継続貢献営業®とは

「継続貢献営業」とは、「つきあうべき経営者に長きにわたって貢献していくなかで、すべてを任せてもらえる営業」のことです。
保険営業マンのなかには、新しい顧客から新契約をいただくことが仕事であると、勘違いをしている人が多くいます。そうではありません。同じ顧客からでも追加で新契約をいただくことで保険営業マンとしての高値安定経営を実現していく。こちらのほうが、何倍も重要な考え方ではないかと思っています。

貢献とは、一言でいうと、「顧客の抱える問題解決を行なうこと」です。では、私たちがつきあうべき経営者が抱えている問題点とは何なのでしょうか。

国税庁のデータによると、中小企業のうち赤字の企業の比率は70%以上に達しています。
多くの経営者の抱える問題というのは、第一に、「お金が足りない」という財務的な問題と推測できます。
第二に、経営者の平均年齢は66歳であり、この20年間で19歳上昇し、2025年に70歳を迎える経営者数は245万人に達します。そのような環境のなかで、70歳を迎える経営者のうちの7割が廃業すると予想されています。全経営者の約60%が廃業してしまうのです。この問題を放置すると中小企業で働く650万人以上の雇用が失われ、このことによるGDPの損失額は22兆円に達するそうです。

中小企業が抱える「財務問題」と「事業承継問題」。保険営業マンは、どうやって問題解決のために尽力していけばよいのでしょうか。
「生命保険は顧客の問題解決を図るための部品であるとともに、顧客の未来を良くするための部品である」。これまでのように、節税を前面に出したような商品ありきの保険販売ではなく、あくまで顧客の問題解決の部品と位置付けた保険販売であるならば、多くの中小企業の必要性に合致するものと言えるのです。
結果として、保険営業マンとしての生産性も、高いレベルで達成することができるものと確信しています。