になっていけるシステムに疑問を持ちました。
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西野
はい!
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百木さん
お客さんの資産が倍になりました転勤。また倍になりました転勤。これで支店長になるシステムだったらいいと思うんですが、そうではないので。
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西野
百木さんのような真っ当な人がいらっしゃるのが私はすごく嬉しいです。
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百木さん
(できないと)気が狂うくらい詰められるので、頭がおかしくなるんです。
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西野
そんな百木さんがソニー生命に転職して、行き先はありましたか。
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百木さん
大分に縁もゆかりもありませんでした。野村證券時代はお客さんの9割が損をした状態だったので、「おまえ転職したら来るな」と言われて、前職のお客さんのところには行けませんでした。1997年、相場がよくなかったころです。
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西野
それでも法人保険営業を目指したんですよね。
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百木さん
当時わたしは若かったので、ソニー生命の支社長に「JCに入れ」と言われ、そこからマーケットを広げていきました。
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西野
経営者が集まるところに行ったんですね。そこで保険営業を?
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百木さん
入って2~3年は一切しませんでした。
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西野
2~3年も!
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百木さん
それこそ一緒に遊んでいました。ゴルフに行ったり。で、タイミングを見計らって。
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西野
タイミング?
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百木さん
相手が言ってくるタイミングです。「おまえソニー生命なのに保険の話をして来ないな」みたいな。
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西野
相手はよく分かっているんですね。
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百木さん
みなさん分かっているんです。JCの後輩で2代目経営者が「先輩は保険の話をしませんけど、ぼく入りましょうか?」と言ってくれたり。
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西野
なんと理想的な。
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百木さん
みなさん今もお客様です。そんな感じで、個人や法人の保険を売っていました。
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西野
相手が保険の話をしてくるまでは何も言わないんですね。
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百木さん
それに徹していました。そろそろ行こうかなと思う先がまだ何社かあります。保険の話ではなく財務の話で行こうかなと思う会社が何社かあるのです。
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西野
財務の勉強をすると社長へのアプローチが心理的に楽になりましたか。
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百木さん
めちゃくちゃ楽です。心理的に入りやすいからでしょう。財務、資金繰り、格付けなどのキーワードはお客さんが絶対に持っている関心事ですから。
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西野
社長とこちらの間にズレがないわけですね。
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百木さん
保険をそこで売るわけでもないので、入りやすいです。特に今は新型コロナの影響で業績が下がっている法人が非常に多くて資金繰りが大変なので、入りやすいです。
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西野
新型コロナ騒動で営業ができなくて困ったと嘆く保険営業マンが大勢いますが、百木さんはどうでしたか。
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百木さん
代理店を代わったタイミングもあったので精神的には大変でしたが、ふたを開けてみると終身保険が決まったりして、昨年から数字は落としていません。
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西野
なぜそんな成果を出したのですか。
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百木さん
財務を学んだおかげで、私には“武器”があると思えたからでしょうね。
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西野
“武器”ですか!
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百木さん
はい。バレンタインショックで法人保険の税務関係が変わるとなって皆さん慌てたようですが、私は「あ、そうなん?」という程度の受け止めでした。皆さん「法人保険が売れない」と言っていますが、私は「そんなことないと思うけど」と思いながら今日まで勉強してきました。
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西野
法人保険営業の核心を押さえておけば環境が変わっても右往左往せずに済む、ということですか。
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百木さん
そう思います。新型コロナ騒動で営業自粛の動きがある中でもTOTやCOTを維持している人がいる状況を考えると、そうですよね。
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西野
これからの目標を教えてください。
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百木さん
いちおう70歳でリタイアしようと思っているので、それまでは大分県の企業が1社でもよくなるようお手伝いをやり続けたいです。
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西野
大分県で骨を埋(うず)める覚悟ですね。
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百木さん
野村證券時代、梅田支店で3年間営業をしたのですが、マーケット的には大阪の人は厳しいので大阪で商売をするのはイヤだなと思って大分に来たら、大分の人はすごく優しいし商売をしやすいんです。それで大分に居ついているのですが、保険のお客様の95パーセントがここなので、ここのお客さんの役に立ちたいという思いがあります。
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西野
もはや押しも押されもしない大分県人ですね。
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百木さん
大分県経済の発展に貢献するような仕事をこれからもやり続けたいと思っています。
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西野
大分県経済の発展に貢献! このような広い視点で仕事をしてきた保険営業マンは過去にほとんどいないのではないでしょうか。百木さんのお話をうかがうと、今までにない法人保険営業マンの意識や姿勢を感じます。百木さんのような保険営業マンが増えることで、保険営業マンの社会的地位が上がり、保険業界も変わっていくに違いありません。五島さんが目指している世界ですよね。
それにしても野村證券の梅田支店に配属になったということは、幹部候補生だったのではありませんか。配属先でおおよそ分かりますもんね。
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百木さん
梅田支店の私のインストラクターはいま社長です。当時から「社長になる」と言っていて、本当に社長になりました。
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西野
おおお。百木さんが野村證券に残っていたら今ごろは役員になっていた可能性があります。
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百木さん
梅田支店にいた仲間は引っ張ってもらって、最低でも支店長になっています。
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西野
梅田は大阪のど真ん中ですから、間違いなく出世コースの支店です。エースが配属される支店です。
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百木さん
いえいえ、とんでもない。残らなくてよかったと思っています。野村證券にいたら、経費がかからないぶん今よりいいサラリーをもらっていたかもしれません。ですが、出世のためにいろんなものを犠牲にしたのではないかと思います。今は「次は支店長か」など、いらんことを考えずに済んでいます。
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西野
保険業界の良さですね。出世とかいう余計なことを考えなくていいですし、ただただお客さんのことだけを考えればいいわけですから。
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百木さん
そうです。五島さんから学んだ継続貢献営業をすることでお客様から信頼されて、お金を稼げて、時間が手に入る。物心両面の成功が手に入るのです。最高の仕事です。このあとの後半戦、そして来年も頑張ります。

ーおわり-

【会員の声】1社専属のTさん(40歳)

新型コロナ騒動で営業自粛にも関わらず、5月末にCOT基準を達成!

 

新型コロナ騒動で営業自粛を強いられた人が多かったにもかかわらず、5月末にCOT基準を達成した1社専属のTさん(40歳)だ。
なぜ?と思うでしょ。どうやって?と思うよね。

