今後ますます増えていくと言われている再生案件、そして2025年問題が目前に迫っている事業承継、
それらの社会課題に真正面から取り組むのが4月開講の『事業再生・M&A講座』です。
今日はその前身となる『銀行取引・事業再生講座』を受講された瀧田克博さんにお話しをお聞きしました。

事務局 立藤

■当講座で学べたことは何ですか?

瀧田さん

銀行に関する知識。内田先生が決算分析講座等で少しずつ教えてくれる銀行関連の知識を、体系的に学べたと感じています。

5年−10年ルールの使い方。自分自身の経験も浅いこともあり、財務基礎講座で初めて聞いた際に「へーそうなんだ」とは思っていましたが、この講座で改めて学ぶことで理解レベルの低さを補うことができました。

事務局 立藤

■学んだことでご自身の提供価値がどう変わりましたか?

瀧田さん

銀行や融資に関する話題が出ても臆することがなくなりました。
銀行出身者でない自分にとって、理解しきれていないところはもちろんあるとは思いますが、借りた金をきちんと返すという当然のことを原理原則として考えることができるようになったと感じています。

それまではどちらかというとクライアント側に立ちすぎた解釈をしていたところがあり、銀行側の視点が不足していたと感じます。
税理士さん経由で、赤字債務超過の会社さんと面談する機会があり、5年−10年ルールに基づいて情報提供をしたところ「もっと早く出会いたかった」という言葉をいただきました。

事務局 立藤

■実際現場でどう活きていますか?
(どう実践されていますか?)

瀧田さん

まだまだ実践不足は否めませんが、保険の営業「だけ」を考える場合、ある程度の利益・キャッシュを持つ企業にしか話をする材料を持っていませんでしたが、事業再生の知識によってあらゆる企業に価値提供ができるという感覚を持つことができ、相手のお困りごとを解決をするスタンスをより強く持つことができていると実感しています。

事務局 立藤

■SHEメンバーへのメッセージがあればお願いします

瀧田さん

1日も早くSHEでの学びを成果へと繋げたいと思い奔走している方は私以外にも多くいらっしゃると思います。
 そのためにさまざまな大学院講座を受けていますが、事業再生講座はかなり毛色が違ってゼミのような印象を感じます。
ロープレや発表で直接的にフィードバックをしてもらう機会が多く、その中でも直接的に答えをもらうだけでなく、答えを出すために頭を捻らざるを得ないことも多いです。

 負荷が高いと感じることも多いですが(笑)、講師陣の熱量が高く、おかげで五島塾長の考え方が腹に落ちる瞬間も多く訪れるので本年度もお世話になろうと思います。多くの方と共に学べると嬉しく思います。 

事務局
立藤真也

SHE会員の皆様へ

瀧田さんのお話からも『事業再生・M&A講座』は社会的意義の高い講座と言えると思います。
真正面から社会課題に取り組み、社会から不可欠な存在となっていきましょう!