「1億5,000万円!」

ずいぶん前に大学時代の後輩で貸金業のFに金主としてお金を貸しました。貸した金額は、500万円から始り、最大1.5億円まで増えました。そして、Fはデフォルト(債務不履行)を起こし、貸したお金は返ってきませんでした。

しかも悪いことに、貸したお金のうち5,000万円は他人から借りたお金でした。

しかしながら、当時、進めていた自社のM&Aの株式譲渡対価でなんとか返済することができ、信用を失わずに済みました。

なぜ、こんな失敗をしたのか?
 
それは、人生成功に不可欠な『していいこと・してはいけないこと』の「原理原則」を知らなかったことと人生をBS(バランスシート)で考えられなかったこと。この2点です。
 
 
この原体験、一見すると失敗体験をしたときにどう考え、今後にどう活かすか? その思考が大事ですね。

原理原則

銀行でもないのに他人にお金を貸してはいけない。貸付金は悪勘定で0評価。ましてや他人のお金(借金)を貸すことは人生も経営も破綻させる」*こんな中小企業が多い

原理原則

「人に迷惑をかけない人生を送るにはBS(蓄積)人生を送ること」