西野
西野
前職はどんなお仕事をなさっていましたか。
辻崇志さん
Tさん
京都出身で、大学卒業まで京都にいて、そのあとタカラスタンダードに入りました。代理店さんや工務店さんへの営業です。
島根県で7年やって、29歳のとき愛知県半田市に所長で行くようにと言われ、転勤しました。3年ほどプレイングマネジャーをしました。
西野
西野
保険業界に入るきっかけは?
辻崇志さん
Tさん
同期が東京のT生命で所長をやっていまして、その彼から「話したい」とスカウトの電話がかかってきたのです。ソニーやプルデンシャルからも話を聞いていたので興味がありました。
西野
西野
どんなことに興味を持ったんですか?
辻崇志さん
Tさん
私はキッチンの営業をしてきたので、同じ営業マンとして保険の人はどんな営業をするのかと。それで、声をかけていただいたらさっと聞きに行きました(笑い)。
西野
西野
保険営業マンになると収入が不安定になる不安はありませんでしたか。
辻崇志さん
Tさん
それはありません。タカラの営業マンをやっていても頑張るだけでしたから。それが保険になるだけなので、頑張るしかありません。
西野
西野
1年目、うまく行きましたか?
辻崇志さん
Tさん
最初のころはありがたいことに前職のお客様を中心に。
西野
西野
愛知県ですね。
辻崇志さん
Tさん
愛知県の半田市は名古屋市から車で30分くらい南下したところにあるのですが、タカラスタンダード時代は営業所に私を含めて営業マンが3人いて、この3人で名古屋までの全域をカバーしていました。そこでの工務店や大工さんの知り合いがいたので半年くらいは何とか。
西野
西野
大商業圏ですね。
辻崇志さん
Tさん
8月入社でしたので、9月から始まって、T生命の社長杯が2月の締めなので、1月に社長杯が決まるまでガーッとやりまして、そこからまた春のキャンペーン的なものがあり、ベースと紹介で回してきました。
西野
西野
行くところがあったんですね。
辻崇志さん
Tさん
ありがたいことにスタートダッシュは何とかできました。
西野
西野
そのあとも好調でしたか?
辻崇志さん
Tさん
会社が用意するタイトルは絶対外したくないと思いましたし、全部に入ると決めていたので。ただ、半年くらいすると少しずつマーケットが少なくなってきて。
西野
西野
どう打開したんですか?
辻崇志さん
Tさん
私をシー(SHE=戦略法人保険営業塾)に誘ってくださった石塚さんが当時マネーセミナーをしていました。私が入社して半年ほど経ったころ、「違うセミナーをしたい」という話になり、私は工務店さんのマーケットが当時も今もありますから。
西野
西野
特化したマーケットですね。
辻崇志さん
Tさん
工務店さんで家を建ててリフォームを考えるお客さんは60代くらいが多いので、相続の話とマッチングがいいのです。
西野
西野
おお!
辻崇志さん
Tさん
当時は非課税枠が変わるというときだったので、相続セミナーを死ぬほどやりました(笑い)。
西野
西野
死ぬほど!
辻崇志さん
Tさん
2年目から個人をやりながら相続マーケットに行って、2年くらいやっていました。
西野
西野
辻さんは話し方が軽やかですね。
辻崇志さん
Tさん
悩みごとがあまりないので(笑い)。
西野
西野
電話でのインタビューなので、声が頼りなんですが、話し方に聞き惚れています。営業成績が落ち込んだことはないんですか?
辻崇志さん
Tさん
落ち込む前に、行き先がなくなる前に何とか。なくなってから考えるのでは遅いので。ヤバそうだなとなる前に次の手を打たなければいけません。
西野
西野
タカラスタンダードはよかったですね。
辻崇志さん
Tさん
それは本当にめちゃくちゃ感謝しています。
西野
西野
ですよね。
辻崇志さん
Tさん
今でもタカラスタンダードがらみのセミナーのご依頼などがあるので、この前職がなかったら絶対に大変だったはずです。
西野
西野
工務店さんや大工さんと深いお付き合いをして信頼を築いたのではありませんか?
辻崇志さん
Tさん
タカラスタンダードはちょっと変わったメーカーでして、メーカーの営業マンはある程度「値引きしろ」(値引き部分)を持っているのですが。タカラスタンダードは一切ありません。値段は決まっているので、あとは人間関係で取ってくるしかない(笑い)。
西野
西野
ある意味で営業マンのスパルタ教育ですね。
辻崇志さん
Tさん
新入社員で行った島根はタカラスタンダードがめちゃくちゃシェアを占めているところでした。でも、全部が全部タカラスタンダードを使っているわけではありません。私たちのお客さんは工務店さんや大工さんだとお話ししましたが、例えばその大工さんが大手ハウスメーカーにやられてなかなか現場を取れない、という問題を抱えているとします。「新築の現場を取るのは厳しいけれど、リフォームの現場を取るためならこうやったらいいかもしれません」などと大工さんに話していたのかなと。
西野
西野
お客さんへの貢献営業じゃないですか!
辻崇志さん
Tさん
一緒にイベントを企画したりして。企画するのは大好きで。大学のころからバンドをやっていたので、企画好きはそこが原点かもしれません。
西野
西野
バンドでライブをする企画ですか。だとしたら集客が必要ですよね。
辻崇志さん
Tさん
はい。必要です。
西野
西野
サザンオールスターズなら放っておいてもお客さんが集まりますが、大学のサークルのバンドなら放っておいたらお客さんが来ないのでは?
辻崇志さん
Tさん
私は高校のころからずっとバンドをやってきまして、大学時代はサークルでけっこう本格的にやりました。ライブハウスに出るくらいのバンドです。
西野
西野
それはすごい。
辻崇志さん
Tさん
ライブハウスに行くのが私は大好きなんです。そこで、いい歌を歌うバンドで、インディーズの界隈では有名、というような人たちと仲よくなるのです。
西野
西野
何か企画を考えていたわけですね。
辻崇志さん
Tさん
バンドは4人くらいいますので、その中の誰がキーマンかなと、バンドの物販のコーナーなどに行って話をしながら、誰に交渉したら企画が進むかなと。いま振り返ると、案外よく考えて行動していましたね(笑い)。それで私が好きなバンドを4バンドくらい集めて、一緒にライブをやるんです(笑い)。自分が好きなバンドをスカウトして(笑い)。
西野
西野
もしかして、ほかのバンドは売れている?
辻崇志さん
Tさん
もちろんそうです。そこにファンがついているのです。
西野
西野
自動的に集客できる! よく考えましたね!
辻崇志さん
Tさん
4回生のころ、タカラスタンダードに就職が決まってから死ぬほどやりました。毎月イベントの企画をやっていました。
西野
西野
大学時代に集客の仕方を考えて、実践していたわけですね。
辻崇志さん
Tさん
タカラスタンダードに就職してからもイベントを企画してきたので、誰かと一緒に何かイベントをするのが好きなのかなと自分のことを最近そう思うようになりました。
西野
西野
それでこの軽やかな話し方なんですよ。最初から軽快な話し方に聞き入っていましたが、そういうことですね。つながったですよ(笑い)。
辻崇志さん
Tさん
(笑い)
西野
西野
そんな辻さんが2016年11月にシーに入会しました。なぜですか?
辻崇志さん
Tさん
当時相続マーケットをやっていました。低解約終身保険の贈与プランや個人年金プランなどを主に販売していましたが、その商品がなくなるということになり、実際10月になくなったのです。これはヤバいマズいと。工務店の社長などに昔から知り合いがいたので法人系は売っていましたが、繰り延べや退職金といった商品売りでした。そこで、腹をくくってシーに入りました。
西野
西野
入会してどうでしたか?
辻崇志さん
Tさん
セミナーはいろいろ受けていました。当時は分からなかったのですが今思えば中身が小手先のセミナーが多かった。そういうセミナーとは全然違いました。
西野
西野
ついていけましたか?
辻崇志さん
Tさん
いやーーー全然。分からなかったです。五島さんは怖いし。当時は名古屋の会員が少なかったですし。
西野
西野
密度の濃い環境でしたね。
今でこそSHE導入財務基礎講座を受講してから本講座というカリキュラムを築き、無理のない教育課程を提供していますが、辻さんが入会したころは財務基礎講座がまだありませんでした。
辻崇志さん
Tさん
はい。いきなりシー(本講座)でした。
西野
西野
どんな勉強を?
辻崇志さん
Tさん
最初のころは予習も復習もせずに出席していたので、頭に全然残りませんでした。
西野
西野
どんなきっかけで勉強するようになったんですか?
辻崇志さん
Tさん
T生命のメンバーで法人のチームを今も組んでいるのですが、そこに社労士さんや行政書士さんもいて、もともと先輩らが勉強をシェアしてくれていました、それが去年くらいから自分もシェアしようかなと思うようになりまして。法人をちょっとかじっている子や個人を頑張ってMDRTを目指している子など、頑張ってくれそうな人に声をかけて、私はシーの内容を復習がてらまとめ直して、それをシェアするというのを始めました。
西野
西野
テイク(受け取る)の側からギブ(与える)の側に変わったんですね。効果はありましたか?
辻崇志さん
Tさん
はい。繰り返し繰り返し、何回も何回も後輩に話すので、現場で話せるようになりますし。何回も何回も話すのっていいですよね。
西野
西野
シェアするための勉強というか準備というか、どんなことをしているんですか?
辻崇志さん
Tさん
シーを受けたらできるだけ次の日の朝にテキストを見ながら重要なところをエクセルに落とすのです。それをできるだけ早い段階で後輩にシェアします。
西野
西野
鉄は熱いうちに打て、ですね。
勉強会はどれくらいの頻度ですか?
辻崇志さん
Tさん
月に1回でしたが、新型コロナ騒動が始まってから戦略法人保険営業塾の会員向けに五島さんらがユーチューブで頻繁に配信してくださっているので、それ以降はユーチューブが来たらまとめて、2~3日に1回くらいのペースでシェアしています。それだけやると、チームのメンバーも「だいぶ分かってきました」と言ってくれました。
西野
西野
シェアすることで営業現場で変化はありましたか?
辻崇志さん
Tさん
伝わる波動が変わってきたのかと思っていて。
西野
西野
そこを詳しく教えてください。
辻崇志さん
Tさん
保険の話は全然せず、財務や事業承継の話をするのですが、そういう話をしていると最後のほうで社長が私の名刺を見て不思議そうな顔をするのです。
西野
西野
なぜですか?
辻崇志さん
Tさん
「何でそんなことをやっているんだ」と聞かれます。
西野
西野
あ、そうか。辻さんはT生命の名刺を社長に渡しているからですね。保険の話をされると思っていたら全然違う話が出てくるから、社長は「何で?」となるわけですね。
辻崇志さん
Tさん
五島さんにいつも教えていただいていることが頭に入っていますから、「中小企業を強くして正しく事業承継をしていただきたいという考えを持っているだけです」と答えます。「もし保険が必要ならしっかり提案します。しかし、今は会社のことが全く分かりません。まず会社のことをよく知りたいので」と決算書につなげます。
西野
西野
タカラスタンダード時代の工務店さんにそういうアプローチをするんですか?
辻崇志さん
Tさん
タカラスタンダード時代でお客さんになっていただけるところはもうお客さんになっていただいていますから、それは経営者向けセミナーでの社長です。最初のほうでもお話ししましたが、入社半年からセミナーを始めて、今はたまたま経営者向けセミナーをやっています。
西野
西野
経営者向けセミナーの集客はどうやっているんですか?
辻崇志さん
Tさん
基本的に社長が集まっているところに行くだけです。社長はいろんな会に入っていますよね。組合とかも含めて。
西野
西野
そこでセミナーをさせてもらう?
辻崇志さん
Tさん
社長の5人に1人くらいは組合や会の役員をしています。勉強会の講師などを探しているものなので、「こういうのできますよ。よかったらいつでも呼んでくださいね」と言いまくっていたらそのうち声がかかります(笑い)。
西野
西野
軽やかですね。
辻崇志さん
Tさん
ゴリゴリするの嫌いなので(笑い)。「何かあったら言ってくださいね」という感じで。
西野
西野
あくまでも軽やかに、さらっと。押さないんですね。すると声をかけられるんですか?
辻崇志さん
Tさん
講師がいないとか、そういうときに。
西野
西野
ものすごく簡単そうに聞こえます。
辻崇志さん
Tさん
声をかけている数は多いです。
西野
西野
あ! そこですね!
そこをもう少し詳しく教えてください。
辻崇志さん
Tさん
セミナーをしたときは最後に「こんなセミナーできます」とか、面談したときも必ず言います。
西野
西野
言う機会があれば必ず言うんですね。
辻崇志さん
Tさん
必ず言います。
西野
西野
それが、どこかでつながる?
辻崇志さん
Tさん
太くなったりします。どこで誰とつながっているか分からないので、必ず言います。
西野
西野
5月にCOT基準を達成しましたが、なぜここまでできたんですか?
辻崇志さん
Tさん
本当は去年やろうと思ってギリギリ九十何パーセントで達成できなかったんですが、去年から仕込んでいたのが1つ。あとはたぶん数です。去年は週15アポを絶対にやると決めて、やっていました。
西野
西野
平日3件という感じですね。
辻崇志さん
Tさん
ですね。
西野
西野
どうアポを入れるんですか?
辻崇志さん
Tさん
セミナー参加者からのアポです。なのでセミナーの回数が多いと思います。
西野
西野
繰り返しになりますが、セミナーをやろうとしても集客という壁がありますよね。
辻崇志さん
Tさん
集客しません!
西野
西野
ど、ど、どういうことですか?
辻崇志さん
Tさん
組合とかに行ったら社長は絶対に会議などがあるから来るじゃないですか。
西野
西野
組合は1つのキーワードですね。
辻崇志さん
Tさん
そうですね。ほかにも経営者団体があります。ライオンズでもロータリーでもいいと思いますよ。探せばいっぱいあります。地域ごとに細かく分かれていますし。
西野
西野
それをどう見つけるんですか? 職業別電話帳?
辻崇志さん
Tさん
組合に飛び込みをしたことがありますが、つながらないことのほうが多い。でも「セミナーできますからよかったら紹介してくださいね」と言えばセミナーの話ですから会いやすいんです。
西野
西野
辻さんは確立していますね。
辻崇志さん
Tさん
セミナーから拾って広げていく。従業員向けのセミナーもします。
西野
西野
そんなのまで。「どんなセミナーができるの?」と聞かれませんか?
辻崇志さん
Tさん
「こんなセミナーができる」という一覧表を作ってあるので。
西野
西野
えっ!?
プログラムの数はどれくらいあるんですか?
辻崇志さん
Tさん
個人と法人で5個ずつくらい。
西野
西野
そういうことをコツコツと続けているからこそのCOTですね。
辻崇志さん
Tさん
なかなかすぐにはつながらないので、本当に草の根活動をしないと。
西野
西野
草の根活動! 地道さが伝わってきます。
辻崇志さん
Tさん
個人向けはママ友向けセミナーなどがありますが、セミナーのやり方は個人も法人も同じで、集客しないということです。
西野
西野
「よかったらいつでもどうぞ」と声を掛けるだけなら、ストレスもプレッシャーもありません。大勢の読者が今日から真似できます。
勉強の重要性を感じますか?
辻崇志さん
Tさん
今は午前中に1~2アポ、午後に2アポくらいで、土日はほぼ仕事をしていません。法人をやるようになって生活スタイルが変わりました。早起きするようになり、勉強を朝するようになりました。
西野
西野
何時ごろ起きるんですか?
辻崇志さん
Tさん
5時から5時半の間に起きて、6時ごろまで新聞や本を読んだりして、それから6時半か7時ごろまで雑務をやって、そこから9時ごろまで勉強です。
西野
西野
2時間くらいは勉強時間に充てているんですね。
辻崇志さん
Tさん
最近やっているのは配信されるユーチューブのまとめで、一時停止したり戻ったりしながらエクセルに。それを後輩にシェアする前に目を通します。
西野
西野
ということは、まとめるとき、後輩に話す前の予習、そして実際のシェアと最低でも3回くらいは復習することになりますね。
辻崇志さん
Tさん
そうですね。キーワードは毎回出てくるので、大事なんだと分かりますし、社長と話すとき自然に口から出てきます。
西野
西野
復習をしっかりやっている効果ですね。勉強では予習も大事ですが圧倒的に復習が大事なので、辻さんは勉強の王道を歩いています。
決算書はバッチリ読めますか?
辻崇志さん
Tさん
見えるようになりましたね。五島さんほどではありませんが。最初は何が何やら分かりませんでしたが(笑い)。ありがたいことに今は。
西野
西野
勉強して後輩にシェアすることで読めるようになったんですか?
辻崇志さん
Tさん
決算書の数ですね。ここ2年くらい死ぬほどの数を見たので。
西野
西野
預かった決算書で困ったときはどうしました?
辻崇志さん
Tさん
それはチームのメンバーに。COTになっていた先輩に聞いたり、チームメンバーの税理士に聞いたり。
西野
西野
いいチームですね。
辻崇志さん
Tさん
そうです。チーム作りは法人保険営業には必要かなと思います。
西野
西野
大学時代のサークル活動と同じですね。
辻崇志さん
Tさん
それがすごく生きています。
西野
西野
いいバンドに声をかけて一緒にライブをした活動と似ています。
辻崇志さん
Tさん
そうなんです!
西野
西野
辻さんの人生、軽やかな印象を受けます。
辻崇志さん
Tさん
そうですね。楽しいですよ。
西野
西野
苦労している会員さんもいます。
辻崇志さん
Tさん
あまり悩まないので。考え込む前に行動したいので。考える時間があったらすぐ動く。やればいろいろ見えて来ますから。
西野
西野
COT確定で辻さんの何かが変わりましたか?
辻崇志さん
Tさん
五島さんは常々「物心両面の成功をするならCOTにならないと」と言っているので、COTにならないと五島さんに恩返しができないというのが強いです。結果COTになれてよかったのですが、五島さんに習ったらCOTにならないとまずいと。
西野
西野
素晴らしい!
辻崇志さん
Tさん
最初のころはどうやったらCOTになれるのかと思っていました(笑い)。それがちょっとずつ。自分の型もありますが、やり方ですね。石岡さんがおっしゃってました。「財務のことがある程度解決できるようになったらCOTになれる」と。事業承継が絡んでくるとTOTかなというイメージです。
西野
西野
辻さんは名古屋でシー(SHE=戦略法人保険営業塾)を受けているんですね。
辻崇志さん
Tさん
はい。名古屋でシーが始まる1時間前にT生命のメンバーと集まって予習しています。五島さんにどこを当てられるか分からないので予習して答え合わせをして。
西野
西野
えー! 
辻崇志さん
Tさん
そうしないと、万一当てられて分からないと大変なことになりますから(笑い)。
西野
西野
これほど真剣な態度でシーに臨む会員さんを私はほかに知りません。
辻崇志さん
Tさん
集まりだしたのは去年からです。勉強をしっかりやろうと思ったのはやっぱり去年ですね。
西野
西野
軽やかな印象ですが、実は地道な努力をしてきたんですね。
辻崇志さん
Tさん
フィーリング、感覚で動くほうですが。
西野
西野
でも考えたあとしっかり動くんですよね。
辻崇志さん
Tさん
動きます。
西野
西野
考えて考えてしたあと、お茶を飲んで一服するのではなく。
辻崇志さん
Tさん
(笑い)。お茶を飲んでいる時間ありません。
西野
西野
京都の人はおっとりしているイメージでした。
辻崇志さん
Tさん
そうですか。けっこうせっかちです(笑い)。
西野
西野
そのせっかちさもCOTを獲得した原動力でしょうね。

ー終わりー

【会員の声】中田悦司さん(57歳)

