2月のSHE本講座は元金融庁長官の遠藤俊英氏がゲスト出演されました!
2022年2月のSHE本講座は、元金融庁長官の遠藤俊英氏がゲスト出演され、講師・メンバー等との意見交換会(パネルディスカッション)を予定しています。
コロナ過の厳しい時期ですが、貴重な体験ですので、現地参加可能なメンバーの方は、是非、ご参加ください!また、現地参加できない方もZOOMでのオンライン参加をよろしくお願いいたします。
(※2月のSHE本講座は東京のみでの開催)
開催概要
日時 | 2022年2月10日(木曜日) |
会場 | TKP品川カンファレンスセンター |
住所 | 東京都港区高輪2-25-23 京急第2ビル9階 |
時間 | 14:00-17:00 |
パネルディスカッションの参加者(予定)
- 元金融庁長官 遠藤 俊英様
- 共同通信社 橋本卓典様
- BRAVEYELL株式会社 髙橋昌裕氏
- SHE講師 内田博之氏
- SHEメンバー 田口太彦氏
田口さんからの遠藤さんご紹介
今回、遠藤さん参加のきっかけを作ってくださったSHEメンバーの田口さんから、遠藤さんのご紹介文を頂きました。
捨てられる銀行4 「消えた銀行員」 地域金融変革運動体 (講談社現代新書)を読んで
遠藤さんが課長時代、部下たちが手痛いミスをする。野党からの追求を許す格好の材料に。部下たちは鎮痛な思い。そんな時、遠藤さんは『俺が国会で謝ってくる。お前たちは気にするな』明らかな部下の失態を叱責する事なく、頭を下げに平然と国会へ向かったという。
頭脳の明晰さでは甲乙つかない官僚の世界。懐の度量の大きさ、その人格を持って部下を統率する人間力が人物評となりトップへの道に繋がる。
(捨てられる銀行4 P.172〜173要約)
理想をはるかに超える上司像
理想をはるかに超える上司ですね。頭を下げる場所が国会ですから(笑)
なるべくして長官になられた方だと、強く感じました。
【内田博之さん講演時にお会いし、話をさせて頂いた時の印象】
2021年9月の「地域金融変革運動体東京」にて、内田さんが「保険業界と進めてきた企業支援」というタイトルで遠藤さんや金融庁の幹部の方に講演されました。幸運にもワタクシも参加する事が出来ました。その時の遠藤さんの質問等から『あぁ、遠藤さんは、こんなふうに感じられているのか』と思った事をメモしていました。以下、それをまとめものです。
『私が金融庁在籍時のイメージは、保険会社なんて決して褒められたものじゃない。国税局のスキを見つけては、節税保険を新たに作り売りまくる。
ところが、現場のSHEの皆さんは、自腹切って学び、熱い想いを持って、法人に入り込んで支援をされている。皆さんは、何で保険会社や金融機関の人たちと行動パターンが違うのか!?』
(以上、田口メモ編集)
遠藤さんがSHEにお越しくださる理由
最後の二行だと思います。今回、遠藤さんがSHEにお越しくださる理由は、ここだと思っています。
特に金融機関とのギャップ。
心理的安全性のもと、会員の皆さまのストレートな想い・意見を聞きたいと思われているのではないかと察しています。
※あくまで、田口が受け取った内容です。誤解されませんように。
菅野大志さんからもご紹介メッセージを頂きました
遠藤さんをよくご存知の、菅野大志さん(デジタル田園都市国家構想実現会議事務局/ ちいきん会 事務局長 )からも田口さんを介して、ご紹介メッセージを頂きました。
事務局長
面倒見のいい、親分
遠藤さんは、面倒見のいい、親分です!
現場を知りたいそんな方です!
来るものは、周りが断らない限り断らない方です!
金融機関・霞ヶ関方々、SHEに関心を持って頂いています。嬉しいですね!
田口太彦
遠藤 俊英氏プロフィール
1982年東京大学法学部卒業。国家公務員上級試験(法律)を受け、旧大蔵省(現財務省)入省。入省同期に、前財務事務次官 福田淳一、前国税庁長官 佐川宣寿、元国税庁長官 迫田英典、元税務大学校長 田中修、参議院議員 片山さつきなどがいる。
1984年英国ロンドン大学に留学(経済学修士)。2002年金融庁証券取引等監視委員会特別調査課長、2004年監督局参事官、2005年監督局銀行第一課長、2007年総務企画局参事官兼信用制度参事官、2008年検査局総務課長、2009年総務企画局総務課長、2010年監督局参事官、2011年監督局審議官、2013年6月総務企画局審議官兼財務省関東財務局金融商品取引所監理官、2014年7月検査局長、2015年7月より金融庁監督局長。2018年7月金融庁長官。長官就任後も自宅がある長野県軽井沢から片道2時間もかけて通勤している。2020年7月金融庁長官退任。2020年11月ソニーシニアアドバイザー就任。2020年11月リッキービジネスソリューション顧問就任。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』