思わぬアクシデントもあった医療法人への貢献とは

医療法人に貢献したというご連絡をくださったのは代理店社長中田悦司さん(57歳)
SHE導入財務基礎講座に去年8月入会

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西野
保険業界の前はどういう仕事をなさってましたか?
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中田さん
大学を卒業して就職せずに役者をやっていました。
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西野
え? 役者?
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中田さん
はい。お芝居をやっていました。
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西野
いきなり面白いです。
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中田さん
大学時代に劇団ひまわりという養成所に行きました。
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西野
劇団ひまわり。めちゃくちゃ有名な劇団です。
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中田さん
大学を卒業して就職せずに、次は劇団ひまわりとは別のところでお芝居やコントをやっていました。たいしたことありませんが、テレビでも多少やっていました。
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西野
すごいじゃないですか!
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中田さん
大学を出て1年経ったころ居酒屋でバイトをしていたのですが、そこに東京海上の支社長が飲みに来ていて、損保の研修生としてスカウトされました。
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西野
役者を辞めたんですか?
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中田さん
芝居もあるし役者もやらなければならないしという条件でも当時入れてくれました。
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西野
となると、保険業界歴は長いですね。
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中田さん
めちゃくちゃ長いですね。34~35年でしょうか。
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西野
どうでしたか?
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中田さん
最初のうちは全くやる気がなかったので、研修生は卒業できたのですが、実際に真剣にやり出したのは30歳くらいで。
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西野
基本は損保ですか。
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中田さん
私が始めたころは生保と損保を一緒にやる時代ではなかったので、損保だけやっていました。それがアクサ生命つまり当時のニコス生命の人と知り合いになり、30歳くらいから生保をやっています。生保は27年くらいになりますね。
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西野
長い! 生き残っているのがすごいです。
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中田さん
いえいえ、そんなことありません。
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西野
ご謙遜を。医療法人のお話をうかがいますが、どういうところで知り合ったのですか?
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中田さん
損保のお客さんです。損保の商品に所得保障保険があり、30過ぎにこの仕事を一生懸命にやろうと思ったとき、この所得保障保険をいっぱい売ろうと思って、テレアポをずっとしていました。
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西野
テレアポの対象は決めていましたか? 
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中田さん
動物病院と、当時は歯医者さんも景気がよかったので歯医者さんに、いっぱい電話をしていました。
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西野
動物病院と歯医者ですか。
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中田さん
その収入保障保険で20年くらいお付き合いがあるお客さんです。
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西野
テレアポは地元に絞ってかけましたか?
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中田さん
当時はタウンページを無料でもらえたので、私は東京・町田ですが、東京23区と神奈川県のやつを全部もらいました。年に1回の発行なので、新しいタウンページと1年前のタウンページを見比べると、新しく開業した歯医者がチェックできるのです。あのころは歯医者がものすごく増えていました。
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西野
見比べるんですか! そんな方法があったとは。
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中田さん
はい。そこにテレアポしました。今もそのテレアポのお客さんが8割です。
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西野
堅固な土台を築いたんですね。
HSC(今のSHE導入財務基礎講座)に入会なさったのはいつですか?
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中田さん
去年の8月です。
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西野
入会なさったのはなぜですか?
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中田さん
菊池さんに誘われまして。東京海上の代理店というところが同じなんです。
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西野
順風満帆だったのではありませんか?
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中田さん
生損保ともいろいろありましたし、相続などを少し勉強していたのですが財務のことは全く分かっていませんでしたから。
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西野
生損保の仕事で財務の知識の必要性を感じておられた?
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中田さん
決算書を見ても、素人なので見るところは黒字かどうか程度でしたから、勉強しようと思ったのですが、まさかコンサルをしようとは全く思ってもいませんでした。
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西野
当時から決算書を見る機会はあったんですか?
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中田さん
損保では売上がないと駄目だったりするので、決算書を見る機会は多かったです。
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西野
何か本を買って勉強するというのは?
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中田さん
いえ、ほとんど(苦笑い)。
avatar
西野
それでも仕事はしっかり回っていたということですよね。
avatar
中田さん
おっしゃるとおりでございます(笑い)。
avatar
西野
もともとスゴ腕の保険営業マンです。それでも勉強しようと思われたのですね。入会してどうでしたか?
avatar
中田さん
五島先生も沖野先生も衝撃でした。新しい言葉がどんどん入ってきて。
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西野
どんなふうに行動が変わりましたか?
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中田さん
五島先生と沖野先生に決算書を持って行って相談させていただきました。教わることでお客様のことがよく分かりました。
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西野
決算書の相談はしましたか?
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中田さん
はい。五島先生と沖野先生に見ていただきました。
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西野
相談のときメモを取りましたか?
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中田さん
録音をすることが頭になくて、五島先生に「録音しなくていいのか」と言われて怖かった記憶があります(笑い)。
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西野
緊張のあまりICレコーダーを持って来たことを度忘れした会員さんもいます。五島さんに相談する前からICレコーダーの録音ボタンを押すことをお勧めしています。
ところで、決算書が読めるようになってどんな変化がありましたか。
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中田さん
うちは生損保の代理店で、今年は生保の17年連続コンベンションがかかっていましたから、1月にいろいろなお客さんに電話をしました。今回の医療法人は自動継続の保険に入っていただいていたり先生がお忙しいということもあり、全く会っていませんでした。そこで、「20年くらいお話ししていませんし、私はパワーアップしてきたので、ぜひお話しをさせてください」とお伝えしました。
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西野
言うべきことをまっすぐお伝えになったんですね。
avatar
中田さん
お会いしたとき相続の話になりまして。先生のお母さまが亡くなって、お姉様と争う相続が起きていました。そこで、五島先生がよくお連れする税理士や弁護士の先生のお力をお借りするいっぽうで、私は財務を見ることができるとお伝えして、決算書を見せていただきました。
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西野
どんな決算書でしたか。
avatar
中田さん
それがボロボロで。「だいぶご苦労されていると思います」と話させていただいて、「もしかしたらお役に立てるかもしれません。よろしかったら私とコンサル契約をしませんか」と自分でも思いがけない言葉が出てきました。沖野先生から教わったことがぽろっと出たのかもしれません。割と簡単に契約できました。
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西野
すんなりと財務コンサル契約できた裏話は何かありますか?
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中田さん
ご契約くださったのが3月の頭でした。その前に吉原さんから「安い値段で引き受けては駄目だよ。安い金額だと向こうが本気にならないから絶対に駄目」とアドバイスしてくださって。
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西野
ここで「吉原さんって誰?」とご存じない読者のために申しますと、吉原さんは山梨中央銀行で社長塾を開催した経験者で、もちろん戦略法人保険営業塾の会員です。
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中田さん
吉原さんのおっしゃるとおりだと思ったので、医療法人の先生に対して私としては大きな金額を提示したのですが、あっさり財務コンサル契約してくださったのです。
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西野
ちなみに?
avatar
中田さん
月額15万円です。
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西野
素晴らしいです。
avatar
中田さん
日本BCP協会の講座には1月から行っていましたが、3回目を受ける前、つまりまだ2回しか受けていない時期でしたので、財務コンサル契約したのはいいけれど実際どうしようかとなりました。そこでソエジマさんに連絡したところ、丁寧に教えてくれたのです。ソエジマさんがやっているものをパワーポイントで送ってくれたりもして。本当に助かりました。財務コンサルの1回目はそれを踏まえて取り組んだのです。
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西野
ちょっと宣伝めきますが、同じ志を持って勉強している素晴らしい仲間がいて助け合う、支え合う。そんな気風が戦略法人保険営業塾には流れていると言っていいでしょう。いろんな研修会がありますが、これは戦略法人保険営業塾の大きな特徴の1つと言えます。
その医療法人の先生の反応はどうでしたか?
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中田さん
財務をほとんど分かっていらっしゃらなかったので、一生懸命聞いて理解していただけたと思います。ただ、財務コンサル契約をしたあといろいろ分かったのですが、去年の9月からリスケ状態で1000万円ほどの債務超過でした。3月に新型コロナウィルス感染が増えてきたとき、日本政策金融公庫にコロナ融資を先生が申し込みました。そのとき私はまだ関わっていなかったのですが、売上が下がった資料を税理士から渡され、それを持って行ったところ、融資を断られました。財務コンサル契約をしたのはいいけれど、このままでは医療法人がもたないかもしれないという話になってきて、それはそれはものすごい責任を感じるようになりました。
avatar
西野
財務コンサルを引き受けて、顧問先の財務改善をあれこれ考えると夜眠れなくなったと語っていた会員さんがいました。
avatar
中田さん
2月や3月にSHE実践研究会やSHE交流会に出て、返済計画を立てないとお金を貸してもらえないと思い至りました。「お金がないから貸して」では貸してくれるわけがないと思い、新しくなった5(ファイブ)シートに当てはめて作成しました。
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西野
5シートの出番だったんですね。SHE会員なら誰でもダウンロードして活用できます。
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中田さん
5(ファイブ)シートを作成するとき内田さんに見ていただいたり教えていただいたりして、お世話になりました。
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西野
おお。内田さんに。ここで内田さんを知らない人のために説明しておくと、山梨中央銀行の現役の銀行員で、SHE実践研究会の講師などをしてくれています。現役の銀行員ですから、今の銀行の状況や立場を踏まえた目線でもって融資案件を見て助言してくれます。中田さんはSHE実践研究会でも勉強しているからこそ、このように内田さんに助っ人をお願いすることができたのでしょう。ここ、ものすごく大事です。
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中田さん
幸いにも利益が出る要素があったので、1つはメイン銀行に渡し、もう1つはうちの会社のメイン銀行に「もしかしたらお願いするかもしれないから」と言って渡しておきました。
avatar
西野
万一に備えて行動したのですね。素晴らしいです。
avatar
中田さん
6月から返済が始まる予定でしたが、沖野先生が交流会で「リスケの延長をお願いしないと厳しいかもしれない」とおっしゃっていました。2月のPLは去年よりよくなっていたこともあり、メイン銀行が話に乗ってくれ、リスケとコロナ融資の一本化の話になりました。
avatar
西野
5(ファイブ)シートをメイン銀行が評価したのですね。
avatar
中田さん
先生からも「決まった」と電話がありまして、そのころ五島先生や沖野先生にご報告し、西野さんから「取材したい」とご連絡をいただきました。
avatar
西野
はい。そうでした。
avatar
中田さん
ところが、その翌日です。銀行に電話をしたら「実は内容に問題があって」という話になり――。
avatar
西野
突然のアクシデント。いったい何が起きたんですか?
avatar
中田さん
実は医療機関で厚生年金を去年の9月から払っていなかったことが分かったのです。それで保証協会のほうでバツがついて。今年の1月からは新型コロナの関係で払っていなくても大丈夫らしいのですが。
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西野
厚生年金の未払いが融資に影響を及ぼすんですか。知らなかったです。この問題をどうしたんですか?
avatar
中田さん
担当者に来てもらって、「何とかならないでしょうか」と話しました。最初は「何ともなりません」と言っていたのですが、「そこを何とか」とずっと話していたら、「どうなるか分からないけれど、9月からの未払い分をどうするかという資料を年金事務所に提出して、それでOKが出るのであれば、保証協会に再度話します」ということになりました。
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西野
中田さんがあっさり諦(あきら)めていたら相手からそんな助言は出て来なかったのではないでしょうか。粘った交渉の賜物ですね。
avatar
中田さん
そこで、決算が終わる今年の10月から支払う計画書をつくり、年金事務所に出してOKをもらいました。OKの書類と作り直した試算表を保証協会に出し、無事に解決できました。
avatar
西野
すごい! 危機を見事に脱したんですね。
avatar
中田さん
その間に、そこが駄目になるかもしれないと思ったので、以前断られた政策金融公庫に利益改善計画などを出しました。
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西野
慎重に危機管理なさったんですね。
avatar
中田さん
その結果、一本化と2500万円の枠でOKが出ました。
avatar
西野
大きな金額です。先生はどんな反応を?
avatar
中田さん
先生はめちゃくちゃ喜びました。
avatar
西野
ですよね。歯の治療は得意でも、普通ほかのことは専門外ですから。ましてや銀行との交渉となると。ところで先生は保険はどうでしたか。
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中田さん
いま入っている保険を全部見せてもらいました。税理士との関係でやめられない保険もありましたが、無駄に入っている保険がけっこうあって、月30万円くらい払っていたのを半分くらいに整理しました。
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西野
年間にして約180万円! これも大きな財務改善ですね。
先生との保険契約は具体的にどんな内容ですか?

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中田さん
20年くらいのお付き合いで所得補償保険にご加入いただいています。定期保険で保険料が月額約9万円です。ほかには個人でも15万円くらいお支払いでしたので、整理して5疾病付の収入保障と医療とがんで月額7万円ほどの保険料になりました。
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西野
先生が中田さんを見る目が変わったのではありませんか?
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中田さん
そうかもしれません。「自分で何度も銀行に行ったのに相手にしてもらえなかった」と言っていましたから。
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西野
これでめでたしめでたし、となりましたか?
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中田さん
いいえ。12月に変なビジネスローンでお金を借りているのです。売上債権を担保にしたファクタリングのような。金利が13.何パーセントという。
次はそれを何とか早く解消したいと思っています。
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西野
実践を積み重ねていらっしゃいますが、今回の経験から得た教訓というのか思いというのか、そういうものはありますか?
avatar
中田さん
1つは、とにかくやってみようと思って実際にやってみたことがよかったのかなと思います。
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西野
五島さんが口を酸っぱくして「行動」を呼びかけています。それを中田さんは実際にやったわけです。
avatar
中田さん
知識もないのにやってました(笑い)。
avatar
西野
行動力、素晴らしいです。
avatar
中田さん
2つめは、つぶれたらえらいことになるという法人に関わったのは今までにないプレッシャーでした。16人もの人間がいる医療法人ですから。
avatar
西野
ましてや財務コンサルとしてお金をもらって関わったわけですから責任重大です。
avatar
中田さん
そうです! 本当にそう思いました。
avatar
西野
夜眠れなくなったりしませんでしたか?
avatar
中田さん
ありました。どうしようと思うと。売上が落ちたら給料の遅配が起きるのかな、などといろいろ心配しました。
avatar
西野
今回のご経験を踏まえてほかの経営者にも声をかけていらっしゃいますか?
avatar
中田さん
はい。既契約者に法人がけっこういますので。「今こんな勉強をしていて」と伝えて決算書をあらためて見せてもらったりしています。もちろん今の財務コンサル先である医療法人に対しては、利益改善をしてBSをよくするのが大事な行程ですので、そこに向けて頑張らないといけないと思っています。
avatar
西野
ということは勉強をしっかりなさっているんじゃないですか?
avatar
中田さん
今まではやっていませんでしたが、五島先生に教わるようになって朝7時から最低でも2時間は勉強しています。
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西野
どんな勉強ですか?
avatar
中田さん
SHEやBCP、交流会のビデオを何度も見ていますし、いろいろなところで紹介された本も読んでいます。
avatar
西野
朝7時からの勉強ということは早起きですね。
avatar
中田さん
5時過ぎに起きています。
avatar
西野
以前はどうでしたか?
avatar
中田さん
7時過ぎです(笑い)。
avatar
西野
五島さんがよく言っているように、考え方を変えたからこそ行動が変わり、仕事が変わったことが中田さんのお話しからよく分かりました。

-終わりー

【会員の声】福島秀彦さん(49歳)

「この人は他の営業さんとは違う!」

ある経営者に「この人は他の営業さんとは違う。この人は信用できると直感的に思いました。この人と一緒に歩んでいこうという安心感もありました」と思わせた戦略法人保険営業塾の会員で東京海上日動あんしん生命・福島秀彦さん(49歳)。

avatar
西野
その社長に紹介で会ったんですよね。それはいつごろですか?
avatar
福島さん
去年の12月か今年の1月ごろです。
avatar
西野
その社長に初めて会ったときはどんな話をしましたか?
avatar
福島さん
保険を考えていらっしゃるお客さんがいるということでお邪魔しましたが、深い話はしませんでした。紹介者も一緒にいたので顔合わせという感じで。
そしたら社長が「また1カ月後いろいろ打ち合わせをしましょう」と言ってくださったんです。
avatar
西野
1カ月後にということは、もう1回会いましょうという意思表示ですよね。
ピンと来ました?
avatar
福島さん
そう思いましたが、なんでだろうなとも思いました。
avatar
西野
2回目はどんな話でしたか?
avatar
福島さん
従業員さんの退職金に使えるような保障を考えているというお話しでした。私からはいろいろな方法がありますとお伝えしましたが、その前つまり2回目の冒頭で「五島さんの下でこういう財務の勉強をしています。

中小企業を強くして日本経済の発展に貢献するという理念を持って、やっています」と、五島さんがいつもおっしゃっていることを話しました。
avatar
西野
五島さんの戦略法人保険営業塾では理念などを毎回語ります。
毎回語るのは非常に重要なことだからですが、それを社長との面談で自分の口から言えるようになると社長のこころに響いた、という話を会員さんたちから何度も聞いたことがあります。

社長の反応はどうでしたか?
avatar
福島さん
「あーそーですかー」(やわらかい関西弁)という感じで、いつもの社長の感じでした。
それで「また次、毎月会いましょう」と言われ、翌月また行きました。
avatar
西野
3回目ですね。
avatar
福島さん
保険の具体的な話になりかけたのですが、社長の会社の財務の資料を何も見ていませんでしたから、本当にこれでいいのかという不安がありました。
avatar
西野
ああ。こういうところに福島さんの誠実なお人柄が垣間見えます。
知識のない保険営業マンなら「何でもいいからまず買ってもらおう」と思ってしまいかねない、人間が問われる場面です。
avatar
福島さん
いい会社だとは思いましたが、どんな財務状況か分からなかったので、「決算書を見せてもらえますか」というようなことをポロッと言ったのですが、何となく社長の反応が今ひとつよくなかったんです。
「あれ? 何か変なことを言ったかな」と思ったのですが、社長が「毎月1回会いましょう」と言ってくださったので、また翌月に訪ねました。
avatar
西野
あうんの呼吸とでもいうのか、無理強いせず、絶妙の距離を保ったんですね。

それで「また来月会いましょう」と。
avatar
福島さん
ちょうどそのころ大阪の社長塾が始まる前でした。
社長を誘おうかなと最初思っていましたが、いやがられるかなとか、断られたら自分の保険も消えてしまうかなとか、いろいろ思ってしまいました。
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西野
優れたビジネスマンは繊細です。
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福島さん
何も財務資料を見ていないので、誘って断られて保険の話が消えても仕方がないと覚悟して、社長塾のことを伝えました。
「以前もお話しした私の財務の師匠である五島さんが経営者向けにこういう塾を開催します。社長、よかったら来ませんか」と。
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西野
大事なひとことですね。
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福島さん
社長はすごく前向きにいろいろ吸収しようとしている人だと思っていましたから。だって、「毎月会いましょう」「教えてください」と言ってくれる人ですから。
しかも2代目という立場ですから、社長塾は絶対に役に立つという自信がありました。
一方で、いやがられたら自分の成果がゼロになってしまうという葛藤がありました。
それでも、そうなったらそのときはそのとき、縁がなかったと思うことにして。
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西野
言うべきことを言うべきときに伝えたわけですね。
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福島さん
即答はもらえませんでした。
そこで、社長に「考えておいてくださいね」と。
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西野
どうなりました?
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福島さん
いよいよ社長塾の最終締切の間際になっても社長からお返事がなかったので、誘った以上はイエスかノーか聞かないといけないと思い、電話を差し上げたら、「行きます」と言ってくださって。
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西野
社長は福島さんからの確認電話を待っていたのかもしれませんね。
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福島さん
かもしれません。それで2人で社長塾に参加しました。
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西野
1回目は今年の2月か3月ごろですね。どうでしたか?
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福島さん
あとで分かったことですが、社長は開催時間のだいぶ前に来られたんです。私たちが会場設営の準備をするタイミングで来られて。「会社と会場の場所が離れているので、遅れてはいけないので早く来ました」と。。
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西野
素晴らしい行動ですね。五島さんと重なるような。というのは、五島さんは待ち合わせの時間の1時間前に着いていることがあるんです。先手先手で動くところが同じだと感じます。
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福島さん
これもあとで聞いたのですが、社長なりに五島さんをネットでいろいろ検索したらしいです。それで、すごいことをしている人だと分かったらしくて、そんな人の塾に行くんだから開催時間の間際に会場に着くようでは五島さんと関わりを持つことができないだろうとも思って、早く行ったそうです。
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西野
社長には私もお話しを聞いたりお目にかかったりする機会がありましたので、その行動ぶりが理解できます。本当に誠実なお人柄で、地に足の着いた考え方と行動をしておられる様子が印象に残っています。
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福島さん
五島さんも当然早く会場に来られていて、社長はたぶんそこで五島さんに決算書を見てもらったようです。私も見ていなかった決算書がぽろっと出てきて(笑い)。
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西野
福島さんが言っても出て来なかったのに(笑い)。
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福島さん
社長塾に参加する場合、財務資料を準備してくださいと伝えてあったとはいえ(笑い)。そこで五島さんは一瞬見て「もしよかったら関わりますよ」と。
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西野
何か大事な問題を見つけたのですね。それにしても話がトントン拍子に進んでいますね。
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福島さん
私の目の前で何が起きているのかよく分からなかったです(笑い)。。
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西野
社長と五島さんを引き合わせたのは福島さんです。福島さんがいなければ2人は出会っていないのですから。で、社長は五島さんとそういう話をしてから社長塾を受けたんですね。
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福島さん
はい。社長の姿勢はすごいなぁとあらためて思いました。
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西野
謙虚な社長ですが、学ぶことに対する姿勢が積極的です。
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福島さん
それで、五島さんが「では一度3人でディスカッションをしましょう」と提案し、翌月の2回目の社長塾の前の時間に新大阪で打ち合わせの時間を設けました。1回目の社長塾のときに五島さんは社長から決算書を預かって帰りましたから、この間に五島さんが財務分析されて、打ち合わせのときに社長にいろいろお話しをされて、「では財務コンサルに入りますよ」という方向で話が進みました。その際に五島さんは「保険はこういう形にします」ともお話しになって。
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西野
入っている保険に問題があったんですね。
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福島さん
はい。ありました。それで、借入金の連帯保証対策として、保障額6億円の保険に。。
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西野
え? そんなに簡単に?
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福島さん
はい(笑い)。
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西野
そんなに簡単に保険が決まっていいのだろうかという(笑い)。そのあと福島さんが契約業務をしたんですね。
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福島さん
そこも五島さんが全部コーディネートしてくださって。
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西野
え!?
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福島さん
私は何もしてないです(笑い)。。
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西野
(絶句)。でも、福島さんに先日電話を差し上げたとき社長と打ち合わせをしていましたよね。月1回の会議以外でも社長に会っているんですね。
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福島さん
毎月1回、社長と五島さん、税理士、私の4人で経営改善会議をしています。その会議をより深く理解してもらうために、五島さんの指示で議事録を社長に作成していただいています。それで、会議の翌日か翌々日に忘れないうちに社長と私でメモなどを擦り合わせて、一緒に議事録をつくっているのです。私はICレコーダーで録音もしていますから。
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西野
すごいなぁ。
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福島さん
会議をICレコーダーで録音するじゃないですか。それは私にとってすごい財産です。五島さんの一言一句が全部聞けるんですから。
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西野
現場での話の流れや言葉の選び方、間の取り方などが全部入っているわけですね。
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福島さん
もう1つ、すごい財産があるんです。
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西野
教えてください。
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福島さん
五島さんを迎えに行って、会議の場所まで車でお送りするんですが、その間の30分から1時間くらいの車の中での会話もすごい財産です。五島さんを独り占めできる時間なんです。緊張しますけどね(笑い)。
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西野
ハンドル操作を誤らないように気をつけてください(笑い)。そういえば埼玉の岸さんも同じようなことを言っていました。「緊張するけど、ものすごい勉強になる」と。
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福島さん
それで五島さんから「何時にどこどこに迎えに来て」と言われるのですが、たいていその予定時間より早く終わるんです。最初すごくびっくりして(笑い)。こちらは予定時間通りに行こうと思っていますからぼーっとしていたら、いきなり「今終わったから。どこにいる?」と(笑い)。「えーっ!」と大慌てで(笑い)。
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西野
(笑いが止まらない)それよく分かります。五島さんは前倒しで動くんです。時間を無駄にしないし、約束の時間に遅れることは絶対にしません。以前メルマガに書きましたが、埼玉の駅で五島さんと朝待ち合わせをすることになって、私の最寄り駅からずいぶん遠いので、万一に備えて2時間前に現地に着いたところ、五島さんも1時間前に着いて(笑い)。
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福島さん
(笑い)
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西野
志村けんは絶対に時間に遅れなかったそうですね。亡くなったときにいろんな人がいろいろな思い出を語っていましたが、1つ印象に残った話があります。付き人が約束の時間に遅れ、志村けんはものすごく怒ったそうです。その理由は「申し訳ありませんというお詫びを最初に言わなければならないからだ」と。実は同じことを五島さんも言っていました。仕事に対して誠実な人は同じ姿勢なんですね。ところで、福島さんの前職は何ですか?
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福島さん
鉄鋼商社にいました。
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西野
いつ辞めたんですか?
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福島さん
44歳のときです。あんしん生命に転職しました。
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西野
入会したのはHSC(今のSHE導入財務基礎講座)ですか。
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福島さん
2016年の夏ごろに。
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西野
きっかけは何でしたか?
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福島さん
大坪さんと五島さんがコラボするフロントセミナーが大阪であったんです。最初5分くらい大坪さんが話して、五島さんを紹介して。五島さんの顔を初めて見て「何だこの顔は」と圧倒されました(笑い)。迫力ありすぎです(笑い)。
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西野
(爆笑)。ですよねやっぱり。普通ビビります。それで、なぜフロントセミナーに?
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福島さん
確か一社専属でも法人保険営業ができるという触れ込みだったので。実はいろんな塾に行きましたが「何だかな-」というのが多くて。
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西野
私の大好きな話です(笑い)。ほかの塾はどこに行きました?
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福島さん
ピーーーーーー(注・具体名がいくつか出たので、それが読者の皆さんに分からないように音をかぶせました)。
最初はいいなぁと思っていたのですが、だんだん商品売りの感じになってきて。個別で相談しても何も教えてくれないというか、「そこは自分で行け」みたいな感じで。
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西野
ドクターマーケットなんとかセミナーは面倒見が悪いですねぇ。で、もう1つのやつはどうでした?
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福島さん
相続を学べましたが、一社専属としてはそこから保険をどうつなげればいいのかなかなかイメージが湧きませんでした。
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西野
私がここで言うと宣伝めくのでよくないんですが、でも、本音を言えば、戦略法人保険営業塾に来る前にほかの塾にいろいろ行ってみればいいんです。そうすると戦略法人保険営業塾のすごさがよく分かりますから。五島聡と沖野孝之がどれほど面倒見がいいかも分かります。PRをする気はさらさらありませんが、私の本音として、本当にそう思っています。
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福島さん
HSC(現在のSHE導入財務基礎講座)に入ったきっかけは西野さんですよ。
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西野
?
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福島さん
メルマガに書いてるじゃないですか。困ったことがあったらいつでも電話して来いって。フロントセミナーに行って迷ったときや聞きにくいことがあったときは電話してこいって。それで西野さんに電話したんだと思います。
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西野
おおお。
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福島さん
関西に住んでいるので東京に行くのはちょっとしんどいですし、正直どうしようかと迷っていると話したら、「絶対に来たほうがいい」「絶対に間違いないから」って。「五島さんは怖い顔をしているけれど、人のことをよく分かっていて、来れば間違いないから」って。
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西野
怖い顔の話までしましたか(笑い)。私は五島さんを長年そばで見てきたので、フロントセミナーでは伝わりにくい裏の話をお伝えしたんですね。福島さんが受け止めてくださったことにお礼を申し上げます。最後にこれからの目標を教えてください。
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福島さん
3万社の自己資本経営を実現すると五島さんがおっしゃっていますよね。私はその1人、1つのピース(かけら)になりたいです。
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西野
素晴らしいです。そういう理念を持って仕事に取り組む福島さんに出会えた社長はしあわせ者です。
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福島さん
いえいえ、まだまだヘタレです。シーで五島さんに当てられて、答えが間違っていたりして、いじられています(笑い)。
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西野
いじられるのは最高のポジションです(笑い)。
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福島さん
西野さん、最近のメルマガには「いつでも電話してこい」と書いてないので、書いておくほうがいいですよ。
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西野
あ! 福島さんに私がいじられた(笑い)。まいりました(笑い)。

<おわり>

【会員の声】柳澤裕さん(50代)

銀行から転職してきた柳澤裕さん

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西野
銀行に入ったきっかけはサッカーだったんですね。
よほど強かった?
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柳澤さん
私の代だけ強かったんですが、当時は八千代高校や習志野高校などの強豪校があって、その2番手、3番手、ベスト8が関の山でした。
キャプテンをしていたので銀行が「来てくれ」と。
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西野
キャプテンだったんですか。
人望があって、みんなを束ねることができる人でないと務まりません。
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柳澤さん
勉強して銀行に入ったのではないので。
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西野
サッカー推薦みたいな。
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柳澤さん
当時サッカーで3人、野球で3人くらい入りました。
習志野高校の野球部から入ったやつがいて、そいつは常務になっちゃいました。
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西野
すごい。
銀行に入ってサッカーだけやることができたんですか。
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柳澤さん
サッカーは週末。それから仕事が終わって自分でトレーニングをして。
千葉の一部リーグを狙おうぜ、という感じで。
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西野
仕事の内容は?
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柳澤さん
最初は金勘定です。
3年目くらいから外に出て預金を集めて。
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西野
そのあと融資も?
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柳澤さん
外回りの営業担当はお金を集める目標と融資をする目標と両方あるんです。
1億円ずつとか2億円ずつとか。それを毎月毎月。
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西野
そんな柳澤さんが保険業界に。
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柳澤さん
サッカーで銀行に入ったと思っていたので、サッカーができなくなったら身の振り方を考えようかなと思いながら30歳までやって、30歳からマネジャーというか監督をやって、35歳になってさぁどうしようかなと。
このまま銀行にいるのも仕事が合わないしと思っていたところにソニー生命から電話がかかってきて、リクルートを受けて、森田さんの考え方をお聞きして、一発で「そっちに行きます」と。
36歳になる年にソニー生命に入りました。
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西野
銀行にいれば右肩上がりで安泰だったのでは?
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柳澤さん
固定給の世界ではそこそこいい給料だし、「何で」とみんなが言いましたが、サッカーが終わったら自分でちゃんと考えようと思っていたので。。
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西野
ソニー生命に入ってどうでしたか?
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柳澤さん
リクルートのときに言われたとおりでした。
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西野
例えば?
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柳澤さん
ノルマないよと。向こうを向いている人を無理矢理こっち向かせて「保険買ってよ」と言わなくていいと。
話だけして、相手が保険を買いたいと思ったら買ってもらえばいいんですよと。
うちの所長もそれでずっと通していましたから。
「ニードのない人に売るのはあり得ない。それで今月ゼロならそれはそれで構わない。ただ、高いレベルを目指してほしいので、アポイントは毎週きちんとこういうサイクルで入れてください。そうすれば必ずいっちゃいますから」と。
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西野
綿密なプログラムがあったんですね。
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柳澤さん
素直にそのとおりやったら新人賞取れたりMDRTに入ったり。
盛田(昭夫)さんという神様みたいない人に会えたりして、いい思いをしてきましたね。
お金もいっぱい入ってきて。
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西野
差し支えなければ具体的な数字を。
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柳澤さん
当時は銀行で850万だった年収が入社した年は、ほぼ同じくらいで、2年目に1500万くらいになって、3年目に2000万になって、3000万までいって。(ここで声を潜めて)そこから停滞するんですけど。
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西野
えっ、停滞ですか。
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柳澤さん
ソニー生命の考え方もいいんだけど、このまま行ったら五島さんがよく言う売りっぱなしになっちゃうと。
毎年毎年100人増えたらまずいと。
3~4年目からそこは疑問をすごく感じて、5年目で足が止まって
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西野
5年目ということは40歳のときですね。
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柳澤さん
もう売らないほうがいいんじゃないかと。
しかし売らないとお金が急激に落ちるんで、困りました。
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西野
どうなさったんですか。
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柳澤さん
法人マーケットに行けば、人が変われば保険が必要になる。
そういう法人マーケットに行くべきか、このまま個人を売り続けてどうなるんだろうと思いながら、子供もまだ小さかったので生活のために売り続けました。
ソニー生命で3~4年は身も心も軽かったんですけど、そこから心がついていかなくなって、うじうじしてましたね。
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西野
五島聡の塾を知ったきっかけは?
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柳澤さん
ソニー生命に17年いて、何度も法人マーケットに行きたいと思って、いざそっちに行ってみようとMDRTの大先輩方からいろいろ話を聞いたりして、よしシフトチェンジをやってみようと思ってやってみると、途中で行き詰まってまた個人マーケットに戻って……。
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西野
何で行き詰まったんですか。
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柳澤さん
やり方が全く分からなかったんでしょうね。
だからとにかく体当たりで突然訪問して「以前千葉銀にいた柳澤です」と。
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西野
その名前を出すわけですね。
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柳澤さん
そうですね。会ってくれる人もいるし。
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西野
千葉銀時代に会ったことのある人を訪ねたと。
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柳澤さん
そうそう。でも、そんなのあっという間に行き尽くしちゃう。
やっぱりダメだなと。
で、また個人のお客さんに電話して「紹介お願いします」と。
「しょうがないね」と付き合いで紹介を出してくれたりして(営業の)数字が戻ったりを繰り返して。
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西野
そんなに簡単に紹介が出るのもすごいんですけど。
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柳澤さん
気持ちの中では「俺はどこへ行くんだろう」という不安がありましたね。
それをずっとやってきて、もうダメだと。
52歳になって
「もうダメだ。絶対にシフトチェンジしてやるしかない。これ以上個人のお客さんは増やさないようにしよう」という決意をして代理店に出て。
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西野
それでソニー生命を出たんですか。
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柳澤さん
個人保険がいいよという雰囲気が暗にあるんです。
そういうところから出ようと。
で、独立して一人で始めたんです。
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西野
はい。
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柳澤さん
大坪さんとは同期入社で、いろんなメールが来てて。
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西野
えっ? 大坪さんってあの大坪さん?
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柳澤さん
めちゃくちゃ顔見知り(笑い)。
彼も大変な時代があって、それから復活したんですけど、その大坪さんにいろいろ聞いたら、「昔ソニー生命にいた五島さんというすごい人がいるんだよ。五島さんは法人保険のプロだよ」と言われたんです。
で、2012年の10月か12月か、シー(SHE=戦略法人保険営業塾)に行きました。
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西野
戦略法人保険営業塾(SHE=シー)を受けてどうでしたか。
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柳澤さん
五島さんは立て板に水のようなしゃべりじゃなくて、木訥で、しゃべりがあまり好きではなくて、だけど心で語る、そういう人なのかなと思いながら聞いたら、言ってる中身がどんどん入ってきてですね。
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西野
はい。
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柳澤さん
本当にそのとおりですよ、というのばっかりで、ああこれだと思って。
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西野
刺さったんですね。
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柳澤さん
そのころ法人をやりたくて、いろんなところに行きました。
S先生のところとかMさんのところも行きました何回も。
でも今考えると、MさんはMさんのキャラじゃないとできない。
再現性が乏しい。
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西野
ドクターマーケットなんとかというセミナーに私は行ったことがあります。
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柳澤さん
私も行きましたよ4回くらい。
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西野
4回も!
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柳澤さん
あれに行っても駄目だった。
S先生のは知識で、それほどでもないなと思うようになって。
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西野
はい。
avatar
柳澤さん
4つ5つ行ってたのを全部やめて、五島さんだけにしようと思って、こんにちに至る(笑い)。
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西野
戦略法人保険営業塾(SHE=シーシー)でいろんなことを学んだと思いますが。
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柳澤さん
五島さんが言うように、動かない人は何をやっても駄目だよね。
本当そのとおりなんですよ。
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西野
そう思うご経験があるんですね。
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柳澤さん
やると成果があるんです。
例えば、セミナーをやらせてもらったことがあって。
私が入っているビルは千葉県の経営者協会のビルなんですけど、実質トップが千葉銀の先輩なんです。
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西野
素敵な偶然です。
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柳澤さん
「何かあったら言えよ」と声をかけてくれて、「じゃあ1回くらいセミナーをやってもいいかな。できますか?」と。
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西野
行動なさった。
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柳澤さん
その団体はオリエンタルランドや京成電鉄、千葉銀行などの上場企業も中小企業も入った団体なので、「中小企業部会に紹介してあげる」と。
そこでセミナーを1回やらせてもらったんです。
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西野
どうでしたか。
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柳澤さん
売上100億円くらいの企業も数社、計20人くらい来てくれて、2社が保険の契約になりました。
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西野
どれくらいの規模でしたか。
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柳澤さん
1つはAC600万で、月払い100万くらい。
もう1つは個人に近い企業だったので1000万の終身保険。
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西野
保険ご契約の後なにかありましたか。
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柳澤さん
2015年か16年からずっと付き合ってきて、保険はそれ以上ないのですが、最近やっとお手当をいただけるようになりました。
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西野
財務コンサルですか。
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柳澤さん
「じゃあ柳澤君には事業承継の部分をいろいろ見てもらおうかな」と言われて。
その社長がコンサル大好きで、元銀行員や元何とかなどいろんなコンサルの話を聞いちゃってて。
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西野
勉強熱心ですね。
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柳澤さん
だけど、会社の中はたいしてきちんとなってないんです。
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西野
だから丸投げするわけですね。
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柳澤さん
そうそう。社長は78歳、後継者は48歳の娘さんが一人いるだけです。
娘さんが継ぐはずだったのが「やっぱり継げない」となって、後継者どうしようと。
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西野
あらら。
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柳澤さん
最近ようやく、この会社に発注を出してくれていた上場会社の常務さんが来てくれることになりました。
「3~4年ならやってもいいよ」と。
その彼を社長にというのが先月決まったんです。
毎月そういう会議をするのを月額5万円でやっているんです。
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西野
ほかには?
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柳澤さん
セミナーをやって財務コンサルを請け負ったのが2~3件かな。
全部で今5件です。
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西野
柳澤さんは戦略法人保険営業塾(SHE=シー)の最古参会員の一人です。
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柳澤さん
毎月SHE(シー)に行くでしょ。
毎月SHEで仕入れるネタを中心に、過去のやつを全部見て、財務ならこの部分という具合に、話題がいくらでもシーにはあるので、財務コンサル先で話すことに困らないんです。
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西野
そういう活用法なんですね。シーで最新の知識と技術を学んで財務コンサル先で使うと。
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柳澤さん
最近は松村先生(弁護士)や出川先生(税理士)が話しますよね。経営者は財務はもちろんコンプラ関係の知識も全くないから、ああいう話をするとすごく新鮮な感じで受け止めてもらえます。いい情報提供になるんです。
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西野
柳澤さんはけっこう大勢の保険営業マンをシーや法人保険シフトチェンジ講座(HSC)、日本BCP協会の講座に入会させてくださっています。
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柳澤さん
友達は多いので(笑い)。
それにみんなの気持ちが分かるんです。
個人保険で行き詰まってると。
じゃあ法人保険にといってもどうしていいか分かんない。
ドクターや経営者のところに行くのにどうしたらいいのか分かんない。
そんなとき「私の話を聞くよりずっといいところがあるから行ってご覧」と。
彼らが行った後、また一緒に勉強したりしているので。
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西野
後輩にとって柳澤さんはよき兄貴でありよきオヤジですね。
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柳澤さん
「こいつはシーがいいな」とか、「HSCに向いている」とか、「BCPで鍛える時期だ」とか、だいたい分かるんです。
それで「行ってみろ」と。
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西野
ありがとうございました!
-おわり-

【会員の声】外資系金融機関の小林 剛さん(56歳)

いきなり衝撃的な話から始まった――。

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小林さん
トップセールスマンは幸せじゃない!
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西野
いきなり! 面白いですね。どうしてですか。
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小林さん
だって保険を売ることしか考えてないじゃん。
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西野
保険を売るのが仕事では?
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小林さん
SHEのメンバーはコンサル的な考え方をして、お客様に継続をして中小企業を元気にすることを使命とするよう五島さんが教育しているけど、保険会社の一社専属だったら保険を売ることしかないでしょ。
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西野
五島さんから学んでいないと、ただただ自分のために保険を売るわけですね。
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小林さん
一番売れた奴がトップ。一番売れない奴がビリ。すべてが比較されてずーっとランキングされて。
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西野
ですね。
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小林さん
資本主義社会だからすべて比較。売れる奴が良くて、売れない奴は駄目、みたいな社会が作られてるじゃん。
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西野
小林さん、何かすごいことを話してますね。
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小林さん
経営者側からしたら、それでいいんだよ。いろんな問題が出てくるかも知れないけど、競争社会だからそれでいいのかもしれない。でも、人としてあるべき、あり方の問題として考えていくと、個として幸せかどうか。
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西野
みんな見ない振りをしている核心を小林さんは突いてますね。
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小林さん
何のためにこの世に生を受けたのか。何をすべきなのか。保険屋なんかやってる場合じゃないんじゃないかという人もいるかもしれないでしょ。
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西野
保険屋をやってる場合じゃないと
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小林さん
保険屋になるために生まれてきたわけじゃないからさ。たまたま職業選択の1つとして選んだのであって。金稼ぐために生まれてきたわけでもないと思うんだよね。
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西野
うっ。根源的な問いかけです。
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小林さん
まず、個としてのあり方をどう捉えていくか。もう50半ばを過ぎると考えていかないと駄目なんじゃない? 遅すぎるんじゃないの? そういうことがベースにあって、自分の人生をこうしたいと。
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西野
よく分かります。
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小林さん
魂のブループリントという言葉があるんだけどさ、人がおぎゃーと生まれるとき、神様に許可されてこの世に生を受けるからさ。やるべきことがあって、神様が地球に送り込んできたわけでしょ。なのに、何をすべきか分からないまま人生を終わる人がほとんどだと思うんだよね。何のために生まれてきたのか突き詰めて考えていって、その価値に生きる人は幸せだと思うんだ。
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西野
息をするのを忘れて聞いています。
目の前にニンジンをぶら下げられて走り出す人と拒絶反応を示す人がいます。
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小林さん
それは仕方ないじゃない。仕組みがそうなってるから。フルコミなんで。
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西野
そこを分からずに来ては駄目?
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小林さん
それが自分の価値観に合ってるならいいけど、単に挙績をあげるとかチャンピオンになるとか売らなきゃならい、ではね。お金は稼いだけど、健康なくしちゃった、ではね。
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西野
健康はお金で買えません。
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小林さん
本人は幸せか分かんないけど、端から見てると全然幸せそうに見えないね、という人がいっぱいいるじゃん。支社長にも、億単位稼ぐLPにも。
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西野
この業界はお金という唯一の価値観で動いてます。
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小林さん
資本主義社会だから仕方ない。
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西野
その資本主義社会でも極端ですよね。
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小林さん
まぁ、入ってくるものが大きいからね。
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西野
売らないと食っていけないし、フェードアウトしたらお客さんにものすごく失礼なことになってしまって顔を合わせられなくなる状況に追い詰められていくわけで、凄まじいなと。どうすれば幸せになれます?
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小林さん
この業界で幸せという人いっぱいいるかもしれないよ。でも、本来の自分が生きる価値観はどこにあるかということをちゃんと気づかないと。。
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西野
価値観はお金。
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小林さん
お金を稼ぐことで幸せになる人っていない。それって物欲の世界でしかないから。
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西野
物欲は底なし沼です。
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小林さん
自分の人生をどう生きるかってあり方の問題で、まぁ一般的に言うと幸せになることが1つの価値判断だけど、その価値観って人それぞれ違うわけじゃん。お金持ってる人が必ずしも幸せになってないことがいっぱいあるでしょ。事業承継だって相続だって。そうでしょ?
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西野
相続が争族になるってのは典型ですね。
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小林さん
物々交換は面倒だから貨幣で価値を交換するそのお金に振り回されてるわけ。ビジネスそのものがそう。
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西野
おっかねえ話です。
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小林さん
ブータンだっけ、最貧国でも国民が幸せを感じてる国って。
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西野
国民の95パーセント以上が「私は幸せ」と答える国がブータンです。
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小林さん
それは、ブータンの国民の価値観が違うわけでしょ。アメリカなどの先進国はお金に支配さてれるけど、ブータンは違うってこと。日本だってお金なくても幸せを感じて生活している人はたくさんいる。なのに何かお金をたくさん持ってるほうがえらい、すごい、みたいなさ。
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西野
「成り金」とか「銭ゲバ」とか「武士は食わねど高楊枝」とか言って、あからさまな金儲けを蔑む文化が日本にはありました。
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小林さん
トランプさんが出てきて「アメリカ・ファースト」とか言って自国主義になったじゃん。それまではグローバル社会でみんなが協力する社会ができていたのに、彼が出てきてまた閉鎖的な社会になってるわけでしょ。でも、日本国民はそういうのどちらかというと合わないと思うんだよね。
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西野
小林さんの白熱教室、続きます。
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小林さん
アメリカ人は「アメリカンドリーム」だから、自分でのし上がらないと駄目だし、ヨーロッパはヨーロッパで――。
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西野
もともと階級社会ですよね。
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小林さん
昔の時代に戻ってきてる。自国さえ良ければと。分かち合うとか富の再配分とかもしない。米国も貧困とアッパーの乖離が構造的問題になってる。
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西野
日本では大塚家具が分かりやすい例です。低価格路線なのに売れない。一方でお父さんが立ち上げた高価格路線の店では良く売れてる。
avatar
小林さん
中間がなくなってきてる。
avatar
西野
商売をするなら富裕層狙いですね。
avatar
小林さん
そうねー。でも富裕層って幸せなの?って思うけどね。
avatar
西野
そんなことを思う小林さんがなぜ生命保険業界に?
avatar
小林さん
そんなこと思うようになったのは最近のことだよ。
avatar
西野
考え方が変わってきたんですか。
avatar
小林さん
そんなこと最初から考えてたらこの世界にいないと思うよ。それこそ最初から介護の世界とかさ。
avatar
西野
私最初から考えてたから。
avatar
小林さん
だって西ちゃん合わないもん(笑い)。
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西野
見事に合わない(笑い)。
avatar
小林さん
俺はヤマっ気があるから。アメフトやってたし。一発勝負してやろうと思って来たわけだよ。
avatar
西野
何年の入社ですか?
avatar
小林さん
1993年の10月。
avatar
西野
NECから何で外資系金融機関に?
avatar
小林さん
アメフトつながりなんだよ。外資系金融機関のLPから営業所長になりたての人に声をかけられて。「J大のキャプテンやってました」って言うんだよ。でも当時はJ大は2部か3部だから、1部にいた我々からすると全く知らない。でもアメフトなら仕方ないですねと。
avatar
西野
体育会系ならではの連帯感。
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小林さん
その人がすごいのは行動力。思ったことを猪突猛進する人だから。視野狭いけど、思ったところにガッと行く。ビルの下から電話してきてね。営業だったから外にいるんだけど、たまたまその日は会社にいて。15時ごろで、ちょうど休もうと思ってた時間だったから、隣にあったホテルに話を聞きに行った。
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西野
運命の扉が開いた瞬間ですね。
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小林さん
支社長と役員に面接されてケチョンケチョンに言われたんだけどね。
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西野
何でまた?
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小林さん
「感受性がない」とかさ、ボロクソに言われたよ。でも、あとから見ると、体育会系だからケチョンケチョンに言われて「じゃあいいです」と言って逃げる奴は見込みないということだろうね。反骨精神で頑張る奴を採ってたんだなと。
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西野
今で言う圧迫面接ですね(笑い)。
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小林さん
(笑い)。ボロクソ言われたよ。でも合格しましたよと言われて、じゃあ行きますよと(笑い)。
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西野
あっさりと(笑い)。
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小林さん
まぁ感受性なかったし。
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西野
ボロクソを受け止める感受性があったらこの業界に来なかったかもしれませんね。
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小林さん
大学に入ってからアメフト始めたんだけど、体ちっちゃかったし、でも当時は自分が一番になりたいと思ってて。レギュラーにならないと面白くない。控え選手じゃ面白くない。だから、レギュラーになるために一生懸命練習したし、運よくレギュラーになるわけだけど、今度は日本一になりたい。明治大からNECに行ったのは日本一になりたかったから。人を蹴落としてでも日本一になりたかったわけよ。
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西野
スポーツで強い人は性格悪いんです。球技なんかだと相手が受け止められないところに球を返すんですから。バドミントンもテニスも、相手が返せないところに打ちますからね。
最初は個人保険から?
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小林さん
入社時の約束は「2年間は1日も休まない」と。正月3が日は休んだけどね。親戚に保険売るのイヤだったから(笑い)。「正月は親戚が集まるんだからそこで商談しろ」とか言われたけど、「そんなことできねーよ」と思って、一応正月の3日間くらいは休んだけど、2年間は約束どおり。体力もあるし、駆けずり回ったよね。
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西野
身内は?
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小林さん
親やきょうだい、嫁さんにはやったけど、身内に売るのはイヤだったから、それ以外の身内には何も。嫁さんの兄貴も(自分から保険に)入ってないし、保険の話は未だにしたことがないし。
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西野
ではどうやって?
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小林さん
初月から紹介だよ。結局この仕事でスタートのときに駄目になる人は、近しい人のところに行って断られてる。そうすると、メンタルブロックになるから、それでつぶれていってる人がいっぱいいる。
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西野
そういうことですか!
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小林さん
友達をなくすとか言われるけど、「それだけで友達なくすんなら本当の友達じゃなかったんだからそれでいいんじゃないかな」と今だったら思えるんだけど、そのときはそうは思えないじゃん。
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西野
本当の友達でなくても断られるたびに痛いですよ。殺したろかと思う奴が私には1人います。
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小林さん
NECの仲間からスタートしたけど、初月から紹介でいこうと思ってたから。たまたま俺の親友がいたんで、そいつに転職前に「こういう気持ちで転職することにしたんで、11月になったら売れるから紹介してくれ」と。「じゃあ来い」と言われて会社に行って、きちんとした応接室で朝から晩までずーっと座って、順番に来てもらう。で、15分のアプローチをして、プレゼンして。
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西野
その友達っていったい何者ですか?
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小林さん
高校のときの同級生。一番の親友だよ。
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西野
え? でも仕事時間中にその友人は職場の人に「次お前応接室に行ってこい」とやってくれたんですか!
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小林さん
そうそう。
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西野
そうそうって(笑い)。めちゃくちゃすごい友人ですね!
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小林さん
そいつも親分肌だから。
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西野
そういう力のある人がいないと駄目ですよねぇ。
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小林さん
でも時代が良かったから。予定率6パーセントだし。3000万の終身と定期付き終身がほぼ同じ保険料だよ。それを比較したら誰でも売れる。
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西野
そんなに簡単でした?
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小林さん
そのころは時代がめちゃくちゃいいんだよ。比較で売れるから。「こんないいものに何で入らないんですか」ってお客さんみんなが言うんだから。20代とかの若い人は2万ちょっとで3000万の終身に入れたんだよ。6パーセントだからね。で、紹介を回りきれなくて、積み残した。今なんか紹介全く出ないけどさ。
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西野
時代もよかったんですね。
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小林さん
いや、時代がよかった。
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西野
それがどうして個人保険をやめることに?
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小林さん
俺の強みは何かというと真面目さだから。コツコツやろうと思ったことをコツコツやれるんだよ。これは人に一番自慢できるところ。自慢できるのこれくらいしかないけどさ。
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西野
あ、でも、コツコツが最も大事ですよね。継続は力なり、ですもん。
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小林さん
アメフトもそうで、素人なのに明治大時代は1日10時間くらいグラウンドにいたけど苦じゃなかったもんね。練習も好きなんだよ。勉強するのも好きなんだよ。結果だけ求めるんじゃなくて、過程自体が好きなんだよね。好きだという感覚じゃないんだけど、やってて苦じゃないし、続けることができちゃう。それで気づいたら力がついてる。
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西野
恵まれた資質です。
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小林さん
あのころ、アプローチシートがあって、相手はサラリーマンだからすべて同じじゃん。最初のアプローチ、ファクトファインディング、プレゼンテーション、できる設計の形、出てくる保険の形……。ほとんどみんな一緒でしょ。だからもう飽きちゃったんだよね。2年間やりすぎたよ。2年目は5Wで250件くらい個人保険だけでやった。
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西野
えー!
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小林さん
2年経って3Wも65週くらいで切って。3Wやるための3Wになっちゃったからもういいやと。コツコツやるんだけど、人と違うことをやりたくなった。で、法人に行こうと。もともとヤマっ気があるから。
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西野
ヤマっ気がむくむくと。
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小林さん
でも知り合いに社長が一人もいなかった。入社して5年間は1件も法人保険なかったんだよ。入社5年目のころ、俺が法人シフトで右往左往しているとき、2歳半の次男が脳腫瘍だと分かって。1年くらいほとんど仕事にならなくて。

 

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小林さん
法人マーケットには行きたかった。なぜかというと、先輩たちが期末にAP3000万とか何千万とかドカドカ入れてくるわけだよ。個人保険やってて疲れちゃって飽きてたから、先輩たちを見てると「いいなー」って。
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西野
ですよね。
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小林さん
もともとヤマっ気があるから。そっちのほうに行きたいと思ってマーケットチェンジを試行錯誤するけど結局中途半端になるわけよ。
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西野
何でですか?
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小林さん
法人の勉強はしなくちゃなんない。でも、そのころはまだ(外資系金融機関に)入ったばっかりだったから、挙績がないとミーティングで会社はうるさいわけ。だから数字をつくらなきゃいけないとなると、どうしても個人保険に戻るじゃん。売れるから。
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西野
あー、そうなると……。
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小林さん
ある程度個人保険で数字ができちゃうと、安心しちゃって法人やらないとか、そういう中途半端な時期に子供が病気だと分かったから、「もう個人保険やらない。法人保険だけにする」と。
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西野
それで法人保険に完全に舵を切ったんですか。
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小林さん
子供は入院してるから、土日は仕事したくないし、夜も病院に行かなきゃならない。個人保険売ってたら土日も夜も仕事をしてなきゃいけない。それで「昼間できる仕事にしよう。だったら法人しかない」と。そのときは仕事ができないからMDRTに1回だけ入れなかった。そのころセミナーをやろうとして――。
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西野
セミナー営業ですね。
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小林さん
たまたま山梨だったんだけど、山梨でセミナーをやろうと。住宅とか高級車とか自分から買いに行くじゃん。保険も自ら買いに行く人がいるんじゃないかと思ったわけよ。
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西野
すごい見方をしましたね。
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小林さん
逆選択と言われるのは個人の話であって、法人のニーズは絶対あるんじゃないかと思って、それでセミナーをやろうと。
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西野
目のつけどころがすごい。
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小林さん
神田昌典さんがセミナーセールスと言う前からやってるからね。
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西野
ファクスDMですね。
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小林さん
ファクスDMという言葉が出る前、1999年秋くらいからやってんだから。
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西野
小林さん先駆者じゃないですか。
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小林さん
俺がコンサルの立場でそういうマーケティングを教えてたら神田昌典さんみたいになってたかもしれない(笑い)。でも俺は保険を売ることしか考えてない。保険売れればいいわけだからさ。
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西野
何で山梨で?
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小林さん
不動産屋の企画から転職してきた後輩がいてさ。そいつが全く売れないわけよ。「お前どうすんの? 時間もったいないから、このままいるのか。辞めるんだったら早く辞めるほうがいいと思う」と言ったら「自分もそう思います」と。でもそいつは辞めないでいたわけ。
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西野
迷ってたのかな。
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小林さん
俺はセミナーをやろうと思ってて。その後輩に「普通に紹介をもらって行って売れないんなら、このマーケティングを一緒にやって、それでも売れなければ辞めろ」と。「俺はまだ入ったばかりだから辞めるわけにはいかないけど」と。
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西野
そこまで言ってくれる先輩は貴重かも。
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小林さん
そいつは企画が好きなんだよ。結局営業マンじゃないわけよ。デベロッパーの企画だからさ。俺はパワーポイントができなかったから、そいつに「パワポできるか」って聞いたら「できる」と。「じゃあ俺が考えたコンテンツを、こういう流れでセミナー資料を作ってくれ」と。最初個人向けに作ったの。
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西野
法人向けではなく?
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小林さん
個人向けの普通のアプローチをパワポにしただけなんだけどさ。そのころちょうどメルマガが世に出たころで、俺の知り合いがメルマガ発行会社をやってて、5000円出すと「こういうセミナーがありますよ」と載せてくれる。
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西野
メルマガ広告ですか。今では当たり前ですが、メルマガが出始めたころなら最先端を走ってましたね。
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小林さん
どれくらいセミナーセールスができるのか試そうと思って個人向けにやったのよ。そしたらけっこう来たんだよ。それで練習して。個人なんか失敗してもいいと思ってたけど、契約取れたよ。これで取れるんなら法人向けにやりゃいいんだと。で、法人版作って。そいつのお客さんがたまたま山梨の社長だった。
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西野
山梨ではどうやって集客を?
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小林さん
ファクスDMをやろうと思ったんだけどデータ買うのにお金がかかるじゃん。そいつに言ったら「山梨の社長は顔が広いから集めてくれますよ」「じゃ話してみて」「何十社も集めることができると言われた」「じゃやろう」。で、当日。来たの2人。
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西野
2人(笑い)。寒い(笑い)。
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小林さん
その社長と社長の税理士(笑い)。駄目だこりゃ(笑い)。
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西野
次行ってみよう。
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小林さん
データを買ってファクスした。それから毎月1回、54回やったよ。
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西野
54回も! 対象は?
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小林さん
金融や保険、代理店は外して、決算前3カ月のところ。平均すると毎月毎月700社くらいかな。
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西野
そんなに。
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小林さん
例えば今なら今月(6月)決算の会社と7月8月の決算の会社に送る。で、7月になったら、6月決算の会社を外して、7月8月9月の決算の会社に送る。
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西野
反応はどうでした。千三つ(1000送っても反応は3)?
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小林さん
いや、もっと。
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西野
反応よかったんですか?
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小林さん
だって誰もやってないんだもの。54回でのべ300人の経営者が来たよ。2~3人が2回来たけど、ほとんどが新規。
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西野
効果めちゃくちゃありましたね。
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小林さん
あった。
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西野
何をしゃべったんですか?
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小林さん
「この手があったか。強い会社をつくる戦略的保険活用法」
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西野
ど真ん中。
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小林さん
どんぴしゃり保険だから。だって、保険に興味ある人は必ずいると思ってるから。決算対策したいとか、退職金つくりたいとか、福利厚生やりたいとか、節税したいとか、絶対にいると思った。
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西野
読みが当たった。
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小林さん
個人保険でクロージングが一番できるのは誕生日の前の日じゃん。「あれ? 西野さん、あした誕生日ですよ。今日やっておかないと、あしたになったらこれだけ(保険料が)違いますよ。これを何十年もかけてったら、いくら違うんですか」って。
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西野
あ、そうですそうです。
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小林さん
法人は決算だよね。社長の誕生日もあるけどそれ以上に決算。
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西野
でも今だとそのタイトルでセミナーをするのは難しい?
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小林さん
その当時は何のつてがなくてもファクスで経営者が来たけど、だんだんだんだん反応は悪くなるよね。ほかの人もやり始めたから。そのころ神田昌典さんがファクスDMで稼いでいたから、みんな「セミナーだ」となって。そうなるとセミナー案内のファクスがたくさん会社に届く。
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西野
埋もれてしまいますね。
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小林さん
でも、山梨はそのときのベースが今も生きてるって感じだよね。
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西野
小林さんは考えて行動してますね。
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小林さん
やるかやなないか迷ったら、やる。
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西野
やっぱりマーケティングが重要?
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小林さん
そのころは何も考えてないよね。
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西野
そうですか(笑い)。
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小林さん
今だったらジョイントじゃん。客を持ってるところとジョイントしてお互いにシェアするのがいいよね。リストはあるけどマーケティングできてないところと組んで、「一緒にセミナーをやりませんか」と。
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西野
ファクスDMで法人保険を扱うようになって手数料は増えました?
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小林さん
そりゃ増えるでしょ。というか、勉強する時間ができるし、遊ぶ時間もできるし。収入も増えるけど、あくせくしなくていい。個人保険ばかりやって体を壊す人がいっぱいいるけどさ。法人保険は体壊さない。
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西野
左うちわ?
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小林さん
にはならないけど、法人保険をやってよかったなと思う。
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西野
そのあとは?
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小林さん
プライベートバンカーから紹介してもらった。
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西野
どこで出会ったんですか?
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小林さん
何だっけ? 忘れちゃった。うーん。思い出せねぇな。
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西野
紹介されるのは経営者?
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小林さん
もちろん。
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西野
マージンを返す?
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小林さん
最初だけ返した。彼らのお客さんを紹介してくれってスタンスだったから、彼らのメリットはお金しかないじゃん。あまり彼らのプラスにならない。もともと彼らのお客さんだからさ。
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西野
山梨の社長たちを紹介するとか?
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小林さん
プライベートバンカーが持ってる客のレベルが違うから。
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西野
へー!
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小林さん
日本のプライベートバンカーはプライベートバンカーじゃないからね。資産運用の証券マンだから(笑い)。
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西野
士業からの紹介は?
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小林さん
基本的に弁護士嫌い、士業も嫌い。税理士からの紹介はない。社労士の先生から紹介してもらったのは何件かあるけどね。
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西野
プライベートバンカーのあと富裕層営業塾?
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小林さん
そうそう。
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西野
私が小林さんと出会ったのがあの富裕層営業塾でした。何で参加したんですか?
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小林さん
五島さんの名前は昔から知ってたんだ。2005年か2006年ごろに東京の市ヶ谷でエフピーステージの名前で五島さんがセミナーをやったときに俺聞きに行って。
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西野
小林さんが五島さんと出会ったのは2005年ごろまでさかのぼるんですね。
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小林さん
のちに大坪さんの企画で富裕層営業塾をやると知って。
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西野
確か2009年か2010年です。
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小林さん
「五島さんがやるんだ」と飛びついた。「五島さんはすごい」と言われていたしね。それで参加した。
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西野
あのときの富裕層営業塾は説明会がありましたが、小林さんは説明会に行きました?
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小林さん
行ってないと思う。
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西野
何でですか?
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小林さん
富裕層営業塾で五島さんがメイン講師だと知った時点で、この業界で五島さんはすごい人だからノウハウを盗みたかった。五島さんはどんなやり方をしてこれだけの挙績をあげているのかと。その考え方や価値観を含めて全部盗みたかった。
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西野
それなら説明会に行くまでもないわけですね。
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小林さん
個人保険に戻りたくないし。個人の保全ずっとやらなきゃいけないの大変じゃん。そのことも考えていくと、自分のライフプランナー人生としては50歳くらいになったとき、家に行って個人保険を売りたくないと思ったわけよ。イメージとしてね
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西野
いつごろそんなイメージを抱いたんですか?
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小林さん
最初の2年くらいやって疲れちゃったときに。
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西野
五島さんの継続貢献営業という考え方は鉄板だと私は思っています。
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小林さん
うん。継続貢献営業はすごい、素晴らしい考え方で、俺は今年10月でライフプランナー歴丸26年が終わるんだけど、過去を振り返ると社長たちに貢献してるんだよね。
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西野
なんと。
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小林さん
財務の貢献とかじゃないよ。五島さんも最初のころはビジネスマッチングとか、社長の困りごとに「任せてください。何とかしますから」とかやってたでしょ。形はいろいろあるけど、社長に貢献してるんだよ。そういう企業は追加もたくさんある。
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西野
貢献がキモ?
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小林さん
になると思う。
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西野
五島さんは近年財務コンサルでの貢献を教えていますが、小林さんは?
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小林さん
財務コンサルはいっぱいやってるよ。報告してないだけで。
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西野
例えば?
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小林さん
この前やった調達再編では毎月の返済額が1100万円から130万円にまで落ちた。既存の取引行でね。
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西野
どうやって?
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小林さん
こういう風にやったら借り換えできると思うから一緒に資料を作りましょうと社長に言って。
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西野
どんな知識と技術で?
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小林さん
俺の中心はもともと未来会計があるわけよ。
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西野
日本BCP協会の講座ですね。
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小林さん
そう、BCP。山田先生がやってるあの未来会計。昔からマネジメントゲームのインストラクターの資格を取って開催したりしているから、あの箱の使い方はよく分かってるわけ。それを山田先生のBCPで再確認して。だから俺は未来会計を中心にやるわけ。
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西野
小林さんは確か日本BCP協会の講座の1期生です。
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小林さん
調達再編って外科手術だからさ。借入返済を、経常運転資金とそれ以外の設備運転資金を長くするという形にして、現在のPL上のキャッシュフローの中に何とか収めてくださいよって。これが既存行でできなかったらきらぼし銀行さんとか山梨中央銀行さんとか呼んできて、「できませんか」って交渉するわけじゃん。
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西野
はい。
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小林さん
でも、それができるようになっても、やっとキャッシュフローの範囲内に入っただけであって。がんを取ったなら、次にまたがんができないように体力アップをどうするか。それを未来会計でやってるわけよ。だからエフピーステージが提供した資料で、未来会計が入った経営継続計画書を使ってる。
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西野
勉強熱心ですね。
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小林さん
未来会計を使ってどこにどう手を打てば利益が出るか、というところをやらないと。調達再編してコンサル契約をもらって、アドバイスをして結果を出せるところまでできたらいいなと思うよね。
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西野
調達再編で終わりではない。
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小林さん
調達再編できましたよと言っても、キャッシュフローの範囲の中でできたわけだから、PLをもっとよくするために、どこにどう手を打ちますか、というのをやらないと。でもまだ俺もそこまでやってない。3月に調達再編したばかりだから。
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西野
長いお付き合い、継続貢献営業ですね。
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小林さん
未来会計を使ってPLを崩して、現金損益が足りてる足りてないという比較は、自分用にエクセルで作ってあるんだけどさ。未来会計のあの箱の形をコンサルシートにして、社長に理解してもらうわけ。
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西野
小林さんは外資系金融機関の所属だからコンサル料は。
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小林さん
全くない。
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西野
「コンサル会社に頼むと何十万円もコンサル費がかかりますが、私は無料です」とアピールすると石黒さんから聞きました。
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小林さん
自分から言うんだ(笑い)。俺は言わない(笑い)。「いくら払えばいいんですか?」といつも言われるけど、「いらない」「もらえないですもん」って。
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西野
でも保険の契約になれば。
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小林さん
そういうケースもあるし、そうなってないところもある。
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西野
スゴ腕の小林さんが?
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小林さん
だって調達再編できてからでないと保険を換えられないじゃん。時間がかかる。
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西野
数カ月以上?
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小林さん
既存行だったら、一遍にすぐにできるとも限らないから。
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西野
自分の首を絞めることになるから?
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小林さん
というかね、それだけドラスティックにやる社長は少ないと思うんだよね。ほかの銀行を持ってっても、既存行との付き合いがあるから。
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西野
なんと。
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小林さん
石岡さんから紹介されたきらぼし銀行の人に会って、毎月の返済額が4300万から300万になる案を出してきてくれたから、それをぶつけたよ。
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西野
すごい改善になりますね。
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小林さん
その社長も分かってはいるんだけど、「最初から全部ガラガラポンはできないね」と。
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西野
律儀というか義理がたいというか。既存行とのこれまでのお付き合いを大事にするんですね。そういう経営者、人間的な魅力はあります。
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小林さん
3億円くらいの短コロで借りて、そこから少しずつ変えていく。一遍にできればキャッシュフローがよくなるから、保険も、ってなるけどさ。
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西野
普通なら飛びつきますよね。
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小林さん
と思ったけど、よく考えたらキャッシュフローが回らない会社の調達再編をやっても、キャッシュフローが回る程度になるだけだから、そんなに大きな保険に入れないと思う。
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西野
債務保証は。
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小林さん
でもさ、今の流れは連帯債務保証を取らない。きらぼしさんが出してきた案では連帯債務保証いらないって。在庫と受取手形が担保でいいですって。おいおい、保険売れねぇじゃないかよ(笑い)。
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西野
国の方針ですもんね。
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小林さん
まぁしょうがないよね。銀行がそれでいいと言ってんだから。連帯債務保証のところはこれからニードがなくなっていくよ。保険には入ると思うけど、なかなかね。
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西野
キャッシュフローが回ってない会社に終身保険は難しいです。
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小林さん
現金損益がもともと合ってないのに、またキャッシュアウトする保険に入りますかってことでしょ。
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西野
一社専属だからコンサル料もらえないし。
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小林さん
一時払い終身保険がないんだよ外資系金融機関は。売るものないじゃん。
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西野
小林さんはBM実践会(戦略法人保険営業塾の前身)時代から見ると最古参会員の1人です。1~2年でやめる会員もいるのですが、なぜ小林さんはやめないんですか? 変な質問ですけど。
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小林さん
基本的に五島さんのこと好きだから。
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西野
人間が?
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小林さん
そうそう。市ヶ谷でやったセミナーを聞きに行ったとき「この人すげーな」と思ったわけよ。それで富裕層営業塾を知って「これはチャンスだ」と思って。
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西野
チャンスとは?
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小林さん
五島さんが何をやってるか知るチャンスじゃん。で、ちゃんと教えてくれるわけだから。シー(SHE)も同じようなことをやってんだけど、参加すると気づきがあるわけよ。1つでも気づきがあったらいいんだよ。3時間受けたときに「そうかそうか、こう考えればいいな」とか「こういうアプローチにしたらまたちょっと変わるかもしれない」とか、そういうのが1つや2つあるんだよ。それがあればいい。
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西野
参加する意識や考え方が積極的ですね。今後もやめない?
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小林さん
基本的に五島さんが好きだっていうベースがあるから、やめようと思ったことないし。ただ、木曜金曜はいろんなイベントが入ってるから時々出席できなくなる。
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西野
そういう人のために収録映像をお送りしているので、あとで見てください。
小林さんは勉強熱心です。
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小林さん
外資系金融機関のマイスターと言って、自分の同僚たちにタダで教えているわけよ。未来会計を中心に自分で資料を作り込んで。5年もやってるもんね。今は30人くらい。ジブラルタの奴も来てる。
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西野
タダなんですね。
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小林さん
あとは帝国データバンク。マイスターで後輩たちに教えているものを経営者向けにアレンジした資料を自分で作って1年やってきて、いま2年目。これもどっちかというと未来会計中心かな。もちろん現金損益の話もさせてもらってるし、株価の計算はエフピーステージのやつを使わせてもらってる。あれは自分で作れない。
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西野
小林さんはベテランです。保険営業ができなくて苦しんでいる人にアドバイスを。
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小林さん
ん? この仕事やりたくないんじゃない? 聞いてみ。
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西野
驚天動地の指摘です。
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小林さん
別にこの仕事やらなくていいんだよ。
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西野
確かにそうですね。でも地方に住む女性は仕事自体がありません。
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小林さん
女性? 地方の女性は保険屋やったほうがいいよ。
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西野
そうなんですか?!
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小林さん
何でやらないの?
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西野
えっ?
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小林さん
そういう人こそここに来て勉強して体系立って理解したら絶対売れるじゃん。男にできないことがあるんだよ。
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西野
男にできないこと?
伏せ字にした部分、どうしましょう。例えば、小林さんはシー(SHE=戦略法人保険営業塾)とSHE実践研究会に来てますから、そこで小林さんに直接聞いてくださいという告知をメルマガでやっていいですか?
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小林さん
(大爆笑)
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西野
会場に来た会員さんが「小林さんどこにいますか?」って叫ぶとか。
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小林さん
女性が寄って来ちゃうじゃん(笑い)
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西野
いいじゃないですか(笑い)。
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小林さん
でもね、保険屋が若い女の子で、社長が俺たちくらいの年代(50代後半)だったら、逆に奥さんがヤキモチやくんだ。
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西野
あ、そうか。
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小林さん
でしょ。だから、先に奥さんと仲良くなって、「あ、こういう人なんだ」と。「危険はないな」とかさ。先に理解してもらっておいてから。
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西野
そのほうが話は早いかも。
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小林さん
先に奥さんっての、俺たちはできないんだよ。「何やってんだお前は」と。それこそ社長に切られちゃうから。
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西野
女性こそ法人保険営業!
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小林さん
財務の知識もひととおり分かって、保険も理解して、あとはそこの共感を生むところで???????????????。
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西野
男が社長との間で共感を生むのは難しい?
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小林さん
そんなことはない。それは違う。多くのケースで間違ってるのは、財務とかの切り口という刀を手に入れたらそればっかり振り回そうとしちゃうこと。
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西野
学んだら嬉しくなってすぐに役に立ちたいと思うのが普通では?
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小林さん
特に法人保険は「連帯債務保証です。3億短コロであるから4億5000万入ってください」と言って、入ってもらったらそれで終わっちゃうからさ。論理を用いて論理に訴えることになっちゃうわけよ。
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西野
コンサル料をいただけない一社専属は特にそうですね。
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小林さん
個人保険をちゃんとやってきた人は論理を用いて感情に訴えてるわけ。人と人のお付き合いだからさ。共感しないと。
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西野
人間社会、仕事でもプライベートでも共感は大事です。
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小林さん
共感がないと本当の意味で継続貢献営業になっていかない。「新しい情報持ってきますね」「ありがとう。でもこれこの前税理士が言ってたわ」みたいになっちゃう。
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西野
つれないわぁ。
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小林さん
社長と心と心がつながっている状態でこそ継続貢献営業は成り立つと俺は思ってるけどね。
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西野
あー、そうだ。五島さんが大きな成果を出し続けたとき相手の社長を心服させています。
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小林さん
「任せてください」ではなく、「お前に保険のことは全部任せる」と言わせたら勝ちなんだよ。でね、ここでしか教えていないすごい“武器”を手にした人の中にはビギナーズラックがあるわけよ。行動が早いやつは結果がけっこう出るからさ。だけど、多くのやつがそこだけになって、あとからクレームが入る。
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西野
ところで小林さんは五島さんのどういうところが好きなんですか?
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小林さん
何なんだろうなぁ。五島さんは繊細なんだけど、繊細だからこそ気づくことがたくさんあるじゃん。そういうところもいいし。
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西野
五島さんは高感度センサーを持ってます。五島さんはたぶん全く自覚してないはずですが、頭の中でシャッターを押して、その場の様子や人を高画質の画像にして、頭の中のメモリーに残すんです。
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小林さん
シー(SHE=戦略法人保険営業塾)の財務基礎講座でまず財務の基礎を教えて、本講座では五島さんがいま現場でやっているものをそのままアウトプットして持ってきてるから、すごくいい。自分がやっているものをどんどん見せてくれるのは信頼度が高くなるじゃん。机上の空論じゃなく、自分はこれをやってこうです、と。
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西野
法人保険のトップ営業マンが何を考え、何をどうしているのか、試行錯誤を含めて手の内を全部見せます。
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小林さん
あとはまぁ、外の人にはあんまり見せないのかもしれないけど、やさしいところがたくさんある。うちの息子が亡くなったとき、わざわざうちまでお線香を上げに来てくれたり、とかさ。暑い中わざわざ来てくれて。
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西野
初めて知りました。
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小林さん
五島さんは先頭を走って、現場の生の声をシーで披露してくれるわけじゃない? あとはどれだけついて来られるか。レベルが高いから。
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西野
忙しい小林さんがSHE実践研究会に参加していますね。
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小林さん
4月からね。
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西野
実践を十分積んできたのでは?
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小林さん
違う。何で実践研究会に出てるかっていうと、いろんな業種の決算書をたくさん見たいんだよ。
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西野
五島さんが言う「数稽古」ですか。
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小林さん
俺が付き合っているお客さんの決算書はずっと見てるから分かるじゃん。「この業種はこういう感じになるのか」とかさ。
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西野
見慣れますよね。
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小林さん
何かの業種に特化したコンサルはそれはそれで強いんだけど、特化してないコンサルはいろんな業種の決算書を見て「製造業ならこんな感じになってる」とか「創業間もない企業は絶対こうなる」とか分かるじゃん。そういうコンサルなら、「社長、過去見た決算書はこうなっていたから、こうかもしれないですよ。このまま放置したらこうなるんじゃないですか」とかアドバイスできる。
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西野
どんな業種にも対応できるようにしようと。それにしても努力を努力と思わず積み上げてきますね。
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小林さん
それが強みだから(笑い)。
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西野
いい話をお聞きできました。
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小林さん
そんなんでメルマガできるの(笑い)?
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西野
できるんです(笑い)。

-おわり-

【会員の声】日本社の根本正夫さん(仮名)40代後半

SHE会員らの協力を得て経営者に融資を取り付けた話。

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西野
社長と会ったのはいつごろですか?
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根本さん
3月下旬です。
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西野
どんな会社ですか?
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根本さん
東京にある販売企画で、社員は4人ほど、売上は7000万円くらいです。社長は70代前半。
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西野
70代の社長にどう切り出したんですか?
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根本さん
「私は生保の営業マンですが、財務や売上の点で社長がお悩みになっている企業様が多いので、そこを貢献したいと思って取り組んでいます」と話したんです。
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西野
仕事にかける思いをまずお伝えになったんですね。社長の反応はどうでした?
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根本さん
ほかの社長もそうなんですが、「それはあなたの保険を売ることによってそうなるの?」という感じのことをよく聞かれます。
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西野
あ、そうか。保険会社の名刺を持っていくわけですから、そう見られるわけですね。
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根本さん
社長の頭の中はそんな感じです。ですので、そこはご説明します。
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西野
どんなふうに説明するんですか?
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根本さん
「私は中小企業さんをよくしていきたいという気持ちで仕事をしていますので、この部分と保険が直接関係することはありません。ただ、社長のへ貢献が実現できたら、ぜひ私から保険にご加入いただくことを前提でお話をしていきたいと思うのですが」と。
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西野
最初にまっすぐ伝えるんですね。これは五島さんが口を酸っぱくして教えているとおりです。
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根本さん
そこで社長の了解を得る、納得してもらって、話を進めていくという流れです。
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西野
社長とどんな話を?
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根本さん
「今どんなお仕事をしていらっしゃいますか?」や「今日なぜ私に会おうと思われたのですか?」、「どんな課題を抱えておられますか?」などの質問を用意して行きました。
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西野
社長の返事は?
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根本さん
「銀行取引があまりなくて、今後のビジョン達成のために資金を調達しなければいけないので尽力してほしい」という希望でした。私は「分かりました」と応えて、その場で社長からいろいろヒアリングしました。この1回目の面談のときに決算書のほか、事業計画に必要な書類も出してもらいました。
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西野
順調ですね。
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根本さん
「分析して、社長のご要望に添う形で提案書を作ります」と伝えて、次回のアポをとって、1週間後にまた行きました。
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西野
2回目の面談です。
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根本さん
「銀行に認めてもらうための事業計画書を作らなければならないので、一緒にやっていきましょう」と提案しました。そのときすでに銀行にはアタリをつけてあったんです。
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西野
はやっ!
どうアタリをつけたんですか?
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根本さん
SHEで有名な山梨中央銀行さんときらぼし銀行さんにまずご相談すればいいかなと思ったので、山中のNさんときらぼしのTさんにご相談しました。Nさんから「必要書類を全部出してください」と言われましたので、社長の許可を得て、山中さんに見てもらいました。
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西野
どうでした?
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根本さん
この会社の事業は、秋田県で小型風力発電を手がけるというものです。3000万円の融資が必要でした。
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西野
大きな風力発電なら、例えば沖縄本島の南部にずいぶん昔からありました。
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根本さん
小型の風力発電の分野は世界各国で稼働しているのですが、日本ではまだ確立していません。
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西野
メーカーは?
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根本さん
中国です。販売量は世界第3位で、世界中で稼働しています。でも日本では実績がまだない。
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西野
ハードルが高いですね
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根本さん
両行からの融資は受けられませんでした。その理由は、まだ見たことがないということと、与信管理上秋田県は無理だと。
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西野
確かに。支店がない場所ですから。
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根本さん
でも、Nさんは親身になってくれて、日本政策金融公庫につないでくれました。公庫なら全国展開していますから。「よければつないで差し上げますよ」と言ってくれて。
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西野
いい人ですね!
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根本さん
いや本当にそうです。ありがたいです。Nさんはもう1つ提案してくれて。
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西野
ほお!
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根本さん
「秋田県の地銀さんに話をしたほうがいいと思いますよ」と。
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西野
確かにそうですね。秋田県で始める事業ですもん。
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根本さん
私は知り合いがいなかったので、4月中旬に五島さんに相談しました。そしたら「笠松さんに聞いてみるといい」と言われたんです。
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西野
笠松さんは宮城県在住のTOTです。
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根本さん
笠松さんに相談して、お忙しいなか秋田銀行に接触してくださって。本当にありがたかったです。
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西野
笠松さんすごい!
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根本さん
そうなんです。本当にお世話になりました。ただ、残念ながら断られました。
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西野
なんと。
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根本さん
そんなとき石岡さんの顔が浮かんで、石岡さんに相談しました。青森でお仕事をされていたので。
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西野
あ、そうか! 石岡さんは今SHE実践研究会を率いていますが、かつては青森県で仕事をしていましたね。
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根本さん
そしたら、石岡さんが同僚を紹介してくれまして。「北都銀行の出身だから相談してみるといいよ」と。
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西野
SHE(戦略法人保険営業塾)の会員の皆さん、すごく動いてくれましたね。
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根本さん
はい。本当にすごいと思いました。ありがたくてありがたくて。
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西野
北都銀行出身の人が動いてくれたわけですね。
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根本さん
東京支店長をご紹介くださって。
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西野
どうでした?
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根本さん
ただ、事前に「あまり期待を持たない方がいいですよ。支店長はそんなに積極的ではないので。ただ、あいさつで会うのは構わないです」と言われて。
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西野
地銀の東京支店長は出世コースですが、東京支店長に会ったからといってすぐに融資OKになる世界ではないですからね。
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根本さん
社長に相談したところ「ぜひ会おう。会う前から結果を考えてもしようがない」と。それで5月の連休明けにお時間をいただきました。
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西野
客観的に見ると、事態はとんとん拍子に進んでいます。
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根本さん
事前に資料をすべて提出しておきましたので、支店長も話はつかんでいて。その支店長は風力発電に詳しい人だったみたいで。
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西野
おおー。話がうまく進むときはこのような奇遇が起きます。
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根本さん
しかも秋田出身の人で、事情はよく分かってたみたいで。
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西野
地銀の東京支店にいる行員はほとんどその地方出身者です。例えば、東京・蒲田にある阿波銀行の支店の場合、男性行員は全員徳島出身です。
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根本さん
その後「融資をする方向で本店マターで進んでいます」という話があって、さらに「融資いたします」と連絡がありました。
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西野
やった!
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根本さん
社長はすごく喜びました。
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西野
聞いているこちらまで嬉しくなります。
人のつながりは大きいですね。
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根本さん
今回決まった要因は、石岡さんから北都銀行の出身のYさんを紹介してもらって、そのYさんから東京支店長を紹介してもらったことです。その前に笠松さんも動いてくれて。
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西野
SHEの輪でした。ところで融資の条件はどんな内容ですか?
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根本さん
3000万円を1年後に一括返済です。
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西野
販売先が決まっているからできるんですね。
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根本さん
売買契約書を交わしてありました。
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西野
70代の社長はどんなキャリアですか? いきなり風力発電に乗り出すのは無暴な感じがします。
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根本さん
むかし発電機の関係の技術者だったのかな。
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西野
発電分野に鼻がきくんでしょうね。そういうところも銀行は評価したのかも。資料作成で苦労したところはありますか?
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根本さん
事業計画書で売上高をどうするか、です。最終的には社長の販売計画がかなり明確な数字でできあがっていましたので、それに基づいて作りました。
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西野
保険は?
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根本さん
6月下旬に融資が実行されて、すぐに提案しました。
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西野
どんな内容ですか?
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根本さん
1億円の死亡保障で10年定期です。
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西野
社長の反応は?
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根本さん
「分かった」と二つ返事で。
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西野
恩を感じていたんでしょうね。
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根本さん
そうだと思います。私が言うのも何ですが。例えば銀行などで私のことを「販売計画をサポートしていただいているかたです」などと言っていましたから、私を信頼してくれているんだなと感じました。
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西野
銀行側も根本さんが保険会社の名刺を出しても違和感がなかったわけですよね。
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根本さん
最初から北都銀行のルートがあったので。紹介を辿るのって大事だと思います。話が早いですし。
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西野
五島さんはよく「みんなで成功を」と言うんですが、こういうことを指しているんでしょうね。
SHEの会員同士のつながりが生き、学ぶばかりか助けあえる組織でもあるというのはいい話です。ところで根本さんはいつごろ入会しましたか?
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根本さん
2014年ごろです。
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西野
HSC(現SHE財務基礎)は?
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根本さん
そのときはまだなかったので。
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西野
では、急な崖を登った感じですか?
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根本さん
最初は難しかったです。
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西野
財務貢献は何社くらいやってきました?
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根本さん
4~5社くらいやってきているんですが、社長の体調が悪くて(保険に)は入れないことがありました。
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西野
年齢の高い経営者なら起こりうることですね。
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根本さん
社長も悪いと思ったらしくて、役員らを紹介してくれて、保険につながりました。
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西野
恩を感じてくれていたんですね。
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根本さん
五島さんがよく言う「付き合うべき人」はこういう社長なのかもしれませんし、これも五島さんがよく言う「誰と、どんな話をしているか」は本当にそのとおりだと思います。
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西野
石岡さんとはSHE実践研究会で?
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根本さん
その前に、事業承継か何かの話をしてくださったことがあって、そのときから存じ上げています。
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西野
持つべきはSHEの仲間ですね。
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根本さん
考え方がしっかりされている人とお付き合いしていくことが重要だと思います。
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西野
侠(おとこ)気というものかもしれません。
秋田県という東京から離れた場所での新規ビジネスを、地元の銀行がどう見たか、興味がわきます。
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根本さん
大型の風力発電は洋上などにもうありますよね。秋田県でも洋上ではできているそうです。
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西野
日本海からの風が強く吹くイメージがあります。
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根本さん
ところがですね、秋田の人たちには何の恩恵もないそうなんですね。工事は全部東京から行くし、秋田県の雇用に直接結びつくことはあまりないし、経済活性化にもあまりつながらないし。
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西野
それは地元の銀行としては気になる面でしょうね。
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根本さん
「秋田に行くと本当にしなびちゃってて。みんなどんよりしちゃってるんだ」って。
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西野
社長は秋田出身ですか?
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根本さん
いえ、でも秋田に親類がいるらしいです。全然知らない地域ではないようです。
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西野
親類が。それなら、それなりに思い入れがあるのかもしれません。
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根本さん
自分が風力発電をやることで、今後土地を提供してもらったり工事をしてもらったり、いろんなビジネスチャンスや相乗効果が出てくるはずだから、貢献できるはずだと。事業計画の中の存在意義や強みですね。
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西野
秋田の銀行がシビれないわけがない。
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根本さん
と思います。この事業計画の作り方はSHEで学んでいて、重要ポイントだという教えがありましたので、そこを重視して作ったのが向こうに響いたのかもしれません。
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西野
大事な点だと思います。
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根本さん
それから、土地家屋調査士を急いで探していると社長に言われて。
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西野
土地家屋調査士。ふだんお付き合いがない職業ですね。
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根本さん
秋田はなかなか慎重な土地柄なのか、仕事を依頼して、それが5件10件とつながってくるからコストを安くしてほしいと伝えても、「そんな甘い汁は吸わない」という姿勢で。
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西野
めちゃくちゃ慎重ですねー。
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根本さん
よそから来た人に対して高いガードがあって。
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西野
どう解決したんですか?
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根本さん
倫理法人会に入っているので、秋田の不動産関係者を紹介してもらいました。
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西野
なんと。
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根本さん
不動産関係の人なら土地家屋調査士と付き合いがあるじゃないですか。そこで、秋田の土地家屋調査士を直接紹介してもらうんじゃなくて、秋田の倫理法人会の役員クラスの人を紹介してもらえないかと相談したのです。
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西野
倫理法人会はそんなこともしてもらえるんですね。
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根本さん
秋田の倫理法人会の人から「この人なら」という土地家屋調査士を紹介してもらったら非常にマッチして、いま動いてもらっています。
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西野
これも紹介で広がったんですね。紹介ってそんなに簡単な話ではないと私は思うんです。紹介を求める根本さんを相手はまず値踏みしますもんね。根本さんが変な人だったら紹介されません。紹介を求めた根本さんに対して人が動いてくれたのは、根本さんのお人柄です。
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根本さん
人のつながりがすごく大事だと思いました。SHEのメンバーのつながりもすごく大きいですし、倫理法人会もそうでしたし。そんなことを強く実感したのが今回の事案です。

-おわり-